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Vogue Korea4月号の紙面に掲載しきれなかったATEEZのB面カットとインタビュー

カメラのシャッターが切れるたび、他の質問をするたびにATEEZのメンバーたちは新しい姿を現し続けた。『Vogue』4月号の紙面に掲載しきれなかったATEEZの面々。 8人の画報Bカットとインタビュー外に残った話。

ホンジュンが着ているTシャツVersace、
バンダナスカーフはTigerVintage、ボールドな十字架ネックレスはChromeHearts、シルバーブレスレットはBulletto

ホンジュン

3年以上活動しています。 
ATEEZのターニングポイントはいつですか。

アルバムを出して<KINGDOM : LEGENDARY WAR>の活動も両方しましたが、当時ATEEZのカラーと今後の可能性について皆が膝を突き合わせて本当にたくさん勉強しました。 それまでは「これがATEEZで、あれもATEEZ」そうだとしたら、それ以降「僕たちみたいな感じは 僕たちしかいない」と言える自信ができました。 個人的なターニングポイントは今回のアメリカツアーで経験した変化です。

アメリカツアーでどんな変化を経験したのか。

「デビュー後、ATEEZとして活動しながら、個人的にあまり悩みませんでした。 ただ、公演が終わってソングキャンプもしながら 「目的のない挑戦」について考えてみました。 これまで、「焦りは禁物」、「目標に向かってせわしく生きない」と話しながらも、自分ではすごく焦っていたんです。
僕は本当に目的もなく何かを作ってきたわけではありませんが、今回は目的もなく作業をして、目的もなく写真を撮ってまわって、"人生長いんだから、この年になってもっと楽しくできることを探そう "という時間ができました。"自分は何がしたいのか、何がうまくできるのか "を考えるきっかけになりました。

これまでの活動をグラフ化するとしたら最後には何があるのか。

終わりを決めたくないんです。どこまで行くかわからないけど、ある瞬間これ以上、上がらなくても悲しくないという自信がつきました。僕はATEEZとしていつまでも仕事をしていきたいので、グラフが下がっても、維持されてもやっていけると思います。グラフの最後に8人がいてファンの方々にもずっといてほしいです。やりたいことが全部できなくても、最後が暗くならないようにしたいですね。

ソンファが着たカットアウト装飾のTシャツはNeu_In、黒いズボンはDiorMen、チェーンネックレスとブレスレットはPortraitReport、指輪はクロムハーツChromeHearts

ソンファ

「時代の反逆」というコンセプトでグラビアを撮影しましたが、反逆という言葉はあなたにふさわしい言葉でしょうか

今となっては遠い道のりですが、一度はやってみたかったこと振り返ってみると、よくやったと思います。僕にとっての反抗期の表現は、夢への執着でした。両親には反対されましたが、結局はいい意味で合格。反抗期がこの夢に影響を及ぼしたと言えると思います。

最近、舞台でキーリングポイントをよく担当しました。 直観的に視線をとらえるべきでしたが、どんなところに焦点を合わせましたか。

最初からキーリングパートを 決めるんじゃないんです。 メンバーそれぞれが一曲全部歌ってみてパートを決めるので、最終的に出るまで 誰も知りません。 作戦を練ったというより、もっと良い舞台を作るために目が行く要素を研究したのが役に立ちました。

デビュー当時からトレジャーを訪ねる世界観を披露したのですが、あなたにとってトレジャーとは何ですか?

ツアーの最後のコメントに、「今はATINYという宝物を手に入れた気分で最高です」とありますが、その通りです。 僕にとっての宝物はATINYであり、今の僕を立たせてくれたありがたい方々であり、また一生共に歩んでいきたい方々でもあります。 正直最初は「僕のトレジャーは何だろう?」と すごく思いました。 振り返ってみると、その時も今もトレジャーはATINYです。

ユンホが着たハワイアンシャツはMoncler Collection、十字架ネックレスはSaint Laurent by Anthony Vaccarello

ユンホ

< KINGDOM : LEGENDARY WAR >の舞台にはどんな気持ちで上がりましたか。

今でもその時の記憶が鮮明に残っています。 とても粛々と「明日はない!」って 上がっていったのですが、気付いてみたら ステージが終わっていました。 「自分も知らないうちに没頭していたようです。ファンカムを見たんですが、 「僕がいつあんな表情をしたんだ?」と思いました。 メンバー全員が「自分を大事にするのもいいけど、舞台に限っては惜しまない」という心構えを持っています

振付師と一緒に作業しますが、メインダンサーとしてより集中することは何ですか。

メンバー同士は、動線やジェスチャー、見え方などについてたくさんアイデアを出します。 補足すべきポイントや伝達力を重視する傾向があります。そして以前はアーバンやヒップホップのようなダンスを主に踊ったし、僕に似合うスタイルがあると思ったんですが、今はすべてのジャンルのダンスを上手に踊りたいです。 Kポップをやっているうちに、多様なジャンルを自分のスタイルで表現するのが正しいという考えに変わりました。

ATEEZとして3年以上活動してきた中で、最も感動した瞬間は?

