【SVダブル S11使用構築】高圧ビート【レート2006 最終43位】
構築経緯
1 ガチグマ使いて~、アローラキュウコンも使いたいからこの2匹並べて軸にするか
2.壁下のオーガポン強そう
3.相手のトルネロスがきついからこっちもトルネロス追い風しよう
4.追い風するならウーラオス欲しいわ
5.先制技きつすぎ、トリルきつすぎ→リキキリン入れとくか
6.アローラキュウコン、ハバカミでよくね?
この構築において壁が必要だとも感じず、アローラキュウコンで吹雪撃ってるだけだったのでハバカミでよくね?ってなる → トルネロス+ハバタクカミorガチグマ先発で範囲技撃って相手を削り、裏のアタッカーでスイープするという方程式が意図せず完成した。
7.構築完成
個体紹介
ハバタクカミ
141(84)-x-83(60)-193(164)-156(4)-180(196)
H-B : パオジアン意地不意打ち14/16耐え
S : 最速トルネロス抜き
C : 余り(Cブーストさせたい)
技はマジカルシャイン、シャドーボールで十分だと感じており、守る確定で残り1つの技に凍える風を選択した。S操作で有利を取れる他、Cブーストのおかげで氷4倍勢に対していい削りを行うことができた。
Cブーストのおかげ(多分)で、相手が初手でテラスタル切ってくることが多々あったので、こちらの立ち回りを安定させてくれることに非常に大きな役割を果たしてくれた。
オーガポン
187(252)-168(100)-104-x-116-150(156)
S : 準速ウーラオス抜き
A : 余り(偶数)
草技は大して打点を求めていなかったので、回復しながら殴れるウッドホーンを優先。ニードルガードは最強。残り1枠は、でんこうせっかと入れ替えながら使用していたが、最終的には、オーガポンでテラスタル切らなかった際に置物になりがちで、隣のアタッカーを動かした方がアドが取れるといった盤面が多かったのでこの指とまれになった。
追い風下の炎オーガポンはさすがに強い
トルネロス
186(252)-x-91(4)-145-100-179(252)
H : 硬すぎず柔らかすぎないちょうどいい耐久目安
→硬すぎて盤面に長く居座られたら無駄に追い風ターンを消費してしまう、逆に柔らかすぎても役割遂行しづらくなるため、H振り切りのみが体感丁度よかった。
S : オーガポン抜きたいので最速
木枯らし嵐 , 追い風 , 挑発は確定。残り1枠は自由だが、汎用性が高いとは言えない天候書き換え技を入れるよりも、削りやS操作を行える凍える風を優先した。このおかげで、おんみつマント持ってるのでS操作においては絶対的に有利を取れるようになり、常に上から動けるといった盤面を容易に作り出すことができた。木枯らし嵐は当たればラッキー程度の感覚なので基本は凍える風撃ちます。
テラスタルはゴーストだが、こいつに切ったことは一回もないのでなんでもいいです。
隠密マントは上記でも触れている通り、猫騙し対策というよりも凍える風等でSダウンしないという面が大きい。
ウーラオス
175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)
ぶっぱ
追い風構築は守るでターン稼がれることに弱いので、ウーラオスは必須。突出して言うことはないが、水オーガポンが環境に一定数いるのでインファイトは必須だと思いますねえ。
一撃じゃなくて連撃の理由は、相手にテラスタルを切らせる性能が高い、炎オーガポンとの攻撃補完を考慮したのと、ウーラオスに弱いウーラオスを個人的に使いたくなかったから。
行動保証が欲しかったので襷、ウーラオスはタスキが一番つええです。
リキキリン
216(164)-x-129(220)-130-106(124)-80
H-B : パオジアンの意地噛み砕く、オーガポン陽気テラ+1蔦棍棒耐え
D : 余り
当初先制技とトリックルームを同時に対策できるポケモンとして構築に入ったポケモンだが、こいつ1体だけだと全く対策にならないと気付いて以降、選出率が激減してしまったが、ある程度見せポケとして機能してくれてたと感じることは割とあったので、最後まで構築に入れていた。
置物になることが多々あるのでサイドチェンジを入れて相手に択を押し付けたり、ガチトリルを封殺したりで技構成はこれでよかったのかなと
持ち物は正直何でもいいが居座り性能を考えてオボンにしてある
ガチグマ
195(52)-x-140-205(252)-111(204)-72
H-D : C振り切った際の耐久指数最大
このルールで一番使いたくて一番最初に採用されたポケモンだったが、単体性能が高すぎて最後まで残った。
先制技があるとはいえ鈍足ポケモンなので、耐性を変えるテラスタルを選択(前提として、あまりこいつにテラスタルは切りたくない)。相手の倒せる想定を崩してダメージを稼いで、裏の圏内に入れてくれることで役に立った。
持ち物は当初から対面性能の高さを買って採用されているのでずっとチョッキのまま。
主な戦術パターン
・トルネロス+範囲攻撃→スイープ
トルネロス+ハバタクカミorガチグマを初手投げして、削りつつ追い風を残して後発のウーラオスオーガポン(ガチグマ)の圏内に入れる。追い風構築ミラー時は、挑発や凍える風を駆使して素早さ操作を積極的に行う。基本選出。
・対面構築ムーブ
トルネロスやリキキリンといったサポートは選出せず、アタッカー4体出してボコボコ殴るだけ。主にヘイラッシャや中速相手。
・リキキリン展開(→赫月ガチグマ)
天候パや追い風ミラーで不利を取ると判断した場合やトリックルームを封印したいとき。リキキリンのみでは先制技の対策にはならない為、これ目当てのみで選出は行わない。
相手の構築見て、通りそうなパターンをとって選出。相手にテラスタルを先に切らせることを理想とし、こちらは攻撃的なテラスタルを切り火力で制圧するような立ち回り方を基本とする。
総括
この構築は相手にターン稼ぎされやすく、また積極的なS操作により縛り関係も明確化するため、相手の交代や守るを読む必要がある他、追い風を後続に残さなければならないといった高度なプレイングを要求されるため、使用難易度が高い。全体的にテツノツツミ舐めてますが立ち回りでどうとでもなるのでもし使う方は頑張ってください。
オススメはしないが、適切に扱えるなら1位取れるポテンシャルはあるはず
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