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ゲッターロボを何も知らないオタクが「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」を見た話─前編

最近、ニコニコ動画等で「推しの子ゲッター」なるものが流行っている。
流行りに乗らないオタクとしては「推しの子」も「ゲッターロボ」も全く知らないのだが、ネットミーム文化は好きなのでついつい見てしまう。

動画については見てもらえばわかると思うが、ネットミームが好きなら「アホガールとファフナーのアレ」と言えばわかると思う。

この動画を見たとき、私は衝撃を覚えた。

ゲッター勢の表情が良すぎる……

私は、平野耕太先生のドリフターズのファンだったこともあって、所謂「イイ表情」をするキャラが好きなのだ。

そういうことで、ゲッターロボを全く知らない中、「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」を見ることにした。

"シーズン2"

今回は一人で見るため、ニコニコ生放送ではなくHuluを利用した。
Huluにはいくつかのゲッターロボがあったが、タイトルを選び、再生……

シーズン2

し、シーズン2……?
いくらタップしても後にも先にもシーズン2しかない。

いったいこれはどういうことなのかとフォロワーに聞いたところ、
その他のゲッターロボアニメとは世界線が違う(意訳)らしいので気にしなくて大丈夫だという。

どれかのゲッターロボアニメが「シーズン1」として認識されている可能性があるが、ゲッターロボ初心者としては混乱するばかりである。
Huluで見る場合、気を付けてほしい。

感想を書くにあたって

見るにあたって、私のゲッターロボ知識を下記に記載しておく。


  • ゲッターロボの知識は「何十年前にあったロボットアニメ」程度(初代ゲッターロボかと思われる)

  • ゲッター線とかよくわからないがよく見かける画像「宇宙の始まりが云々」はゲッターロボのものだとは理解している。

  • 上記理解のため、ロボ自体のイメージが人類に影響を及ぼしてくる系(エヴァとか)の認識がある。

  • 漫画版?(原作?)には永井豪と石川賢が関わっている(らしい)


上記見ていればわかると思うが、本当に何も知らない。
そして何も調べていない。
これに関しては「何も知らない状況で作品を見たらどんな感想を持つか」という備忘録という側面があるため、許してほしい。

1話感想

ということで1話なんですけど、しょっぱなからクライマックスでビックリ。武蔵さんが自爆してOPだったので、最終話近くの途中から見てしまったのではないのかマジで心配になった。

そしてOP、推しの子MADよりテンポが遅い(MADが速い)のは知っていたが、違和感なし、水木氏と影山氏の歌声が本当に素晴らしかった。

上記の自爆のその5年後、闇プロレスをやっている號の前に滅んだはずの爬虫人類が出てきて……というあらすじ。


いやーヒーローものの定石なあらすじではあると思うんだけど、出てくるキャラクターがほとんど倫理観がなくてとても素敵。
でも芯はしっかりしているからヒーローの素質があるキャラ本当に好きです。

ネオゲッターロボのパイロットがあと一人見つからずに、普通にパイロット候補が使い捨てにされているのが追い詰められているのを暗喩していて味わい深い。
研究所はともかくとして、この段階では普通に日本政府も許容しているはずなので、やはり侵略後の傷はデカいのだろう。

あと、ゲッターロボの世界の人間、というか號くんがタフすぎる。
船浸水から沈没までマジで速攻なのに普通に浮かんできたのでタフすぎて笑った。(隼人さんはなんか上手く脱出してる感あるから感じなかったけど)


2話感想

日本政府に研究所が閉鎖されてしまったけど、それはそれとして別拠点で號くん達は訓練を重ねていた。
そんな中、人工衛星がロストしてしまい、アメリカの観測ができなくなった。
が、問題ない!アメリカにはテキサスマックというロボがいるのだ!……しかし……というあらすじ。


いきなり2話で閉鎖される研究所があるかぁ!(全4話だからしょうがないけど)なんか研究は国際問題らしいけど、もっと前から指摘はなかったんですかね……

そして恐らく当時でも衝撃があったであろう、テキサスマックのパイロット!キング兄妹!

この兄妹、何がとんでもないかってその演技!下手というわけではなく、英語の訛りがとんでもない。
人工衛星について話してた米軍関係者?については訛ってなかったので、この兄妹だけすごい訛っている。

彼らが英語ではなく、日本語を喋っているという暗喩なのかはわからないが、アニメのお約束として英語は話されないので真相は闇の中だ。
個人的には「テキサス」マックの搭乗員なのでテキサス訛りなのではと考えたりする。

そして恐竜帝国がとってきた戦法、あまりに格上すぎる。
もうこれで全部征服できるんじゃないか、隕石精度が良すぎる上に、テキサスマックの主装備が二丁拳銃のため、弾切れを起こす。
バズーカ砲を装備させた方がいいと思うが、アメリカ軍には予算がないのだろうか。

テキサスマックが危機に瀕した時にネオゲッターロボが助けにやってくるが、サムライソードをぶん回していたので、やっぱり弾切れを起こす装備は今回の相手には相性が悪かった。

が、人工衛星を落とすときに出してきた銃はかっこよかった。棺桶に入っているのは、「これを出した時、相手は死ぬ」ってことであろうか。

しかし、こいつも弾が少ししか入っていない!!弾切れ起こしたらどうすんだ!

テキサスマックのデザインすごく好きなので、米軍はもっと予算を回してほしいものである。

あと、テキサスマックをネオゲッターが助けたときに號くんが「奇兵隊(騎兵隊?)の登場だぜ!」というのだがすごくいいセンスだと思った。

奇兵隊か騎兵隊かわからないが、奇兵隊の方がこれまでのお返しとしてはすんなりしているので、そっちだとは思う。

この作品、こういうセンスのいいセリフがちょいちょい出てくるので、参考になる。(聞き間違いだったら本末転倒なので笑ってほしい)

少し長くなってしまったので、3話と4話については次のnoteにて。
ここまでの閲覧、ありがとうございました。

後編はこちらから
https://note.com/atheru/n/n95633225ed2c


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