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「プロスピA」VIPさんのリアル軌道の配球

リアルタイム対戦の環境も大分変化していき各プロスピユーザーさんは苦労しているのではと思います。そんななかダルビッシュ杯というすさまじい大会が開催されたことによってリアル軌道を練習しなければならなくなりプロスピ界のリアタイ勢は苦労に苦労を重ねていました。

そんなダルビッシュ杯が終わり落ち着いたところで次回リアル軌道の大会が開催された際によいスタートダッシュが切れるように復習していきましょう

すべてが手探りでどの投手が通用するのかよくわからない状態が続いていましたので、VIPさんの配信の最終日の試合をデータにしました。

まずは、VIPさんの投球についてです。

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対左打者と対右打者分けてあります。

スプレーチャートを見ても今大会でのアウトコースを流す大切さがよくわかったと思います。それでは詳しくデータを見ていきましょう。

最終日のデータなので猛者との勝負になるはずですがVIPさんは被打率は,210と抑え込んでいます。とても参考になるはずです。

まず目を見張るのは、外角への投球割合です。前環境であるならインコース主体で外角は見せ球程度で投球全体の約10パーセントでしたが今回の大会は全体の約30パーセントも投球しています。外角が飛ばなくなるアップデートに加え、リアル軌道の特異性を加味すると大体この割合くらいが打たれないバランスなのでしょうね。みなさんも猛者への投球の際は外角は30パーセントを意識してみましょう。

ちなみに今回のダルビッシュ杯右投手の採用率がとても高かったです。その影響のせいなのかわかりませんが右打者の方が成績を残しています。おそらくツーシームが右対右だと内に入ってくる軌道になるので内に張っている打者が打ちやすいからなのではと推測します。なのでリアル軌道の際は広角持ちじゃない限り右打者を優先するのもいいかもしれません。

次に球種別の打率です。

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このデータでリアル軌道の特異性が見えてきます。

着目する点は、曲がる系の投球数と被打率になります。ランク戦では恐らく曲がる系の投球がそもそも少なくそして被打率も高くなっています。しかしリアル軌道にあっては懐かしの「スラカット」が通用するため多投しています。

しかし、左打者には,182と通用していますが右打者には,250と打ち込まれています。

その要因として面白いことにリアル軌道の場合左打者はインコースに苦しめられ右打者はアウトコースに苦しめられています。今回の大会は右投手が多かったということで右投手の対角線上(キャッチャー目線で右側)に投げると被打率がぐっと下がることがわかりました。みなさんも実践してみてください。

そして高めは左右関係なく打てていません。ストレートやツーシームが主な投球割合になってきますのでそこへの対応もリアル軌道は大切になってきます。

次に各球種の投球の割合です。(ロッテ石川選手の高速シンカーはデータアプリの都合上チェンジアップとしました。)

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カウント別の投球割合はバッターとの兼ね合いがあるのでそこまで参考になりせん。見るべきは「スラカット」とストレートの投球割合がとても多くなっているところです。ランク戦ならこの二つの球種の投球割合の半分はツーシームでした。

あとカウント球にストレート系が多く逆に勝負球にストレートが少なくなっています。これは現実の野球に近いものを感じました。さすがリアル軌道ですね。若いカウントでストレートという餌をまき勝負球の変化球で抑えるというVIPさん配球をみなさん真似しましょう。

ストレートの有効性と懐かしの「スラカット」をどれだけうまく使っていくかがリアル軌道の鍵になってきます。

次は球種別の詳しい被打率とカウント別の被打率になります。

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球種別のデータを見る限りストレートとスライダーの威力はすさまじいです。ツーシームよりストレートスライダーの方が打たれていないのですからリアル軌道の配球は面白いですね。

逆に被打率が上がってしまっているのが落ちる系の「フォークスプリット」で左右の打者に関係なく打たれているような印象です。この「フォークスプリット」をランク戦のようなスライダーカットくらいの割合で投げていくのがベストだということが判明しました。みなさんも「フォークスプリット」投げる際はきをつけましょう。

以上の点を踏まえるとストレートが速くスライダー系の変化球が豊富なダルビッシュ投手、前田投手、大谷投手、なんかも面白いかなと思います。あと右投手が多すぎることから左の先発投手を採用することも検討していくと抑えれる確率がどんどん増えていくと思います。

あくまでデータの話ですので参考にする程度が一番いいかと思います。頭にないよりはましという思考でデータを上手く活用できたものが勝負の世界で勝ち抜ける人たちですどうかみなさんが勝負に強くなれますように。

そしてわからないことや他に詳しく知りたいことなどありましたら私のTwitterまで連絡して下さい。答えれる範囲でしたら答えれるようにしますのでお願いします。

次回は、VIPさんのバッティングデータ解析になりますのでお楽しみに。

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