6月20日、「WAVE」で 音楽番組で初めて1位を獲得した時です。その短い時間の中で音楽が好きだった頃から練習生時代、今まで汗を流してきた瞬間が全て思い浮かびました。 練習生の時から、「デビューしたら、1位になれるかな?」って いつも思っていたんですけど、 明確に確認した成果だったので更に感動しました。

ヨサンが着ているシルクジャケットはTod's、TシャツはOakley、ジーンズはGuess、フェドラはEcua-Andino Hats

ヨサン

ATEEZは「8Makes1Team」の掛け声を ファイト溢れるように叫びます。 このスローガンは、どのような役割をしますか。

ステージに上がる前が一番叫ぶんですけど、やるとやらないでは大違いです。本当に時間がない時、スローガンを叫べずに舞台に上がるんですが、確かにもっと緊張して慌ただしく状況が流れていく感じがします。 でも、メンバーたちと肩を組んで足を踏んばって「8Makes1Team」と叫ぶと安定感が湧きます。 舞台に上がる準備ができていると自ら刻印し、誰かが間違えたら、カバーしてくれる意志があるということをしっかり固める感じです。

ATEEZとして活動しながら一番幸せだった瞬間、 意味があった瞬間は何ですか。

久しぶりにATINYの皆さんに会った時、 本当に幸せで涙が出そうでした。 そしてメンバー同士で時間を過ごす時、 幸せだと感じます。 「以前、済州島に撮影に行った時、仕事を終えて二日の自由時間がありました。 メンバー同士でタチウオも食べに行ったり、 フィギュアショップにも行ったりしたんですけど そんな些細な経験が本当に楽しくて大切でした。 そういう時、本当に幸せだと感じました。

パフォーマンスであなたの持つ方向性について聞きたいです。

他のメンバーは、いわゆる 「マーラー味パフォーマンス」が とても上手です。 正直に言うと僕はその表情がとても似合わないんです。 それで色々悩みましたが、顔で見せられなかったら 体を「マーラー味」にしようと思ったんです。 それで、運動をして少し露出もしながらマーラーの味を表現し、ダンスでも強弱を調節することでバランスを合わせようとします。 サニが攻撃力100、防御力20だとしたら、僕は攻撃力50、防御力50なわけです(笑)

サンが着た赤い革ジャケットはThe Greates」、ヤシの木装飾のイヤーカフと指輪はPortrait Report

サン

様々な世界観を持つATEEZの音楽は、何を伝えることができると思いますか。

実際、ATEEZ世界観はとても難しく、膨大でまだ解けていない要素も多いです。 今言えることは、僕たちの年代に 言える話をしてるということです。 何でもできる、諦めない、そんなマインド自体がATEEZの粘り強さで、そんな面が音楽にも表れているんです。

ATEEZメンバーたちの共通点でもあります。

メンバーたちは少しでも、諦めずに 最後まで戦って勝ち抜こうというマインドを持っています。 挫折することを嫌い、誰よりももっと上手になりたいという共通点を持っています。 そういう部分が集まって練習生の頃のATEEZよりすごくレベルアップされた今があると思います。

「時代の反逆」というコンセプトでグラビアを撮影しました。これまでの最大の反抗は何ですか。

あまりに些細なことですが、「キムチを食べるな」と言われたので、勉強しなかったこと?(笑)
その時間にやりたいことをやりました。 歌を歌って踊りました。 僕の人生最大の反抗は、勉強をしなかったことです。 勉強はしなければなりませんが、本当に切実に望むことがあれば、その事が優先だと話したいです。 人生は一度だからです。 ありのままに生きるのは面白くないじゃないですか。 本当に反抗児みたいじゃないですか? (笑)違います。 勉強頑張って下さい。 勉強には毒になるものがありません(笑)

ミンギが着たボンバージャケットはAlpha Industries、ジャンプスーツはTiger Vintage、ブーツはValentino、ネックレスはBulletto、指輪はMars Mark

ミンギ

「時代の反逆」というコンセプトでグラビアを撮影しました。 ラッパーとして活動するのですが、ラップ全般に抵抗と反抗があります。

それがヒップホップの始まりだし、 ブルースやR&Bも同じです。ただそうやって始まったヒップホップですが、今、僕たちは単純にかっこよくて好きでもあり、自分の話ができるジャンルだということに大きなメリットを感じています。ラッパーは、自分の話を大胆に正直に言ってもいい職業だと思います。 ヒップホップは反抗的ですが、最近の僕たちには正直な音楽です。

ラップのスタイルも様々ですが、どのような方向を追求しますか。

以前は僕のトーンが荒くて好きな音楽も1980年代のブーンバップのような強い音楽だから、そんな音楽をやりたいと思っていたんですが、ある瞬間そんな考えが僕を封じ込めていると感じました。 これからは僕が感じること自体を音楽で解決することができると思いますが、ヒップホップはそのうちの一要素です。 一つのアイデンティティーに限らず、様々なジャンルを受け入れた時に自分だけのジャンルが出てくると思ってるので最近はそのような方向性追求しています。

