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【G1回顧・大阪杯】困る決着

年度代表馬にして現役最強馬エフフォーリアと快速逃げ馬ジャック以外の一騎打ちが期待された今年の大阪杯

しかしレースは意外過ぎる結末を迎えた

そして個人的にはちょっと困る結末でもあった

9着エフフォーリア

誰がこの結末を予想出来たであろうか。単勝オッズ1.5倍でまさかの9着。敗因は様々なものが考えられるが、1番の敗因は位置取りであろう。もう少し前で競馬できていれば全く違った結末になっていたはず。さらにレース後半でも馬が反応しているように見えなかった。これがいわゆる「エピファタイマー」なのだろうか。一説によるとゲート内で顔をぶつけていたことが囁かれているが真偽は定かではないあめ今は続報を待つしかない。なんにせよ残念なレースであったことには変わりはない。

5着ジャックドール

2番人気で5着との結果になった。前走はレコード決着の金鯱賞。そして中2週であのハイペースの逃げとなってはスタミナ切れを起こすのは必然。他の馬もハナに行こうとしたため、この結末は仕方ないだろう。レースをここまで盛り上げてくれたことは本当に有難いし、よく頑張ったと賞賛の言葉を贈りたい。調教師の話では落鉄していたらしいので、5着でもよく掲示板に残ったとも言える。この馬がG1でもおそらく戦えるだろう。ただ「令和のサイレンススズカ」と呼ぶほどの実力があるかは不明瞭なままレースが終わってしまった。

2着 レイパパレ

終わってみれば3強の中で最先着にして、3強の中で唯一株を上げた馬となった。これで2年連続の大阪杯連対となり、阪神成績を3-1-1-1。逃げる以外の選択肢でも十分に戦えることということがわかったので、宝塚記念では本命で行きたい。

1着 ポタジェ

おめでとうポタジェ!よくがんばったよほんと!

クビ差の1着で悲願の重賞初制覇がまさかのG1となったポタジェ。勝ちきれないレースが続いた中で年度代表馬を倒しての重賞初制覇は本当に天晴れ。

勝負の分かれ目となったのはやはり位置取り。しっかりと前で競馬することができ、さらに馬場も味方になったことで勝利の女神が微笑んだと言ったところか。

ディープ×デピュティミニスター系が1着2着、さらに6着にもハーツ×デピュティミニスター系が15番人気ながら来ていることを考えると馬場はこの馬に向いていたのは明白。しかしこの競馬ができればこれ以降も期待できるだろう。

あと個人的な話になるが、ポタジェとスカーフェイス、どちらにするか悩んだ末にスカーフェイスをワイドの軸にしてしまった。本当に後悔している。まあでも応援してたポタジェが勝ったからいいかな!まあまあ面白かったレースだったわ!ありがとな!!

3着アリーヴォ

小倉の専用機の汚名を返上した見事な3着だった。後方からの馬では最も上位に来ているので、展開に恵まれたラッキー3着ではなく、実力で掴んだ3着なのは間違いないだろう。さらにレース1週間に決まった鞍上でこの3着は、どこか大物の気配もしてくる。4歳世代の怪物はここにもいたということか。本当に恐ろしい世代である。

追記 なんてことない話だが、アリーヴォは今までに7人の騎手を乗せており、武豊で8人目の騎手となったが、11戦で8人はかなり多い方だ。うん、それが言いたかっただけです。笑


なぜ困る結末なのか

個人的にはこのレースが終わる頃には今年の芝中長距離戦線の勢力が読み取れると思っていた。しかし結果はエフフォーリア9着、ジャックドール5着である。しかもエフフォーリアはゲート内での怪我、ジャックドールは落鉄というように力を出しての負けなのかもわからず、敗因も本当にそれなのかはわからない。一説では落鉄による影響はそこまで大きいものでは無いとの声もある。よく言えばまだ楽しめる要素が残ったとも言えるが、わからないことも増えてしまった。そんなレースであった。

まあでも予想する楽しみが増えたからいっかな!

来週は桜花賞や!とりあえず勝つぞ!!

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