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「連戦連勝」をデザインする 圧倒的強さ誇るサッカーチームを作るための織田信長からのヒント

法政大学体育会サッカー部で、チームマネジメントコーチをしています、
プロアスリートコーチの飛田です。

連戦連勝できるチームって、どうやって作るんでしょう?

例えば、戦国武将の織田信長。
さまざまな戦いで、(たまには負けることもありますが)連戦連勝したから
全国統一の直前まで登ることができたわけです。

連戦連勝をしたければ、互角の実力では、だめなんです。
当たり前ですよね?

子どもと大人が勝負をしているがごとく、「圧倒的に勝てる理由」が
ないとダメなんです。

大学サッカーでは、何が、「圧倒的に勝てる理由」になるのでしょうか?
技術とか、体力ではないと思うんです。

高校でトップクラスの選手が、様々な大学に散らばって進学していくのですから、
同じリーグで戦う大学であれば、同じくらいの実力と考えるのがまっとうです。

集中力やハードワークでもないと思うんです。
どんなチームだって、集中してやっていくぞと思って試合に臨んでいるし、
しっかりと走って自分の仕事をしようとしているからです。

もしも、技術が明らかにたりなかったり、体力が圧倒的に劣っていたり、
集中力が散漫だったり、ハードワークをせずさぼってしまったら、
その時は、勝つ可能性が低いとはいえると思うんです。

でも、技術、体力、集中力、ハードワークでは、連戦連勝できる理由にはなりません。

さて、信長の話。
彼は、当時の戦国武将とは、違う作戦をとっていました。
だから、連戦連勝できたのです。

たとえば、
他の多くの戦国武将が、「農民兵」を主体とした軍を作っていたのに対し、
信長は、常設の専門兵からなる軍を組織しました。

専門兵ですから、訓練度が違います。
常設ですから、1年中、活動ができます。(農民兵は農繁期の晩秋~冬にしか活動できません)
そうやって活動するから、実践経験も違います。
さらに、装備が充実しています。

これならば、子どもと大人が勝負をしているがごとく、圧倒的に勝てると思うでしょ?

でも、1つ課題があったんです。
専門兵をやとって、常設軍を作り、装備を揃えるだけのお金はどうやって作ったのか?
ということです。

実は、信長は、当時のお金(権益)を握っていた寺社と対立します。
そして、寺社は、お店を出すには出展料を払いなさい、お店に行くには、途中の道
(関所)で通行税を払いなさいという形で、お金を巻き上げていました。
信長は、自分の領地の中で、自由にお店をやっていいよ。買い物をしたい人は
自由に来てもいいよという、新しいルールを作りました。楽市楽座ってやつですね。
そうやって、生活に便利な町を作り、人口を増やすことで、圧倒的に税収を増やす
ことに成功したのです。

・(人数は少なくとも)圧倒的な軍事力
・それを支える、圧倒的な経済力
だから、連戦連勝が可能になったのです。

実力は五分五分の戦いであったら、勝ったり負けたりになってしまって、何連勝も
することはそもそも無理な話なのです。

では、サッカーではどうでしょう?
・もっと決定力があれば
・もっとコーチングしっかりしておけば
・もっとスプリントをしっかりしておけば
・もっと周囲との距離感を意識できていれば
・もっと積極的に裏をつけていれば
・もっと強度高く守備をしておけば
などなど、敗戦からの反省って、いつも同じようなものではないですか?

だとしたら、これらをなくせれば、連戦連勝は夢ではありません。

そのためには何をしたらいい?
それは、
・作戦を考えること
・コミュニケーションをとること
・うまくいかないことをすぐに修正すること
です。

ところが、パスやシュートの練習はするのに
・考える「練習」はしない
・コミュニケーションの「訓練」はしない
・修正する「トレーニング」はしない
というのが、多くのスポーツチームの現状ではないでしょうか?

ここを鍛えまくったら、「大人と子供の勝負」にできるんです。
連戦連勝ができるんです。

具体的にどうやってやっているのかは、ヒミツです。
知りたい人は、個別にご連絡ください。

こんなことを指導したあとの、試合結果。
2024年6月2日
法政大学4-0立教大学
https://www.instagram.com/p/C7tk7QVvTLg/?img_index=1

プロアスリートコーチング
https://www.global-optimum.com/


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