X Design School 第4回ユーザーインタビュー

バイアスがかからない質的調査

フォトエッセイが、質的調査の中でも効果的な手法であると紹介された。
テーマに対して、自分の目線に合わせた構図写真と、周囲を含めた全体写真、それに300文字ぐらいで文章を書いてもらう手法。
他の調査法が他者が観察する手法に対して、フォトエッセイはユーザー自ら作成して、内省を行うというのが特徴的。
これを聞いて思い出したのは、電波少年やあいのりで、出演者がその日の出来事を日記に書いていたこと。視聴者が、それぞれの出演者の日記を通して、深層心理を想像するのが醍醐味だったのかも…。

なぜときかないインタビュー

https://www.teisei-ishin.co.jp/vol47
これは、講義では全く触れていない部分。
X Design Schoolの2年前ぐらいに、別のスクールでUXUIコースを取った時に、「インタビュー時になぜときくな」と言われて、コテンパンに叩かれた授業がある。なぜと聞くと、責められている気がする+理由=言い訳を考えてしまうから、インタビューではなぜときくなと言われている。
インタビューで、直接理由を聞くのではなく、時系列で体験を引き出し、その中でユーザーの潜在的ニーズを読み取っていくという話だ。
ただ、インタビューだと、回顧型になってしまうので、どうしても嘘が混じってしまう。インタビューで本当のことを見つけるのは難しいというお話も。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?