【東京新聞杯】マイルGI路線に殴り込むのは?

東京新聞杯は春のマイル路線を占う重要なレース。2018年には1着のリスグラシューがヴィクトリアマイルで2着。さらに翌年だがリスグラシューはグランプリ連覇を達成。同年の2着のサトノアレスは安田記念で4着。2019年に1着になったインディチャンプは春秋GIマイル制覇を達成。あまり言われてはいないが隠れた出世レースであるのがこの東京新聞杯。


 さて、そんな出世レースである東京新聞杯の予想を発表したい。

本命 イルーシヴパンサー
対抗 カテドラル
単穴 ケイデンスコール
連下 ケイデンスコール カラテ ヴェロックス

本命 イルーシヴパンサー
本命はこの馬に決めた。3歳春の皐月賞までは芽が出なかったが、6月の1勝クラスから3連勝でOP入り達成。勢いがあるハーツクライ産駒は積極的買いというのが持論なので、今回もその持論に従いたい。さらに3連勝の舞台は3戦とも東京競馬場であること、ハーツクライ産駒が東京新聞杯を得意としていることなど、怖いぐらいに好条件か揃っている。よってこの馬を2022年東京新聞杯の本命馬に指名する。ここを勝ってマイルG1戦線に殴り込みをかけてほしい。

対抗 トーラスジェミニ
想定オッズの段階ではどこのサイトでも2桁人気だが、それが私にはわからない。昨年の安田記念では1着馬に0.4秒差の5着。七夕賞ではクビ差ながら勝利。その後は3戦連続で2桁着順なので安定感は全くないが、最大火力を安田記念の時と考えたら今回のメンバーで最も能力が高い馬はこのトーラスジェミニで間違いないだろう。不安要素は全競争成績で2着は1回、3着になったことは0回という安定感の無さである。買うなら頭固定かヒモといったところか。繰り返すが安田記念でダノンキングリーとグランアレグリアに0.4秒差に迫ったこの馬である。当日のオッズで2桁人気などあり得ないだろうが、この春最も人気と実力が乖離した馬になるだろう。

単穴 カテドラル
G3で4戦連続の連対中。このレースで最も安定感はのある馬は間違いなくこの馬である。ただ負ける時はあっさり負けるので過信は禁物。東京1600mでは大敗もあるがNHKマイルカップ3着や昨年の東京新聞杯2着の経験があり苦手とはしていない。さらにこの東京新聞杯に相性の良いハーツクライ産駒というのもプラス材料。あまり得意としていない外枠に入ってしまったが、この馬の武器である追い込みの末脚を活かせる可能性は上がったのではないだろうか。不安材料は、東京競馬場が開幕週で高速馬場が予想されているところである。最後方からでは追い込みが届かない可能性も決して低くはない。届かないのか、届いて馬券に絡めるかのか、それとも勝ち切るか、それは神のみぞ知ると言ったところか。

連下 ケイデンスコール
単純な実力だけで考えたら1番手評価したい。しかしこの馬だけ斤量59kgはさすがに厳しい戦いになると予想し連下という評価になった。昨年は中京1600mで行われた京都金杯と読売マイラーズカップを勝利。中山記念では2着。G1レースでは着外が続くも実力を見せつけた年となった。今回は59kgだが、ケイデンスコールの可能性に賭けると言うことで連下として期待したい。

 その他連下 カラテ、ヴェロックス
昨年の勝ち馬であるカラテと復活を期す怪物ヴェロックスを指名したい。カラテは昨年の勝ち馬なので言わずもがなだが、ヴェロックスは人気を落としている今が買い時ではないだろうか。想定でも2桁人気との予想が多数と非常にお買得になっている。クラシック3戦で全て馬券に絡んだヴェロックスがこのままで終わるはずはない。怪物は絶対に帰ってくる。

個人的にプリンスリターンも気になっていたが、抽選を通れなかったので残念。

本命 イルーシヴパンサー
対抗 トーラスジェミニ
単穴 カテドラル
連下 ケイデンスコール カラテ ヴェロックス

以上が私の2022年東京新聞杯の予想である。

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