【ATingの天然石図鑑】グランディディエライトの魅力

こんにちは。
ATngスタッフ・オオクラです。
ATingの天然石図鑑は、天然石初心者のオオクラと一緒に天然石について学んでいくシリーズです。
わたし同様の初心者さんにも、天然石にお詳しい方のおさらいとしても楽しんで内容になっています。

一回目はエメラルド

二回目はパール

続いて今回はグランディディエライトのお話です。

グランディディエライトについて

みなさんはグランディディエライトという天然石、ご存知でしょうか。
恥ずかしながら、わたしはブリッジリングに仕立てられたそのお石をATingで見るまで全く聞いたこともありませんでした。
そして今よりももっともっと天然石の知識が薄かったその時、何度も何度も「これは、、、?」「なんて名前でしたっけ、グランど……?」とデザイナーに聞いていました。
緑色の魅力的なカラーを持つグランディディエライト、今回はその魅力についてお伝えします。

グランディディエライトってどんな石?

グランディディエライトは1902年にマダガスカルで初めて発見された天然石です。
宝石の強度を表すモース硬度はエメラルドやアメシストと同じ7.5です。
実はこのグランディディエライト、発見当時は宝石としては認められず忘れ去られた石でした。
そんなグランディディエライトが脚光を浴びることとなったのは発見から100年ほどたった2003年、スリランカで透明度の高い石が見つかったことからです。
その後採掘が進み、2018年ごろからアメリカのミネラルショーにカットされた石が並ぶようになりました。
ずっと忘れ去られていたのに一つの発見からスターダムを駆け上がるなんて、夢のある石のお話ですね。
ATingでは肌馴染みの良いペールカラーのグランディディエライトを人気のブリッジリングにお仕立てしてご案内しています。

グランディディエライトの注意点

かなり硬い石ですが、二方向に割れやすいという特徴を持っています。
とはいえ、普段お使いいただくのに必要以上に怖がる必要はないでしょう。
強い衝撃が加わらないようにだけご注意くださいね。

グランディディエライトは問題なく水洗いしていただけるお石です。
超音波洗浄機などはご利用にならず、汚れてしまった場合は柔らかいクロスをご利用いただくか水洗いしてすぐにタオルオフしてあげてください。

グランディディエライトの豆知識

グランディディエライトという名前、ちょっと覚えづらいですよね。
実はこの名前はフランス人の博物学者で探検家でもあるアルフレッド・グランディディエからもらったものなのです。
日本人にはやや馴染みが薄いフランス語、しかも人名からですからちょっと覚えづらいのかも。
ただ、思わず口にしたくなる名前としてATingのお客様にも大人気の石です。ぜひ何度も練習して店頭でスタッフにお声がけくださいね。

ATingでのグランディディエライト

ATingではブランドの顔であるブリッジリングでたびたび登場しています。
地金は黒くなりにくいシルバー(プラチナシルバー・PT100)をおすすめしていますが、ゴールドやシルバーも素敵ですよね。
肌馴染みのいいひかえめなカラーなので他のリングとの相性も抜群です。

デザイナーが語るエメラルドの魅力

最後にデザイナー・タキガミにその魅力について聞いてきました。

デザイナーの熱い想いが伝わってきましたね。
現在ATingではルースからのオーダーの受付を停止しています。
申し訳ございませんが、再会までは既製のグランディディエライトからお選びくださいませ。

最後までご覧いただきありがとうございました。
次回はトルマリンをご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに!


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