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奇跡を起こすか?BAND-MAID

2016年頃からBAND-MAIDと言うバンドにハマっています。名前の通りメイド風のコスチュームを着た20代のガールズハードロックバンドです。そのバンドのサウンドはメイド服姿からは想像できないほど骨太で迫力があり、まさにこれぞハードロックバンドというサウンドです。まず初めて聴いた方はそのルックスと出す音とのギャップに驚くと思います。そのギャップに魅惑され70年代のハードロックを聞いて育った50代のファンを中心にじわじわ若い年代までにファン層を広げています。

今年2月14日には渋谷公会堂(LINE CUBE渋谷)で2年越しのライブツアーのファイナルを飾る「進化」2Daysを無事終了しました。

自分も2月14日にこの渋谷公会堂の現場でお給仕に(彼女達はライブの事をお給仕と呼んでいる)参戦しました。今まで東名阪ではZEPPグループのライブハウスなど1000人規模のキャパのライブハウスを中心に活動してきた彼女達ですが、この渋谷公会堂は3階席まであるキャパ2000人のホールの大舞台です。ツアーファイナルには映像作品を収録するカメラが入り、終演後には2021年の日本武道館公演が発表され自分もこの発表の場に立ち会えた事が嬉しかったです。

この2月14日はコロナウイルス感染が広がりが心配される中でも、渋谷はまだまだ人通りがありデパートではバレンタインセールが開催できた時期でした。会場もスタンディングではなく座席があり天井の高い大きなホールです。しかも自分は2階席2列目。前の列はどうやら関係者席のようで皆さん冷静に座っていらっしゃいます。こんな状態でライブ参加に関してはそれほど恐怖心はありませんでした。今になって思えば本当にライブハウスではなくこのホールを会場に選んでいたのは正解でした。3月1日のライブ開催に警鐘を鳴らしたX JAPANのYOSHIKIさんからも彼の番組出演の縁で花束が届いており、まだ雰囲気的にギリギリ大丈夫かな?という感じでした。

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しかし翌日の15日に大阪のライブハウスで発生した集団感染により様相は一変します。その後ご承知の通り次々とライブは延期、中止という流れの中で彼女達はギリギリでツアーファイナルを終え映像作品も発売が決まりました。まさに奇跡のような出来事かもしれません。

彼女達の次のライブツアーは7月16日のZEPP NAGOYAから。その間予定していたフェス等の出演は全滅になりそうですが、7月までツアーの予定が組んでいなかったのも幸運。もしかしたらこの時期がやっとライブが再開できる時期かもしれません。ZEPPグループコロナ後の再始動初のバンドがBAND-MAIDという事もじゅうぶんにありえる話かと思います。無事7月からのツアーを終えて次の奇跡を起こしてくれるのか?いや次の週には自分の個展も控えているのでライブできる世の中になっていないと困ります!

BAND-MAIDではコロナウイルス感染拡大防止でギターボーカルの小鳩ミクさんが手洗いの仕方を解説した動画をアップしました。バックの音楽もBAND-MAID作曲のハードロックでこれがまたカッコいいです!

6月25日追記

予定されていたZEPPツアーですが全公演中止が決まりチケットの払い戻しの連絡がありました。早々と中止、延期が決まるバンドが多い中でBAND-MAIDはギリギリまで開催のあらゆる可能性を探っての結果の決断だと理解しています。中止のお知らせと共に無観客ライブ配信と来年の武道館ライブチケット販売のお知らせがありました。とにかく早く安心してライブに行ける環境が戻ってほしいと言うのは多くの音楽ファンの共通の願いですね!それにしてもこんなに長くライブが開催できないとはZEPPのような大手のライブハウスでも経営が持ち堪えるのか心配になります。

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