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【R-18】中国の女装垢と日本の女装垢を比べて分かったこと

まず、この記事のタイトルの「女装垢」は

性的な内容を多分に含むアカウントのことを示しているので、それらについて扱う本記事も18歳未満の閲覧は控えて頂きたい。

さて早速本題に入っていくが、本記事を書くきっかけについて軽く語りたい。

「女装」というのは非常に懐の深い趣味であって、Twitterでも幅広い年齢・顔面の男性がインターネッツに姿を惜しげも無く晒しては毎晩日本の各所で白い噴水が上がっている。

私もTwitterなどで一晩のお供を探すのに労力を惜しまないクチであるが、齢40以上の化粧ノリも悪そうな「熟女装」や完成度が恐ろしく低く人様に見せるにおおよそ達しない"醜態"をあられもなく載せる「汚装」などに当たると、この世の見なくていい所にあった部分を直視してしまったような、河原の石をひっくり返したら虫がビッシリいた時のような、そんな精神の消耗が起こる。

その点、万フォロワーを抱える大手女装垢がRTしてくる中国の女装アカがハズレが無い事に気付いた。

もちろん言語の垣根を越え異国の界隈においても人気が出たのだから、本国の界隈での上澄みであり代表と考えたら当然だが、ひょっとしたら中国にはレベル高い女装しかいないのでは?中国に「汚装・女装」などいるのか?

以上が本記事を書くに至った経緯である。

その"研究"での気付きを挙げていく。

1.レベルが高い

きっかけで書いた内容と被るが、これは日本勢を上回るものだと言わざるを得ない。

顔、スタイル、プレイ内容、コスプレの完成度、化粧の上手さ、加工技術、何から何までレベルが高い。

フォロワー2ケタでお世辞にもかわいいとは言えない女装垢はいくつか見つけたが、人口比の母数からしても日本よりはそういった低レベル女装垢は少なく感じた。

ここからは考察に入るが、彼ら(性自認不明のため便宜上)は映り込む部屋の生活感からしても金持ちである。女装、裕福オタクの趣味説。

一人っ子政策によってより家庭の投資が集中し、清潔感や技術の向上が容易だったことが女装としてのレベルを押し上げた要因の一つと伺える。

さらにこの一人っ子政策は中国じゅうに深刻な「男余り」をもたらしており、このことも女装ックス文化の発展に一役買っただろう。中国の「男余り」に関しては下の記事が詳しいので参考までに。

https://www.rieti.go.jp/jp/special/special_report/076.html

2.熟年がいない

いわゆる「熟女装」だが、これは探しても探してもいなかった。しかしこれには明確な理由があった。

先ほど一人っ子政策を出したので勘の良い方は分かるだろうが、中国の同性愛事情は常に中国共産党に左右されて来た。戦後は法的に無問題な(ノータッチとも考えられる)時期があったが、毛沢東による文化大革命以降は流氓罪(日本語ではチンピラ罪と訳される)として同性性交は刑罰の対象となった。鄧小平が毛沢東路線から大きく舵を切ったことによって20世紀末に非犯罪化され、精神疾患リストから同性愛が消えたのは2001年になってからであった。

つまりそれより前は女装や男色といった文化は表向きには無かったことになるし、歴戦の「熟女装」がいないことにも納得が行く。つくづく日本で認められる自由には感謝せねばならない。

3.個人トーク好き

中国の女装アカのプロフ欄には何やらIDが掲載されているが、これはQQやWe chatといった、日本で言うところのLINEやカカオトークみたいなSNSのIDである。

このように他SNSのIDをプロフに載せるのは、日本では少ない。

4.野外大好き

さっきまではちょっとマジメな話をしたが、ここからはちょっとエッチな話を。

アストルフォなり原神のキャラであったり、各々の女装コスに着替えて夜の街角に繰り出しては聖水、精液、尻から牛乳など各種液体をアスファルトに撒き散らしているアカウントは全く珍しくない。もはや中国エロ女装垢の文化となっている。やはり広大な中国だからであろう、こういった土地をふんだんに活用した大胆な野外プレイ文化はおおいに結構である。

(さすがにテニスコートでやってたのは引いたけど)


5.尻毛を剃らない

日本でウン千ウン万フォロワーいて肛門周りに毛が生えてる女装アカがいただろうか?

中国にはいる。それも一定数。

一応、中国女装垢全体としては全剃りが多いのだが。

肛門を中心に描かれたコジ〇電気の旧ロゴみたいな尻毛は肛門を肛門たらしめており、ツルツルの前面とのコントラストがこれまた一興。

どうやらこれも文化的な側面があるらしい。

このサイトからの引用になるが、なんと

中国ではそもそも「むだ毛」という認識自体を持っていないと言われており、中国人女性の42%はワキ毛を剃らないというデータもあるほどです。(2010年7月20日~7月28日/上海在住のネットユーザー18~50歳女性50人対象/インフォブリッジ調査による)

だそうで、無駄な毛という考えをそもそも持たないようだ。

「身體髮膚 受之父母 不敢毀傷 孝至始也」

中国の古典『孝経』の一節であるが、つまり「親から授かった体の髪の毛や皮膚に至るまで大事にすることが親孝行だよ」という内容である。ここに体毛を剃りすぎない文化の由来が見えて来そうである。


あとがき

最近お気に入りだった中国女装がアカ消ししてしまい傷心中だが、いついなくなってしまうか分からない紙一重感も中国女装の儚さである。

すこれるうちにすこっておけ。

おしまい!

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