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【大阪杯】エフフォーリアの不安材料

1.長距離輸送を苦手可能性がある。
いきなり重箱の隅をつつく程度のことになってしまう。しかしこれが最も大きいのではなかろうか。エフフォーリアにとって大阪杯が2回目の長距離輸送にして、初の関西圏への遠征となる。
エフフォーリアが1度だけ経験している長距離輸送は新馬戦の札幌である。その新馬戦は勝利したものの、2着馬に4分の3馬身しか着差がない。新馬戦とはいえども怪物エフフォーリアが勝利したレースの中で最も着差が付いていないレースである。これは多少パフォーマンスを落とてしまってした可能性もあるのではないか。無論新馬戦でそんな無理はさせないにしても、後の活躍具合を見ているとそう思ってしまうのも致し方なしか。ただ事実として長距離輸送の経験が新馬戦しかないのは事実。そこに1番の不安点があると言っていいだろう。


2.エピファネイア産駒早熟説

まずエピファネイア産駒で古馬になってから活躍した牡馬はアリストテレスのみ。そのアリストテレスの古馬以降の勝利はAJCCだけだが斤量が他の牡馬より1キロ軽い。にもかかわらず3着の5歳馬ラストドラフトに0.1秒差というのは如何なものか。そして斤量が他の牡馬と同じになった次走以降は0-1-0-5と菊花賞でコントレイルにクビ差まで迫った怪物の片鱗は全くもって見えない。これはエピファネイア産駒が早熟で斤量が影響する馬が多いからではないだろうか。

もっと言ってしまうと…

エピファネイア産駒は、古馬になってから増える斤量分の成長ができていない産駒が多いのではないか…?

たしかにエフフォーリア強い。3歳で秋の天皇賞と有馬記念を勝利したのはものすごい快挙だ。

ただ、有馬記念の2着馬ディープボンドとの着差は3/4。タイム差は0.1秒。斤量はディープボンドが58キロに対して、エフフォーリアは56キロ。

2キロ軽いにも関わらず0.1秒差

つまり斤量分の成長ができていなければ、ディープボンドクラスの馬なら十分に逆転の余地はある。

よってエフフォーリアが成長していなければ磐石の一番人気とはならないし勝てるかどうかも怪しいレースとなる。

3.エピファネイア産駒が阪神を苦手としている説
なぜエフフォーリアは関西圏への輸送がなかったのか。もしかすると、傾向的に見てエピファネイア産駒が阪神競馬場を苦手としている可能性があるのではないだろうか。古馬G1で阪神競馬を走ったエピファネイア産駒の牡馬はアリストテレスのみ。そして結果は9着と大敗。


4.鞍上・横山武騎手

まず最初に誤解のないように言わせていただく。横山武騎手が下手だと言いたいわけではない。

まず横山武騎手は若手No.1のジョッキーだ。しかし先週は1番人気レシステンシア6着に沈めてしまい、レース後に「なんで負けたんだろうという感じ。したい競馬はできたんですが」と発言している。素人目に見ても、負けた原因は重馬場をペースで行ってしまったことに尽きるだろう。横山武騎手の発言が陣営からの指示や何かを隠す意図ならなんら問題はないが、本心で「なんで負けたんだろう」と敗因が分析できていないのならば大阪杯においても不安要素となる。なぜならば馬場やペースを考慮した騎乗ができていないのだから。

https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2022/03/28/kiji/20220328s00004048143000c.html


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