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菅原の里 菅原道真生誕地

アトリエ宝来から北へ10分ほどのところに菅原の里(奈良市菅原)があります。ここは、菅原道真公の生誕地で、菅原天満宮があります。

菅原天満宮解説


天満宮の略記によると、菅原道真公のルーツは、土師氏だそうです。土師氏は、相撲の始祖でもある野見宿祢が、垂仁天皇の后日葉酢媛命の崩御にあたり、殉死に代えて埴輪を造り陵に埋めたことから、土師氏という姓を賜ったのが始まりとされています。その後、奈良時代に、居住地である「菅原の里」から、姓を「菅原」に改め、平安時代になって、道真公が誕生されたのです。

菅原道真産湯池

天満宮の北には、道真公産湯の地とされる池が保存されています。

道真公は、有能な役人として活躍されたましたが、都の権力争いにより、九州に左遷され、その時に読んだ「東風吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」という歌が有名です。また、菅原道真といえば、福岡の太宰府天満宮と京都の北野天満宮が有名です。

実は私、大学受験の際に菅原天満宮でご祈祷をしていただいたのですが、近所の神社でご祈祷してもらったという認識で、ここが道真公生誕地とは知りませんでした。今は、「左遷された」というところに妙に親近感がわきますので、これから書物を読んで、道真公について勉強してみたいと思います。



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