べっぴん

文章が書きたい欲求が抑えきれない時の吐き出し場。 映画の感想メインにしていきます。 ギリギリ20代の女性。

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最近の記事

【黒人女性への暴力】カラーパープル【ネタバレあり映画感想】

ウーピー・ゴールドバーグ主演、同名小説が原作の1985年スティーブン・スピルバーグ監督作品「カラーパープル」を鑑賞しました。 2023年製のリメイク作品もあるようですが、旧作品のほうです。 あらすじ(最初から最後まで)作品の時代背景 20世紀初頭、アメリカ南部。 女といえば白人女性、黒人といえば黒人男性というように黒人女性は存在しないような扱いをされていました。 家庭内暴力は当たり前、妻は夫の奴隷同然の扱いを受けていた、そんな時代のお話です。 少女時代 主人公セリー

    • 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」解説と感想

      レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット共演の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を鑑賞した方、理解できましたでしょうか? 今回はイマイチ意味がよく理解できなかった人に向けて、時代背景や題材となった事件のことなど解説も加えて、感想を書いてみました。 あらすじ(結末までネタバレあり)落ち目の俳優とスタントマン リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は落ち目の俳優。 そして彼を支えるスタントマンはクリフ・ブース(ブラッド・ピット)。 立場は違えど大親

      • 友人が少ない人の最適解を発見した。

        要約すると・・・ 「友達が少ない」というのは時間を持て余しているということ。 その時間を自分磨きの時間にしたという話。 「友人が少ない」コンプレックスをバネにした話である。 むしろ今では友達なんて少ない方がいいとさえ思っている。 本文私には友達が少ないというコンプレックスがあった。 友達が多くて毎日が充実している人が羨ましく思えた。 友達を作るための行動をとってみたけど、楽しめないどころかひどく疲れたのでやめた。 無理に仲良くなろうとして友達を作るなんて不自然な行為なの

        • 誰が”彼女”を殺したか

          名前は出さない。 1人の若者が亡くなった。 彼女に石を投げた人たちがきっといる。 どんなに明るく振る舞う人も、誰かに石を投げられれば痛い。 ものすごく痛いのだ。 その石を投げた人たちに、彼女が一体何をしたというのか。 彼女はプライベートをたくさんの人にさらけ出していたから、 友達のように感じて気軽に辛辣な言葉を投げかけやすかったのかもしれない。 だが本人に面と向かって言えないような言葉を、本人が見るであろうところに書き込むべきではないと思う。 この日本では言論、内

          究極の親子愛!ドラマ「ラストオブアス」感想

          再現度すごい!オリジナル(ゲーム)の再現度はかなり高い。 世界観、建物の荒廃具合、感染者の見た目の作り込みなどゲームのイメージが保たれている。相当な予算をかけて作られたに違いない。 背景はCGなのか分からないがかなり再現度が高くオリジナルそのままの感じ。 ドラマオリジナルのストーリー、ドラマ版だけの設定などもあったが大筋はゲーム通り。 結末も全くゲーム通りで感動した。 ビルとフランクの話、ドラマ版のファインプレービルとフランクって誰だっけと思いオリジナルを確認したが、フラ

          究極の親子愛!ドラマ「ラストオブアス」感想

          「ダメ派遣男まさお」とかいうYouTuberにハマった件

          ついこの間、YouTubeを徘徊していたらダメ派遣まさおというチャンネルにたどり着いた。 49歳、借金もあり派遣とバイトを掛け持ちして生活しているとのこと。 そして恋人もいたことがないという、典型的な弱者男性という第一印象だった。 普段は得意の料理を武器に晩酌動画をメインに投稿している。 しかしこの正男氏、ただの弱者男性ではなかった。 正男氏の再生リスト「エリカと奈緒美の物語」を見ていただければわかるが、氏の借金の経緯は女性関係である。 20代の頃に、飲み屋の女エリカに惚

          「ダメ派遣男まさお」とかいうYouTuberにハマった件

          無理に結婚しなくてもよくない?

          結婚を婚活と読み替えてもらっても、恋愛、恋活と読み替えてもらっても可。 無理に婚活に精を出したり、相手探しに躍起になる必要はないのではないか。 断っておくが筆者は結婚や恋愛を否定する気は毛頭ない。 ただ、婚活や恋愛のことを考えてつらくなる人も少なからずいるのではないかと考え、自分なりの考察を書いてみた。 まず、結婚・恋愛のデメリットとメリットを整理していこう。 男性と女性でもかなり変わるのでそれについても言及した。 ただし、メリットと思われるものは理想と紙一重で、結婚してい

          無理に結婚しなくてもよくない?

