事件は現場で起きている!
『ガテン系の仕事』
という言葉にどんなイメージをお持ちだろうか。
したいかしたくないかで言えばおそらくしたくない、という意見が大半なのではないかと思う。
でも、そんなガテン系の仕事をする人がいなければ私たちの社会生活を営むことは困難だろう。
自分たちの住む家も、通勤している間も、スヤスヤと眠っている間も。
現場は動いている。
かく言う私も、カウンセリングルームの代表の他にガテン系の仕事をしている。
男の最終地点と呼ばれるような仕事。
面接時に必要な書類の多さには辟易するような。
『○○(職業名)のくせに!』
時にいわれのない罵声を浴び、業務には危険を伴い、心はすさんでゆく。
ストレスチェックもなければ面談もなし、社会的地位は格段に低い。
しかしながら得るものも多い。
例えば人の優しさとか愛。
そして怒りや蔑み。
自ら選んでこの場所にいるのだから仕方ないけど、一刻も早く抜け出したいとは常々考えている。
私からのお願いがひとつ。
今日からでも明日からでもいい、どうか周囲を見回してガテン系の仕事を見つけてみてほしい。
彼らは不遇な扱いを受けながら、社会の片隅で、きっと私たちを支えてくれている。
夢というのは、最大の個人情報と言われています。ただ、解釈を抜きにしてはただの脳内作用です。夢に興味のあるあなたに解釈していただいてこそその価値が出ます。