フランスの給食時の様子。

給食のサービスの仕事は、すでに出来ているものをお皿に盛りつけて運んだり、小さい子たちには肉を切ってあげたりと仕事内容自体は簡単なものなのですが、結局は人対人。相手は子どもです。
もちろんフランス語を使います。

心がけていることがあって、日本の常識は世界の非常識という言葉もあるくらいなので私が当たり前と思っていることはフランスでは違うのではないか？と思うようにしています。

夫に話すと、日本人の礼儀正しさを100とするとフランスでは60か70くらいだと思う。との回答でしたが、だからといって何でもありなわけじゃない。とも言ってます。

メインとデザートの間にチーズを挟む日もあるのですがある日チーズの包み紙を投げている男の子を発見。小学校中学年くらいかな？
それはダメでーす！と注意したのですが、同じ子が昨日パンをちぎって投げてました。
1度目、こないだも言ったでしょ？やめなさい
2度目、あなたは家でもパンを投げているのか？両親はそれでいいよというのか？両親にチーズの包み紙やパンを投げてもいいと教わったのか？
少々強く言ったのですが懲りずに3度。

だから3度目にしてレッドカード！隣室の洗い場に連れて行きそこで一人で食べてもらうようにしました。(こういう時のためにすでに一人用の机が置かれている)

あまりにしつこかったもんで私も頭に血が昇っちゃってちょっと冷静さを欠いたかもしれない。なんでパンを投げるのがダメなのか説明しないといけなかったのでは？と

帰宅しても反省してたのですが、夫に話したら

そんなものは親が教えること。
ダメなものはダメ！
それでいい。さすがにパンを投げるのはフランスでも許されてないよ。
3歳の姪っ子でも理解してることだ。

とのことで、ずれてなかったことに安心した私です。