ジャズギタリスト図鑑#2【ジャンゴ・ラインハルト DJANGO REINHARDT】

1910年2月23日ベルギーのリベルシー生まれ、53年5月16日フランスのフォンテーヌブローで死去。

チャーリー・クリスチャン Charlie Christianと並び称される、元祖ジャズギタリスト。

チャーリー・クリスチャンがいわゆる現代一般的なジャズギターとよばれるジャンルに絶大な影響を与えたのに対し、ジャンゴはジプシージャズ(マヌーシュジャズ)と呼ばれる、ジャズギターだがまた少し違ったジャンルのスタイルの創始者と思うと理解しやすいと思う。

ジプシー芸人の一家に生まれたジャンゴは、幼少の頃から家族と共にヨーロッパ各地を旅して過ごし、ギターやヴァイオリンの演奏を身につけて育った。

1928年に10月26日、ジャンゴはキャラバンの火事を消そうとして、大やけどを負い、左手の薬指と小指は使えなくなりギターの演奏をするのは不可能を思われたが、ジャンゴは独自の奏法を確立し、ハンディキャップを克服した。人差し指を中指の2本でこれだけの演奏をしているのは何度観ても信じられない。


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