空に描いた幸福論感想 #音楽が消えた街

聞きました、空に描いた幸福論。言いたいことは本当に山程あるんですけど、まず一言言わせてください。

夢追翔さん、やったな?????

今から言いたいとをつらつらと話していくのですが、めちゃくちゃネタバレをします。正直これはネタバレなしで1回聞いた上で自分が何を思ったのかを考えた方が楽しいコンテンツなので、まだ聞いてない方は是非聞いてみてください。4分を夢追翔さんに差し出してください。おもろなかったら私がなんか、あの、いい感じに責任を取るんで。頼む。

以下ネタバレ有り。注意されたし。



曲そのものの感想

ファンファーレのような明るく愛らしい曲調と、アリアのCVを担当する周央サンゴさんの可愛らしくて澄んだ声がめちゃくちゃ合っていて最高です。周央さんの幼さと大人っぽい雰囲気を両立させた声がめちゃくちゃアリアちゃんに合っているなと思います。

幼い(と言ってもどこまで幼いのか、成長しているのかの直接的な描写はないのでキービジュアルで判断してます。多分年齢を重ねてるとしてもティーンネイジャーの範疇なんじゃないかな…… 個人的には13~15歳ぐらいの感じで聞いていました)女の子が1人覚悟を決めて家を出た「いだいなるだいぼうけん!!」というような雰囲気で始まるこの曲に、周央さんをボイスキャストとして当てはめるのがあまりにもピッタリでした。コンセプトと曲の内容をほぼ決めてからキャストを選んだのか、最初から周央さんをキャストとして選んでから当て書きで歌詞や曲調を合わせていったのか、その半々でコンセプトを中心にしながらも要所要所で周央さんのイメージを少し取り入れたのか、そこら辺の制作過程がかなり気になるところ。いつか教えてください。

そんなことを考えつつ今までの夢追さんの作品ではあまりない方向の表現とか曲調だな〜!かわい〜!なんて思いながら聞いてました。途中まで。

そうなの!! 途中までなの!! この曲、途中でガラリと内容が変わるんです!! マジでビックリしたし、ビックリしすぎて普通に「アッそうなるんですね!?!??」と言った。ここだけの話ですけど私は基本的に夢追翔の創造物を疑って生きているので、正直最初にアリアちゃんが家を出た時点で「この子本当に生きてる人間か?」と思っていて。なので「アッ、不穏はここからだったか!??!」の意味の驚きでしたけど。疑ってごめんなさい。

ここで周央さんの歌い方というか声の雰囲気が変わるのもすごく良かったです。流石演技がはちゃめちゃに上手い周央さん。しかも声のトーンの変化に段階があるのもめちゃくちゃに良い。

音楽だけが 唯一の楽しみ だったのに
奪われた 国に家族さえ

空に描いた幸福論

ここが1回目の声色の変化点。まず少しトーンを落として「アリアちゃんには思うことがある」というような雰囲気を歌に乗せるのが本当に上手い。今までのウキウキワクワクルンルン「冒険だ〜〜!!」とでも高らかに歌い出しそうな(いや歌ってるんだけど)アリアちゃんとの温度差を上手く出す周央さんが本当にすごいです。流石演劇同好会。

書きかけの楽譜とぬいぐるみ ナイフとペンを持って
何をすればいいか全て 分かった気がしたんだ

空に描いた幸福論

ここからが声のトーンの変化その2。一気にガンと声の温度が下がり覚悟がガンギマリになってしまったのを表しているかのような声に切り替わるのが本当に良い。しかもその後もそのガンギマリの雰囲気が残りながらサビに戻るのもまた良かったです。

特に「分かった気がしたんだ」の部分。MVの映像では引きで歩く姿しか映ってなかったけども、もしこれがアリアちゃんの顔のドアップだったら絶対に目がイカれてたよな〜と思いながら聞き続けていたら、後から本当にグルグル目になったアリアちゃんが出てきて笑うしかなかったです。ここまで「壊れてしまった人間」を声の演技で表現できる周央さんが本当にすごいと思います。その道のプロじゃん。ていうかこの目がグルグルしてる時のアリア、めちゃくちゃ一時的狂気にいないか……??

