【かぎ針編みの編み方解説】実は2種類!?長編みの交差編みの見分け方と編み方
長編みの交差編みと一言で言っても、大きく分けて2種類あり、それぞれ正式名称も編み方も違います。
基本書や編み目記号を網羅した書籍などでは、きちんと区別されていますが、どちらもごっちゃにして「交差編み」と記載されていることも多いので、交差編みについて解説したいと思います。
編み目記号からどちらの交差編みか理解して、正しい編み方をマスターしていきましょう!
ちなみに今回、解説する交差編みですが、先日編み図公開した長袖簡単ジレでも使っていますので、参考にしていただけると幸いです。
交差編みの種類
交差編みには大きく分けて2種類あると書きました。
その2種類の編み目記号を見てみましょう。
この2つの記号、どちらも長編みを交差する編み目記号ですが、少しだけ違う部分があるの、お気付きでしょうか?
長編みの足のクロスする部分が違っていて、一方はXの文字のように長編みの編みのクロス部分がくっついています。
もう1つの記号は、クロスする部分の長編みの足の1つが途切れています。
この2つは交差するという点では同じですが、くっついている方は「長編み交差編み目」、1本が途切れている方は「長編みの変わり交差編み目」といい、もちろん編み方も違います。
長編み交差編み目の編み方
長編み交差編み目は、編む際に最初に編んだ長編みを編みくるむように2つ目の長編みを編みます。
長編みの変わり交差編み目の編み方
長編みの変わり交差は、途切れている長編みが裏側(後ろ側)に、繋がっている長編みが表側(前側)にくるように編みます。交差編み目は最初の長編みを編みくるむように次の長編みを編むのに対し、変わり交差は最初に編んだ長編みを避けながら、編みくるまないように編みます。
他にもいろいろあります
ここでは、左右1目ずつの交差の編み方を2種類紹介しましたが、他にもたくさんあります。
左右の目数が違ったり、変わり交差の向きが違ったりとバリエーションも豊富です。
YouTubeで、ここで紹介した基本の交差の編み方も含め、何種類かの交差の編み方を解説しています。
左右の目数が違うものや表と裏で編み方が変わる交差なども併せて紹介しておりますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。
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