          映画「チャタレイ夫人の恋人1993」感想

          恋愛系古典を読みたくなり、おすすめを調べると「チャタレイ夫人の恋人」という作品がヒットした。 なんでも当時(1922年作)には卑猥すぎて出版禁止の裁判沙汰にまでなったらしい。 そんなことしたら余計読みたくなるのが人間のサガだろうというツッコミを入れたくなるが。 図書館で早速本を借りてみたところ、めちゃくちゃ分厚くて文字が多い。 他に読みたい本もいっぱいあるのでとりあえず諦めて映画を見ることにした。 映画と原作は違うのかもしれないがとりあえずあらすじ。 あらすじ チャタ

          映画「チャタレイ夫人の恋人1993」感想

          英語をマスターする必要性について考える

          近年は英語に限らず、言語の習得というものの価値が比較的下がったように思う。 もちろん英語に関しては、最低限の単語理解や文法、簡単な文章を読むくらいのスキルはあった方がいいだろう。 しかしスマホでカメラを向けるだけで目の前の文章を翻訳できるし、翻訳ツールの利便性・正確性が向上したことにより 言語の習得の優先順位は今後下がり続けていくはずだ。 これからの世代は言語の習得に一生懸命になるよりも 別なスキルを伸ばしていく方が良いだろう。 今、小さな子供に「できたらかっこいいから

          英語をマスターする必要性について考える

          今が楽しければそれでいい?んなわけ。

          今が楽しければいいのか、よく話題に上がる問題だ。 将来のことを考えるのが難しく、大変だから、目を逸して未来の自分の状況の事などシャットアウトしてしまう。 それは考えることを放棄している。 いや世の中の大半の人は、考えることを放棄している。 考えると言うことをしなくても、誰かが代わりに答えを見つけてくれて、必要最低限度の生活を保障してくれるからだ。 自分が頑張らなくても生きていける。 今を楽しく生きる事はもちろん大事だが、将来のことを考える事はもっと大事だと思う。 今を楽

          今が楽しければそれでいい?んなわけ。

          離婚する人が増えたのは不幸なのか?を考える。

          3組に1組が離婚、というデータはさすがにいいすぎらしいが、とにかくどんどん増えつつあるのは事実のようだ。 寿命が伸び、結婚期間が長くなることでそのうちに熟年離婚する夫婦も増え、離婚数増加の一因にもなっている。 巷では離婚は良くないことのように言われがちだが、果たしてそうだろうか。 人生の選択肢も増え、寿命も伸びている現代社会で、別に一人の人と永久的に関係を結ばなくてもいいのかもしれない。 自立した女性が増えたことも一因だろう。 女性の経済力の上昇と離婚率の上昇は、実際

          離婚する人が増えたのは不幸なのか?を考える。

          自分に自信がない人は筋肉と教養をつけろ

          自己肯定感という言葉を耳にすることがある。 結局、既存の言葉である「自信」と何が違うのかイマイチ分からないが、自分を認めてあげられない人が増えているみたいだ。 人間なのだから自分に自信がなくなる事は、人生において少なからず誰もが経験することだろう。 自己肯定感を上げる方法、それは筋肉と教養をつけることだ。 まず、筋肉をつけることはどうして自己肯定感が上がるかと言うと、見た目が変われば心も変わるからだ。 私は「自分の体の中で、自分がコントロールして大きくできるのは筋肉だけ

          自分に自信がない人は筋肉と教養をつけろ

          性と生について

          処女や童貞について。 それは個人の問題であり、経験を済ませるのが早い遅いとかどちらが良い悪いとかそんな評価はどうでもいい。 それよりもセックスを汚い行為かのように思っていることが問題だ。 人間を犬や猫と同じように「生き物」として考えたとき、種の保存のためのセックスは極めて自然な行為である。 人に好意を感じたり、性行為したいと思うのは汚いものでもなんでもなく、むしろ生命の美しい営みだと思う。 誰彼構わずしたいとか依存症のようになっているのはまずいが、極度に恥ずかしく思う

          性と生について

          孤独は人生に与えられた最高の贈り物

          人は極端に孤独を怖がる。確かに孤独感は人間が感じる苦痛の中で上位に食い込む辛さだろう。 現代社会は孤独が問題視されがちだが、一人の時間というものは現代人に与えられた最高の贈り物だと私は思っている。 昔の人(ここでいう「昔」はざっくりと現代のように文明の発展が進んでいない時代を指す。数十年前ですら昔に入れていい)は、周りの人に頼らなければ生活していくことが、困難であったはずだ。 お金の流通していない時代なら、誰かと物々交換で食料を得たり、母親であったなら畑仕事をしている間に

          孤独は人生に与えられた最高の贈り物

          相続登記義務化について

          令和6年度から相続登記が義務化となる。 遺産は被相続人(死亡した人)から確実に、生きている人間に相続の手続きを取らなければならないのだ。 相続する権利を知ったときから3年以内に、手続きを取らなければ10万円以下の罰金となる。 しかし上記法律は以前から存在した。ただ義務ではなかった。今回の法律は義務となり、罰金も厳しくなるのではないかとの見方がある。 所有者不明な土地が多すぎるので国が対策を講じたようだ。 しかし、相続登記は実質やってもやらなくてもどっちでもいいみたいな状

          相続登記義務化について

          お金の話題をタブー視する風潮と嫌儲について

          世間にはお金の話題を避けたり、儲けることをタブー視する風潮がある。 私にとっては意味が全く分からない。 お金の話題はせめて家族間では最低限行わなければ、家計がどういう状態なのか把握できないし、お金に対する目標を立てることもできない。 家系的にお店を経営したり、会社を経営している人が多いからか、私自身も自分のスキルを使って個人事業をしているし、していたいと思う。 儲けるということに何の罪悪感もなく、自分のやったことや生み出した価値に対価をもらえるのは当然だと思う。 お金

          お金の話題をタブー視する風潮と嫌儲について