遥けき夜空 月が見下ろす

空に描いた幸福論

ここ以降はまたサビに戻るんですけど、楽しそうに歌うアリアちゃんでありながらも、ここまでのサビとは違いウキウキ感が減っているのを声に乗せているのが本当にすごいです。さっきから「本当にすごい」しか言ってないけど、足りないんだよ、これを表す語彙力が!!「一つの目的を盲目的に追いかけている正気を失った人間」の雰囲気を歌に乗せる周央さんの技術力に感服です。

ついに辿り着いた 私の空へ

空に描いた幸福論

この部分の陶酔するような、救われたような声がまた良い。その直後のラジオ音声との落差(色んな意味でな!ガハハ!!)がまたとても甘美な地獄を作っていて最高だなと地獄を喰らって生きているオタクは思います。

あと何度も何度も聞いてやっと気がついたんですけど、最後のラジオの声も周央さんだよな!???!?!?あまりにも声の演技の幅が広すぎてマジで全然気が付かなかったです。すげぇ。本当に周央サンゴという人間の声をこれでもかと使い切っている作品だと思います。とんでもねぇや……。

さてこうしてつらつらと喋り倒してきましたけれど、一言でまとめると「物語音楽」というコンセプトをこれでもかと見せつけてくる(もはやそれでぶん殴っている)1曲だなと思いました。夢追翔の生み出す物語って本当にたまらないな。どうやって地獄を差し込むと人間の感情がグチャグチャになるのかを理解した上でやってそうなのがまた良い。

ここまでは事実に対する感想だったのですが、物語の行間をない読んで概念を捏ねくり回すことを生業として生きている人間として、こんなに捏ねがいのあるコンテンツを捏ね回さないという選択肢はありません。なので捏ねます。なぜ人は物語を捏ねくり回すのか。そこにちょうどいい概念があるからだ。よっしゃいくぞ!


あることないことありそうなことの話

「アリア」

まずこの曲を聞いて私が1番にしたことは「アリア」の意味を調べることです。音楽用語にアリアという言葉があるのはなんとなく分かっていましたけど、お恥ずかしながら浅学故に何を指すのかは知らなかったので……。副教科もちゃんと勉強しておくべきだったと大人になってから後悔することが多すぎる。以下引用。

「アリア(aria)」は、オペラやカンタータなどの声楽曲で使われる用語で、一般的にはソロ歌唱曲のことを指します。アリアは、舞台上で主要な登場人物が自分の心情や感情を歌で表現する場面で使われることが多く、しばしばオーケストラ伴奏が付きます。

アリアは、オペラやカンタータなどの歌劇において、物語の流れを伝えたり、登場人物の心情や感情を表現する重要な役割を果たします。一般的に、アリアは、メロディアスな旋律や表情豊かな歌唱技術が要求され、歌手の技術や表現力を試される重要な曲とされています。

日本少年合唱協会

まずここで頭をガンと殴られますね。「ソロ曲」「自分の心情や感情を歌で表現する」「表情豊かな歌唱技術を要求」。まんまだね。こうなってくるとキャラクター全員名前が音楽用語でそれにリンクした曲になっている可能性も全然ある。(書き終わる前に新しい曲の概要が出てこの線は消えました。だから早く書き上げるべきだったんだよ)


この楽曲で1番と言っても良いぐらいのインパクトを残すのがラストのラジオパートだと思うのですが、その画面に写る蝶が個人的にめちゃくちゃ気になりました。おいその蝶はどっから出てきたんや!!

夢追翔作品においてMVは「動画士さんの二次創作」となることも多々あると思うのですが、今回はどうなんでしょうね。でもあの蝶って「個人の解釈」で出てくるか??!? 正直指定が入らないと無理では……?

とりあえず「あの蝶には何らかの意味がある」という前提で話を進めます。なぜならそうしないと私がしたい話ができないからです。さてオタクは何かモチーフが出てくるとすぐにそのモチーフを考察要素だと思ってそれについて検索をすると思うのですが、今回の私も御多分に洩れずに調べました。オタクくんってみんなこうなんだから。

そして「蝶 モチーフ」と検索して出てきたのが「人間の生と死」「復活のシンボル」「死者の魂が宿る」(蝶の縁起, 2019)。

お、終わりだ〜〜〜〜〜!! 絶対なんか意味があるだろ〜〜〜!!

