【ダブル S8】影踏みドラパテラキ【最終62位/レート1967】

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1.はじめに

構築記事を書くのは今回が初めてです。またポケモン歴が浅い為、伝わりづらい言い回し等が出てくるかもしれません。以上のことをご了承下さい。つたない文章ですが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。


2.構築経緯

S8環境初期の頃からドラパルト+テラキオンの並びに目をつけていた。叩き偽装をしつつ、ドラパルトDMからの役割集中でイージーウィンが量産できることを発見。中盤以降にドラパルトのDMが読まれるようになってきたので、読まれても強い安定行動を通しやすくする工夫をパーティ全体に付け加えてきた。

ドラパルトミラーでも安定してドラパルトを動かすことができかつ第2のDMエースとして汎用性の高いトゲキッスを採用。ドラパキッスと横に並べて強いガオガエン、終盤のスイーパーとして優秀なハチマキゴリランダーは自然と組むことができた。

最後の枠は時期によって様々組みかえていた。以上の5体を踏まえるとトリックルームパーティが重く、サイクル戦をされてしまうとこちらが消耗しやすいという欠点を残り1枠で埋めようと試行錯誤した。初期の頃はトリックルームをすべて封殺できるルームサービスモロバレルを入れていた。初期の頃は全体的にモロバレルの対策が甘かったのでルームサービスを持たせることですべてのトリルエースを止めることができてイージーウィンを量産できた。中盤になると徐々に対策が厚くなっていき、モロバレルの刺さりが悪いように感じた。そこで、トリルに対抗するにはトリルをさせないようにしようとメガネアシレーヌやポリゴン2といったポケモンを採用したが機能せず。終盤に入り、交代をロックしつつ封印でトリックルームを封じることができるゴチルゼルに注目。本構築の弱点であるサイクル戦からの打開DMやトリックルームターンを稼ぐ手段が少ないといった問題をゴチルゼル1体で解決できることに気付いた。以上の経緯を経て構築が完成した。


3.個体紹介

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ドラパルト@命の球 

クリアボディ 陽気 A252 S252 D4

ドラゴンアロー,ゴーストダイブ,そらをとぶ,守る


本構築のDMエース。基本的な動きとしては横にテラキオンを並べて、叩きを匂わせつつダイホロウで役割集中をかける。ドラパルトを出す際は9割以上先発なので初手DMで逃げ切る戦法を取ることが多い。ミラー意識、ダイジェット1回で天候エースを抜くことができるので最速1択。


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テラキオン@気合の襷

正義の心 陽気 A252 S252 D4

岩雪崩,インファイト,手助け,守る


ドラパルトのダイホロウで下げたBに追撃を入れる形で動かす。手助けは猫だましより優先度が高い技として優秀、ドラパルトが縛れる範囲を増やすために採用。テラキの岩雪崩で一喜一憂してた。他の技があればなーって思うことは全く無かったので、襷テラキオンの技構成はこれで完結してると思います。


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トゲキッス@鋭い爪(ピントレンズ)

強運 控えめ H52 C252 S204

エアスラッシュ,マジカルシャイン,この指とまれ,守る


S: +1で最速エースバーン抜き

通称運ゲキッス。バークアウトが飛んでくることが多いので、5割でデバフ無視できるのは偉すぎる。火力にがっつり振っている理由は、C特化トゲキッスのダメージ感覚に自信があったのでこのままの方が信用できると判断した。正直配分は個人が使いやすいようにアレンジしたほうがいい。守るはトゲキッスの場持ちを良くし、隣のポケモンの生存率を上げるため。DMしない時も最低限の仕事をこなせるようにこの指止まれを採用した。割とミラーで抜かれていたり同速だったりが多発したのでもう少しSを伸ばした方がよかったかなと思ったり。


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ガオガエン@突撃チョッキ

威嚇 意地っ張り H252 A12 D162 S84

フレアドライブ,鬱憤晴らし,猫騙し,蜻蛉返り


H:振り切り A:晴れフレドラで無振り巨大フシギバナ確定1発 D:余り S:最速モロバレル抜き

いわゆるバトルフェーダー。悪技を鬱憤晴らしにしている理由はダイホロウとのシナジーやドラパルトミラーでの勝率を上げるためだが実際に効果があったのかわからない。バークアウトやDDラリアットと選択で良いと思います。環境に最速モロバレル、上位にフシギバナが多かったのでこの調整が活きることは多かったです。


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ゴリランダー@拘りハチマキ

グラスメイカー 意地っ張り H252 A252 D4

グラススライダー,ウッドハンマー,10万馬力,蜻蛉返り


対戦時は最後まで隠してスイーパーの駒として動かす。グラススライダー以外の技を打った記憶がない。よほど刺さってる構築以外には選出しなかったが、出したときはしっかりと仕事してくれて偉かった。Sに振ってないのはイエッサン対面でフィールドを取れる可能性を上げるため。


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ゴチルゼル@ウイの実

影踏み 穏やか H252 B188 D68

ワイドフォース,猫騙し,封印,トリックルーム


H-B: キョダイエースバーンの命の球キョダイ火球確定耐え

本構築の裏の功労者。サイクルをカットすることで確実に目の前の相手を消耗させることができるのが強かった。トリックルームパ、特にイエッサン入りにイージーウィンを量産することができた。交代を封じ、封印で技ロックすることでイエッサンを置物にしながらダメージレースを優位に立たせることができた。選出する構築を間違えてしまうと逆にゴチルゼルが置物になってしまう点は要注意。



4.基本選出

基本①

先:ドラパルト+テラキオン

後:ガオガエン+@1

初手DMで相手を半壊以上にさせることができそうだと判断したときの選出。@1はゴリランダーが多い


基本②

先:トゲキッス+ガオガエン

後:テラキオン+@1

ドラパルトの刺さりが悪い時の選出。基本的に後手に回りやすいのでDMの切るタイミングを見極める必要がある。


対晴れ,トリル

先:ドラパルト+ゴチルゼル

後:テラキオン+@1

ゴチルゼルでトリル始動要員を封殺、バナコータスの並びに対しては滅法強い選出となる。ドラパルトで早めに崩すことができた試合は全て拾うことができた。感覚としてはメガゲンガーガオガエン並べてる感じ


汎用選出

先:ドラパルト+トゲキッス

後:ガオガエン+@1

相手が何してくるのか分からないときの選出。戦況に合わせてDMが切ることができたりと幅広い立ち回りができる。



5.あとがき

最終二桁を達成することができて非常に満足している。構築自体も胸を張って自信作だと言えるような出来になった。初期の頃から信じ続けてきた並びで結果を出すことができたのが何より嬉しかった。


6.戦績

最終62位 レート1967

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