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"미친 폼"に込められたATEEZの“次の抱負“

ATEEZ正規2集「THE WORLD EP.FIN : WILL」制作記①音楽編

商品の開封を意味する「unboxing」から着想を得た「EN:Boxing」は、一言で言えば「アルバム探求」コーナーです。バッグを通してバッグの持ち主を知る「What's in My Bag」のように、アルバム1枚に込められた様々な試みと努力を見る「What's in this Album」と考えてください。作る人、表現する人のもう少し豊かな話を聞いてみてください。

ノーカットニュース/キムスジョン記者より

今年の夏「青陽唐辛子バイブ」で爽快な辛さを見せたグループATEEZ。半年ぶりの新曲はさらに強烈になった。とても立派なものや優れたものを指すときに使うミームである「미친 폼」(Crazy Form)も、楽しくてユーモラスな曲だが、自ら「미친 폼」と言いながら「前だけを見て行く」と歌うので、より明確になった自信が感じられる。ジャンル的にもATEEZにとっては新たな挑戦だった。

昨年夏に始まった「THE WORLD」シリーズの最後を飾るアルバムであり、2枚目のフルアルバムである「THE WORLD EP.FIN:WILL」は、ATEEZにとって特別な意味を持つ。最初の正規アルバムが出たのが2019年だから、新しい正規アルバムが出るまで4年2ヶ月かかった。初めてホンジュンとソンファ、ヨサン-サン-ウヨン、ユノ-ミンギがユニットを組み、ジョンホはソロ曲を歌って収録した。

CBSノーカットニュースは、エイティーズの正規2集「THE WORLD EP.FIN:WILL」の制作期を、所属事務所KQエンターテインメントに聞いてみた。先月21日に行われた今回の書面インタビューは、所属事務所KQエンターテインメントの各担当者が回答した。回答主体は「KQ側」に統一した。

アルバム発売日である今月1日に開かれた記者会見で、メンバーは今回のアルバムが「BOUNCY」(K-HOT CHILLI PEPPERS)という前作のタイトル曲を作る前から準備していたと明らかにした。全体的な制作期間を尋ねると、KQ側は「『TREASURE』シリーズ以降から準備していた作業だった」と答えた。「TREASURE」はATEEZのデビューアルバムから披露した最初のシリーズで、最後の作品は2020年2月に発売された。

正規アルバムとしては4年2ヶ月ぶりの成果である

KQ側は「ファンの皆さん(ATINY)はよくご存知の通り、ATEEZはミュージックビデオのクッキー(付加)映像で次のアルバムに収録される主な曲をBGMで溶かし、一種のティーザーとして予告することがある」と説明した。「TREASURE」シリーズの最後のエピソードである「TREASURE EPILOGUE : Action To Answer」のタイトル曲「Answer」のミュージックビデオクッキー映像に「THE WORLD EP.1 : MOVEMENT」のアルバム収録曲「Sector 1」のイントロが登場したのが一例だ。

予期せぬコロナパンデミック期間が訪れ、長くなった。デビュー当初から異常な海外反応に後押しされ、ワールドツアーを早期に開始したATEEZは、コロナウイルスの影響でワールドツアーを暫定中断しなければならなかった。多くのことが止まったため、ATEEZも「変化」を経験しなければならなかった。

「シャットダウンされた日常の中で、私たちも制作の方向性について悩み、議論が続きました。みんなが大変な時期を過ごしている時、私たちに必要なのは希望と勇気だと思い、このような内容を盛り込んだ「ZERO : FEVER」シリーズを最初に展開することになりました。 このシリーズは、ATEEZの世界観において「TREASURE」シリーズのプリクエル(既存作品の物語より前の時期の物語を扱った続編)ですが、彼らが一緒に冒険に出る前に一箇所に集まるようになった背景ときっかけ、キャラクターの背景を含んでいます。それぞれの道で挫折を経験することもありましたが、ようやく一緒に希望を見つけるというテーマで、すべてが始まる前の「ゼロ(0)」状態という意味を込めて「ZERO:FEVER」とシリーズタイトルを名付けました。前編のストーリーでフルアルバムをリリースするのは適切ではないと判断し、ついに「THE WORLD」シリーズに終止符を打つタイミングで約4年ぶりの新作をリリースすることになりました。

正規アルバムに長い時間がかかった分、完成度を高めることにさらに集中した。KQ側は「4年ぶりに発表する正規アルバムであるだけに、高いクオリティ(質)の、誰もが満足できるアルバムを作りたかったので、制作期間を十分に取って作業した」とし、「ファンの皆さんにたくさん気に入っていただき、ATEEZの新しい姿もお見せすることができて満足している」と付け加えた。

去る1日に開かれた正規2集発売記念記者会見でATEEZがポーズをとっている。KQ entertainment提供

アフロビートのリズムをベースにしたウィットに富んだ魅力を盛り込んだタイトル曲「미친 폼」は文句なしのタイトル曲だった。キャプテンホンジュンは今回のアルバム記者会見で「タイトル曲は唯一無二の"미친 폼"に決めておいた」と話した。"ATEEZだけが消化できる独歩的なジャンルの曲"という一致した信念があったからだ。