アリアの死(だと仮定する)を報道するラジオが流れる場面で蝶が飛ぶなんて、そんなん「死者の魂」的な意味を持たせてるんじゃと邪推してしまいます。あとは飛び降りたアリアと飛び回る蝶でリンクさせているのかなとか色々考えるのもオタクなので仕方ない。ここに関してはまだ事例が1件なので、今後共通して誰かが死んでその場に蝶がいるのか、それとも今度は別の生物がモチーフとして出てくるのかなどがわからないと何とも言えないんですけども。

ちなみにこの蝶の色は赤。さて夢追翔さんのオタクとして赤を見た時最初に思うのは何でしょう? 正解は夢追さんのイメカラです。この色が黒幕として夢追さん関わっているよ〜というメタファーだったら面白いのにな。

今後の色とモチーフのパターンとして今考えられるのは以下の4つかな?

①一貫して赤い蝶が出てくる
②赤い別の生物が出てくる
③違う色の蝶が出てくる
④違う色の別の生物が出てくる

勿論登場人物の死が示唆されるのもその場に何か生物がいるのも、アリアだけの単発ものという可能性も大いにありますけど、個人的には②だと1番ワクワクします。ミステリーが好きなのでその生物が見立て殺人的に使われていたらなお嬉しい

あとこれは流石に関係ないとは思いますが、用語としてのアリアについて調べているときにアリアの代表作としてフィガロの結婚の「もう飛ぶまいぞこの蝶々」蝶々夫人の中の1作(「ある晴れた日に」)が出てきて(アリア, Wikipedia)「へぇ…… ふぅん…… へぇ………」となったことだけは残しておきます。あと魔笛の一節であるアリア「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」の内容が「夜の女王が娘にナイフを渡し、宿敵を殺すように命じる場面で歌われる」(復讐の炎は地獄のように我が心に燃え, Wikipedia)と要約されていたのを見た時も「ナイフ…… 復讐…… へぇ……」となりました。流石に「作者の人そこまで考えてないと思うよ」案件だとは思いますけども。


Tr.02

個人的に気になっているのが、この曲が「Tr.02」なこと。最初に出たのはティザー映像なので、多分トラックとしてのカウントはされていないと思うし、ティザー動画のタイトルに「Tr.01」の表記はありません。なので多分これに関しては「Tr.01となるまた別の曲(ないしはそれに匹敵する何か)が存在する」ということで話を進めて良いのではないかなと。知らんけど、私はそういうこととして話を進めます。

じゃあTr.01となる別の曲があるとなると、「それはなんなのだ」という疑問が浮かび上がってくるわけですが、個人的にはTr.01がこの「物語」の世界観の説明となる曲なのではと考えています。もちろん何の根拠もありませんけども、これをアルバムという作品単位で見た時に、ルール説明もなしにゲームを始めるようなことを夢追翔がするのか?というメタ読みが根拠未満の何か。

あと私の脳内にいるイマジナリー夢追翔は「ストーリーアルバムを作る」となった時、世界観についてなどの「この物語のルール」をタイトルやアルバム概要欄での説明文章に頼らず音楽に全てを乗せようとしていた。まぁこれで全然ちがった場合、私の夢追翔理解度がゼロという証左になってしまいますけど。それはそれでおもろくて良い。それでも俺は俺が信じた「夢追翔の夢追翔性」に全てをベットしてここで話をするぜ!

また根拠と言って良いのかは分かりませんけど、過去に推していた1枚のアルバムで世界観を作り上げて物語として成立させていた集団は、アルバムの1曲目に「今回の世界はここだ!」と言わんばかりに世界観を説明する楽曲やナレーションを挿入していたことを覚えているのも私がそう思った理由の1つです。あれがあるだけで一気に「物語の世界」に引き込まれるんですよね。そういう「物語の世界への鍵になるような1曲」がTr.01にあって欲しいという私の願望も含まれています。

私は概要欄の名前の並びがトラックナンバーなんじゃないかと勝手に睨んでるんですけども(※上から2番目が周央さんだから)、そうなるとTr.01は夢追さんがボイスキャストとして歌う楽曲という可能性もあるのかな。そうなると世界の創造者である夢追翔さん世界観説明を担当する「誰か」の声を担当するというのもまた綺麗な構図だと個人的には思います。(7月10日追記:Tr.03としてクレジットの3番目に名前が上がっていたシェリンさんがボイスキャストを務める楽曲の公開が予告されたのでトラックナンバーはクレジットに準ずる説はほぼ確定で良いんじゃないか…?)

