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プロスピAのZEEさんの大会配球

2021/09/10(生放送)混戦の上位を駆け抜けるぞのアーカイブ最初の五試合を参考。

プロスピAで行われた球団別のプロを決める大会に参加されていたZEEさんの配球をデータにしてみました。配球データを見ることによってどの場面でどの球を選択すればいいのかの参考にして欲しいです。

日本ハムの打線の特徴として上位打線は大谷や小笠原等左の強打者が並びますが下位打線は、守備重視の選手が並びます。そこを踏まえて配球されていたと思います。

大会後半の対猛者で打ち込まれた試合を中心にデータを集めて大会の配球はどのようにしていけばいいのかをまとめてみました。

ZEEさんの打たれ出したの対左打者配球

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被打率は3割近いものになっています。

アップデートによってアウトコースが引っ張ると飛ばなくなったことによってアウトコースの投球率がどんどんあがってきました。ZEEさんもその傾向が強く内外と満遍なく投げています。しかしここでリアル軌道のデータですがVIPさんの配球データを見てみると、

VIPさんの対左打者抑えた時の配球

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外角の投球割合は、約25%になっています。リアル軌道のデータですので参考にならないと思いますが外の球は多すぎてもいけないのです。やはりインコースが俄然打ち取りやすい環境なのは間違い無いのでリアタイの投手によって違いますが打たれ出したらそこを少し意識してみるといいかもしれません。

ZEEさん打たれ出した時の対右打者

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被打率は4割近いものになっています。

ここでは逆にアウトコースが大部分を占めています。打球方向も広角に打たれており焦ってボール球が増えているような印象です。

動画でも勝負を焦りすぎたという発言もされていたことから落ち着いて相手の苦手なところをつく必要があったと言えるでしょう。

ZEEさんの球種別被打率等(打者目線)

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大会のフェードは、やはり速い球と高めをどこで使っていくかで配球していくのが基本になります。やはり打たれている時は高めが少ないですね。本来有効の筈のストレート系が13打数5安打と打ち込まれています。球種の選択については、ばらつきがあり絞らせない工夫が見えてすごいのですが、高低を意識していければもっと防御率が良くなっていくとおもいます。

ZEEさんの打たれた出した時のカウント別の球種

対左打者


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対右打者

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球種の配分は全体的には、均等に投げていますが追い込んでからの球種に偏りがあるように感じます。特に追い込んでからツーシームをほとんど投げていません。勝負を避けるあまり曲がりが大きいフォークやスライダーを選択しているように思います。ここは思い切って速い球を使っていくことも絞らせないという面では、必要になってくると思います。

まとめ

ZEEさんの投球の特徴は、投球間隔が速く相手に考えさせる時間を与えないところだと思います。

そこを活かして配球していけている時は、確実に抑え込んでいます。

左右高低の使い方球種を絞らせないところを打たれ出した時こそ意識していくことがリアタイにおいての配球でとても大切になってきます。

今後の参考にお願いします。


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