KQ側は「音楽を聴けば分かるように、ただ単におちゃめな要素だけで構成されているわけではない。曲の途中にカウンターパンチのように登場する控えめな音楽的セクシーさが存在し、爆発するようなエネルギーが降り注ぐ区間も存在する」と紹介した。

続けて「今まで発表した“Deja vu““멋(The Real)(흥:興Ver.)““(HALAZIA)““BOUNCY“など様々なジャンルのコンセプチュアルな曲を消化し、積み重ねてきたATEEZの音楽的な成長をぴったり見せることができる曲だと思った。“BOUNCY“そして“미친 폼“につながる変化は、その後の次のアルバムにつながるATEEZの音楽的な変化の予兆だ」と耳打ちした。

「미친 폼」はメンバーのホンジュンとミンギが作詞に参加した。"가져와내트로피" "OH 대륙다돌아봤냐?" "상향중내주가는레드라이트(Red Light)" "내체크(Check) 엔콤마(comma) 계속넣어가"など、ATEEZの成果が直接的に表れている。

KQ側は「該当部分は、そのパートを歌うメンバーのミンギが直接作詞した。曲のタイトルが'미친 폼'であるだけに、これまでATEEZが積み重ねてきた成果を含め、今現在叶えているキャリアをどうすれば楽しく解くことができるかをたくさん考えた歌詞」とし、「さらにATEEZが歩んでいる方向性、そして次の行動に対する抱負も歌詞によく溶け込んでいる」と伝えた。

冒頭の「9024」や羽ばたく「green flag」の意味も気になった。まず「9024」について、KQ側は「ATEEZの"미친 폼"のために作られた"ドラムビート"という設定で作ったコードだ。通常音楽の時によく言及される'808ベースドラム'を思い浮かべれば理解しやすいだろう」と説明した。「green flag」は、紙幣の色からアイディアを得て書いた歌詞だ。

優れたパフォーマンス力で"舞台グルメ"とよく言われるATEEZだけに、所属事務所は「미친 폼」のパフォーマンスにもATEEZの"成長"を盛り込もうと努力したと伝えた。KQ側は「振り付けを構成する際、曲のムードに合うように自然に溶け込むように努力する方だが、今回の「미친 폼」はヒップな雰囲気を最大限に引き出そうと考え、多人数のダンサーを活用することで豊かでありながら壮大な感じを出そうとした」と説明した。

曲の正式発売前の先月末、東京ドームで行われた「2023 MAMA AWARDS」でステージから先に公開したのは、ATEEZの"明らかな自信"に基づく選択だった。

2023 MAMA AWARDSで「미친 폼」の舞台を初披露したATEEZ

「MAMA AWARDS」は全世界のK-POPファンが注目する授賞式であるだけに、このような大きな舞台でATEEZが4年ぶりに発表する正規アルバムのタイトル曲「미친 폼」を初公開することで、数多くのグローバルK-POPファンに改めて印象付けることができたと思います。 それだけ一生懸命準備したからこそ、素敵なステージをお見せする自信があったし、今年は日本の東京ドームで開催されたので、広いステージでスペシャルなパフォーマンスをお見せすることができ、僕たちにとっても良い経験になりました。

ATEEZ

「WE KNOW」「Emergency」「ARRIBA」「Silver Light」「Crescent Part.2」「Dreamy Day」 「MATZ」「IT's You」「Youth」「Everything」 「FIN : WILL」まで、計12曲が収録された今回のアルバム。ATEEZの力量が最もよく表現されたと思う曲は何だろうか。 メンバーは先の記者会見で「Dreamy Day」(ウヨン)、「ARRIBA」(ホンジュン)を挙げた。

KQ側はタイトル曲「미친 폼」に力を入れた。「ATEEZの確かな強みは強烈なエネルギーとしっかりとしたパフォーマンス力量だが、このような部分を最もよく表現することができ、文字通り舞台上で"미친 폼"でATEEZだけの独特な色を見せることができる曲だと思う」というのが所属事務所の説明だ。

デビュー以来初めて試みたユニット曲に関する話も聞いた。ホンジュン-ソンファは「MATZ」を、ヨサン-サン-ウヨンは「It's You」を、ユノ-ミンギは「Youth」を一緒に歌い、ジョンホは「Everything」を一人で歌った。ユニット構成は、メンバーとプロデュースチームEden-aryが何度も会議を重ねて決めた。その後の過程でもメンバーの意見が多く反映されたという。KQ側は「メンバーひとりひとりの音楽的な能力が非常に優れているので、ユニット活動を通じてそれぞれの音楽的なカラーをより鮮明に見せたかった」と強調した。

【“ATEEZ '미친 폼'MV中の赤い満月の意味“へと続く…】

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