あとはTr.02である今回の事件記録のナンバーが01であることも、Tr.01世界の説明楽曲説を後押ししています。少なくともTr.01では事件は発生しない(または世間的に発覚しない)のはほぼ確定で言えるのでは? いや知らんけど。


アリア、信頼出来ない語り手説

ミステリーを嗜む方はご存知だとは思いますが、ミステリー用語の一つとして「信頼出来ない語り手(Unreliable Narrator)(Booth, 1961)」というものがあります。これはナレーターとしての役割を担う語り手を使った叙述トリックの1つで、主に心の不安定さや精神疾患、強い偏見、自己欺瞞、記憶の曖昧さなどや、語り手本人が意思を持って読者を騙そうとする企み、劇中劇、夢、妄想などの要因で読者が語り手を信頼できない状況に置かれることを指します(信頼できない語り手, Wikipedia)。それを踏まえて私が「アリアは信頼できない語り手なのでないか」と思った理由はいくつかあります。

その一つ目が歌詞として書かれる言葉とアリアが実際に歌い上げる言葉の差異。

歌詞の≪市街地≫は≪ダンジョン≫に≪警備員≫は≪敵≫に。ここがまずめちゃくちゃわかりやすくてはっきりと私が「アリアに見えている世界と、事実が異なっている?」と感じたところです。

二つ目はMVで描かれるイラストや1番でアリアが歌う歌詞と、中盤以降でアリアに歌われる言葉における世界観の捩れを感じたこと。

例えば「小鳥たちの歌声」「眠りについた街」「窮屈な檻」「旅」「夕日にお別れ」「冒険」などの隠喩を多用したお伽話的な歌詞、「ダンジョン」「敵」などの明確なファンタジーワード、アリアの家として描写される背景にある椅子の雰囲気、レンガや高い塔、広い草原と青空、その他背景として出てくる街並み、冒頭に入るファンファーレ、そして何より今作のテーマ「音楽が消えた街」というワードとその概要などから、私は少なくとも今じゃない時代かつ異世界的な物語のような印象を受けていました。

そんな中で中盤以降に出てくるワードでいくつか違和感を感じました。まずは「イヤホン」。次に「匿名のメール」「添付されてた」音楽ファイル。そして先ほど挙げた≪市街地≫≪警備員≫。何より最後のラジオの音声という絶対的な第三者の視点を通して警察がいるということ、捜査を行なっていること、何よりラジオという公共の電波で報道がなされていることが明らかになります。

これ、流石にファンタジー世界の話ではなくないか……??

加えて大サビの最後、ラジオの音声が入る前に、煌めく背景の中で「飛び立つ」アリアがノイズに包まれ一転して遠くに近代的なビル見える灰色の背景へと変わります。

やっぱりこれ、ファンタジー世界の話じゃないだろ……!!

個人的には灰色で一瞬だけ映った映像が「アリアの住む本来の世界」なのではと思っています。そしてそれは今私たちが住む世界と大差ないのでは? だってラジオ音声の場面でめちゃ現代的なコンクリ敷きの道だし……。日本でよく見るようなめちゃ身近な排水溝があるのが映ってるし……。禁じられたはずの音楽を聞いてる媒体がめちゃパソコンだったし……。マイク付きのヘッドフォンまで転がってるし……。流石にこれでファタジー世界の話だとするのはそこそこ無謀な気がします。もしそうだったらそれはそれで面白いけども。

あと歌詞では「イヤホン」で音楽を聴いている(「喧騒もイヤホンでかき消してくの」)のに、ラジオ音声裏の「実際の世界」を描いてそうなタイミングで道路に落ちているのはヘッドフォンなのも「アリアは信頼できない語り手である」と示すものだったら面白いと思います。


時系列

そもそも、アリアが音楽を禁じられたのはいつで、家族を奪われたのはいつなのか、ティザー映像にあった「この国に私の居場所なんてないから」という言葉はどのタイミングで言ったものなのかなのかも色々考えていたのですが、これ、曲で歌われる時系列と実際にアリアが経験した時系列ってちょっとズレてたりします?

「音楽だけが唯一の楽しみ」からアリアが添付された音楽を聞くまで回想シーンなんじゃないかな。MVでもその部分が舞台袖に付いているような幕が描写されているのがその説を私が推す理由の一つです。漫画だと回想が黒枠で表されるみたいなアレ。

あとは1番のサビの「大好きな旋律を隠れ聴いたの」という部分。音楽を国に奪われたと曲中で明言されるのは2番サビのあとなのに、家を出て旅を始める時点で「大好きな旋律」は「隠れ聴」く必要があったことも、実際の時系列と曲としての時系列にズレがあることを示唆しているんじゃないかと私は思います。

ざっくりと実際の時系列と考えられるものを羅列するとこんな感じかな?