歌詞をずっと書いていますが、インスピレーションは主にどこから得ているのか、作業スタイルはどうなのか知りたいです

メモする習慣があるのでいつも書いておきます。 元々即興的にやっていたスタイルなので、 その2つを組み合わせて作業しています。 ATEEZの音楽自体がコンセプチュアルなので、ストレートな単語よりは連想させる方向で書こうと思います。映画などからインスピレーションを受けることが多いですね。

ウヨンが着た革ジャケットは8ByYoox、トップは51%、黒革ズボンはSperone、イヤリングはPortraitReport、ネックレスはBottegaVeneta

ウヨン

ATEEZの舞台でみんなに何を感じてほしいですか。

チームを考えると「僕たちがATEEZだ!」 ATEEZならではのステージだ!と 思いながら毎回ステージを飾ってきました。 個人的には「クリーンでライト」という感じを受けたらと思います。 他のメンバーが没入度が高いように、 視線を集めるから、 僕みたいなメンバーも必要だと思います。 元々そうじゃなかったんですが、 他の先輩たちのダンスを見ながら 考えがたくさん変わりました。 
シンプル·イズ·ベスト!

韓国観光公社とともに江陵、慶州など韓国各地を紹介するコンテンツを作成しました。

外国で韓国に遊びに来ると、ソウルにだけいらっしゃるか、漢江など有名な所だけに行かれるのが残念でした。 地方は距離は遠いがきれいな所がとても多いです。 僕が外国に行けばその国の歴史の勉強をするように、外国に住んでいるATINYの方達も韓国に来たら韓国の歴史も一度見てみたらどうかと思いました。 慶州はスターバックスも韓屋であるほど、本当にソウルとは全く違う雰囲気じゃないですか。 そのような部分をお見せしようと思いました。個人的に韓国史が大好きで、慶州が一番記憶に残っています。

新年を迎え、YouTubeの映像で今年の目標を 「自分たちの幸せのために」に決めましたが 理由は何ですか?

時々、人生とは何か、人生の答えとは何か、幸せとは何かについて掘り下げるのですが、今回のツアーを終えて、休憩時間を持ちながら、幸せについて考えるようになりました。 チームとしては、チームが成長することが 一番大きな幸せだと思います。 成長しながら、また別の目標を決めて、また成し遂げながらロングランするグループになっていければいいと思います。 チームが成長するためには、個人が成長しなければならないので、もっと頑張らないといけません。SHINHWAさんたちのようにいつまでも活動するチームになっていければと思います。

ジョンホが着たニットカーディガンはBottega Veneta、デニムジャケットはDsquared²

ジョンホ

「THE FELLOWSHIP:BEGINNING OF THE END」ツアーで 最も重点を置いたのは何ですか。

「安全で楽しく終えよう」でした。 まだ心配が多い状況であるにもかかわらず、 僕たちを見るために来た方々じゃないですか。 最大限防疫規則に違反しないよう、守りながら公演を行いました。 久しぶりに舞台に立つと歌うだけでも楽しかったし、ファンの皆さんの応援を受けるだけでも幸せでした。

ATEEZはパフォーマンスに劣らずボーカルが強烈です。 ボーカルとして多くの挑戦をしてきましたが、 一番愛着がある歌はどんな曲ですか?

「夜間飛行」は慰められたい気持ちが歌詞にありました。 レコーディングする時、泣きそうになったけど その感情をそのまま込めました。 それで意味も大きく、自分の話をしているような感じがしました。 これからも歌手ジョンホとして歌をお聞かせする時、作詞を直接やってみたいという気もしました。 歌手になって、人々に感情を伝えて交流したかった気持ちを、また感じさせてくれた曲です。 生きていく中で辛くない訳がないけど、 「どうすればいいのか」と思った時に出会った歌なんです。

ミュージシャンとして、あなたのボーカルの幅を広げるために新たに身につけたいことは何ですか。

限界にとらわれない歌手になりたいです。 感情を伝える歌手になりたいし、僕によって力をもらえる人がいたらいいなと思います。 まだ僕は歌がとても上手だとは思いません。 ボーカルとしてもっと成長したいです。 僕はR&Bバラードボーカリストだと思っていましたが、ATEEZの音楽をやりながら、僕のボーカルがロックにも合っていることに気づきました。 リズミカルな歌も続けているけど、もしこれからアルバムを作るとしたら、本当にいろいろなボーカルを入れられると思います。

CREDIT
포토그래퍼 LESS
에디터 조소현
패션 에디터 손기호
헤어 김경환(궈니수 꼰띠고)
메이크업 이슬지(궈니수 꼰띠고)

※元記事より意訳してます⬇️

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