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偶然が必然に変わる時(42)・・NY編

この神秘十字線は日本でもチベットでも殆んど同じ意味を持つ手相でスピリチュアルな人に良くある手相だという事も分かった。

確かに僕は、今までにも大きな事故を2回起こしているけど、不思議とかすり傷程度で助かっているし、

そして、歳と共にご先祖様に守られていると言う事も何となく分かってきたので、あながちこの神秘十字線の意味は間違ってないのかもしれないと思った。

そんな手相占いを20分程した後、お婆さんは足元に置いてあったバッグから一枚の紙を取り出して「あんたの生年月日は?」と聞いてきた。

「はい、1957年2月17日です。」と答えるとお婆さんは、その広げた紙に描いてある図を見ながら武藤君にメッセージを喋り始めた。

僕は椅子に座ったまま、その図を上から覗き込むと、そこには四柱推命とも算命学とも違う、今まで見た事のない中国独特の不思議な図が書かれていた。

さて、話はちょっと逸れるが、占いにはトランプ占いやタロット占い、水晶占い等のカードやモノを使った方法の占いもあるが、やはりその人の生まれた生年月日を元に占うのが一番理に適っていると思う。

 何故ならこの世に偶然はなく、星々の天体の位置から周期、地球の季節や植物の発育、生き物の物質的構成、それら宇宙にあるすべてのもの、すべての存在が、すべて宇宙の数字によって規則性法則性をもって支配されているという考え方があるからだ。

一般的に昔からある西洋占星術や四柱推命、算命学、カバラ数秘術等の占いは全て誕生日を元に鑑定されるので、その人の運命はある程度わかる仕組みになっているのだ。

そんな数ある占いの中で僕が今までで一番「何でこんな事までわかるのだろう?」と思ったのが算命学だった。

今から6〜7年程前に、たまたま取引先のY社長と占いの話になり

「亜人夢さん、実は中目黒にH先生という方がいて、僕が起業する時に鑑定をして貰ったのですが、とっても良いアドバイスをして頂きましてね、、、」と、

Y社長はそのH先生の事を色々と話してくれた。

「へーっ!そんなに良く当たるの?」と僕が興味を持って聞いていると

「はい、実は今の会社があるのは、あの時にH先生が僕の背中を押してくれたお陰で起業する事が出来たのです!」

と、目を輝かせながら言うので

「ねぇ、Y社長!良かったらそのH先生を紹介して貰えないかな?」と聞くと

「はい、全然大丈夫ですよ!」とY社長はその場でH先生の電話番号を教えてくれた。

「でも、亜人夢さん、そのH先生は結構人気のある方なので予約をいれても大分待つかもしれませんよ!」

「うん、全然大丈夫だよ!今まで2年待ちの先生もいたので、、」

「えーっ!凄いー!2年待ちですか?」

「うん、予約をしていたのも忘れた頃に、その先生の秘書の方から、"亜人夢さん、お待たせ致しました!鑑定の日が決まりましたので、、、"と突然携帯に連絡があってねー(笑」


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