音楽を禁じられる/家族を奪われる
→匿名のメールを受信、禁じられた音楽を聴く
(→音楽が原因で一時狂気やそれに準ずる状況になる)
→早朝に家を出る(1番)
  「旅立つ朝」「眠りについた街」「太陽が昇り切る前」「朝日が照らす」
→夕暮れの街を歩く(2番)
  「夕日にお別れ」「茜色空」
→≪ダンジョン≫を抜けて「飛び立つ」夜
     「夜空」「月が見下ろす」
→遺体発見(未明)
→ラジオでの報道がされる

ティザーでの「この国に私の居場所は無いから」がどの段階で誰に向かって言ったものなのかは全くわからん! 「唯一の楽しみ」だった音楽を禁じられた後、匿名のメールを受け取る前なのかなぁ。

時系列とは少し異なるかも知れませんけども、画面におけるオーブのようなキラキラの画面効果とアリアの正気度が関係していたら嫌だなぁ。虹のようなキラキラが強くなればなるほどアリアは見えないものを見て、見えているものを見ることをやめていたらと考えるとゾッとします。でも、めちゃありそうだよなぁ……。


細々とした疑問点

・禁じられた旋律は共通なのか
ティザーの裏で流れたメロディーこの曲で流れていたメロディーが同じだったので多分共通なのでは? Tr.03でも同じメロディーが流れた場合は多分ほぼ確定で共通と言っても良さそう。
・そもそもなんで刺さった人間が死んでしまうのか
・どうして国に音楽が禁じられたのか
・アリアの家族はどうなったのか

まだまだ1曲目なのでわからんことが山ほどありますねぇ〜〜〜。今日公開されるTr.03でもまだまだ謎が増えそうでワクワクします。あと差し込むチャンスがなかったんだけども、「空に描いた」ってワードって机上の空論を連想させますよね。あとは「紙に書くことができず物語の1ページにすらなれなかった」みたいなね。感覚の話ですけども。


TO BE CONTINUED!

ということで空に描いた幸福論の感想と考察未満の考えたこと垂れ流しでした。2曲目が公開される前になんと書き終わってよかった〜〜! 正直終わらな可能性も見えていたのでなんとか終えられて安心してます。でも知ってるか? 感想を書き終えるとまた新しい曲の感想を書くことになるんだぜ。オタクって難儀だね。

それでも人が熱量を持ってお出ししてくれたコンテンツに対しては、熱量で返すのが感謝を伝える手段の一つかなと私は思うので。だから熱量を文字にします。私、これしか出来ないし。あとこの場を借りて「オタクは金でしか愛を伝えられない」という私が吐いた言葉を「オタクが推しへ愛を伝える手段には様々あり、熱量を熱量で返すこともそれの一つである」に訂正させてください。その上で私という1人のオタクは、文字に託しきれない愛を金に変換しがち。

なんて関係ないことをちょいと挟みましたが、アリアのお話はここまでで一旦幕引き!次はカサノバの物語に関する感想が書けたらいいなぁ。約9000文字の感想を書く方も書く方だけど、読む方も読む方だと思います。ご清聴ありがとうございました〜





Reference

  • 夢追翔. (2024, July 5). 空に描いた幸福論. YouTube.

  • 著者不明.掲載年不明.クラシック用語.日本少年合唱協会.

  • 著者不明. (2019, March 14). 蝶の縁起. 日々是活き生き ー暮らし歳時記.

  • 著者不明. (2023, September 12). 蝶のスピリチュアルなメッセージとは?状況や蝶の色別での意味を解説. Tabi Times -旅タイムズ

  • 著者不明. 編集日不明. アリア. Wikipedia.

  • 著者不明. 編集日不明. 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え. wikipedia

  • Wayne C. Booth. 1961. The Rhetoric of Fiction.

  • 著者複数. 最終編集: 2023, April 9. 信頼できない語り手. Wikipedia


おふざけでちょっと参考文献未満の何かを引用しちゃったりしましたけど、良い子のみんなはレポートの参考文献にWikipediaを使うなんてことはしちゃダメだぞ。でもWikipediaの参照欄から色々辿って参考文献を探すのは結構便利。

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