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影山零治が大好き

影山零治が大好き!!!

失礼しました。あたたかです。近頃、友人と話をしている際に 「なんで影山零治?が好きなの?」
という返答をよく聞く(知らんキャラならそりゃ聞くだろ...)ので自分なりに気持ちを文語体にすることも吝かでないと思い、こうしてnoteの会員登録を済ませちまちまりと文を打っている次第でしてよ。これから同じ内容を友人に聞かれた際にURLを渡せば長ったらしい話をしなくていいってスンポーさ!(最悪過ぎるし絶対そんなことしません はた迷惑過ぎる)

人間不信で疑り深いのに、最終的に年端もいかない少年に理解され、救われる

なんかタイトルだけで終わっちゃったんすけど、、、、、まず、前提条件からお話致しますが、影山零治というキャラクターは"超次元サッカー"を題材にしたゲーム・アニメ・漫画などマルチメディア展開されている"イナズマイレブン"という作品に登場し、作品全体に黒幕として関わってくる、所謂ラスボス的な存在です。(後々彼のバックにすごく悪い石油王のキャラクターも控えていますが、この文章を読むにあたっては気にしなくて結構です。)
主人公である円堂守属する"雷門中学"と因縁のある私立名門"帝国学園"の総帥(理事長)兼サッカー部監督として度々ストーリーに登場します。
彼自身の父親がサッカー選手であり、若手選手に追われる形でサッカーを辞めてしまった上に、失踪して一家離散したため、監督として優秀であるもののサッカーに対する非常に強い復讐心(憎しみに近い)がある上、"勝利"という概念に執着にも近いこだわりがあり、勝つためなら法に触れるような手段も取ってきます。(子供向けアニメでそれはどうなんだ)その中でも特に印象的なのは雷門中との試合でスタジアム天井から鉄骨を落としてきたことでしょう。勝つ見込みのある試合だったにも関わらず、影山零治は「試合前から勝っていなくてはならない」とし相手チームのフィールドに鉄骨を落とす計画を企てます。自分の育てた選手の離反によって計画は被害者が出る前におじゃんになり、影山はそのまま警察に連行されますが、このエピソードを知っていただければ影山零治という人間が、どれだけ勝利にこだわり、育てた選手や対戦相手を信用できないかがわかっていただけると思います。

そのあとなんだかんだてんやわんや(潜水艦造って警察を撹乱したり)ありまして、更なる復讐のためにサッカーの世界大会でイタリア代表の監督に無理矢理なります。(元々いた監督は解任させられた)彼の復讐は続き、世界大会は怨嗟と怨念渦巻く地獄絵図になるかと思いきや.......

結果的に言うと影山零治は世界大会をメチャクチャにしないんですよ、ただたのしくみんなでサッカーしに来てニコニコしながら退場してった普通のおっさんでした。傍から見れば。彼は主人公達と戦っていくにつれて、自分の在り方に段々と揺らぎを感じており、そこで自分が隠蔽工作をしていた最中に怪我を負わせてしまった生まれつき目の見えない少女であるルシェに対して贖罪から手紙と共に目の治療費を送り続けていました。ここも私が彼を好きな理由なんすけど、なんとなく目に留まって「どうしてこんな幼い少女が自分の復讐の巻き添えになるんだ?」
って疑問に思い、助けてしまうのってあまりにも"""""人間"""""なんすよね 勿論自分でやらかした事故なんですけど

そうしたサッカーや人に対する複雑に込み入った感情を見抜いたのが私がいつも言ってるフィディオ・アルデナです。彼は影山零治の指揮した試合記録を片っ端から調べ上げ、影山零治のサッカーには彼の父親のプレイスタイルを追っていると考えました。そして、試合中に一生懸命に影山零治の父のサッカーを再現します。そして........



影山零治、大泣き

そりゃそうだ 泣くわ
現場からは以上です。眠いので寝ます。