見出し画像

雑感 2023/7/3 自戒の言葉


私が座右の銘としている言葉はいくつかあるが、今回は、そのうちの3つについて話をしたい。

何にもしなくても何とかなる。
でも、何にもしなきゃ『何とか』にしかなんねぇんだよ。


これは、黒柳の「俺様!」での言葉だったと記憶している。
前後の文脈は全く覚えていないが、この言葉だけは、はっきりと覚えている。
覚えようとしたからだ。
それくらい、この言葉は当時の私にとても重く響いた。

私は、常日頃、天邪鬼と楽天思想キャラで売っている。
なので、どんな困難(めんどくさいこと)があっても、常に「何とかなる」「大丈夫」と言って、適当に過ごしている。
もちろん、それがいい方向に働くこともあるが、そうでないことだってある。
この言葉を見たのは、学生で、進路を決めなければならないような頃だったと思う。
ものすごくやりたいことがあったわけでもなく、どこかに就職できればいい、できるだろうと思っていた私だが、資格試験を受けたりなんかしていた割には、SOPHIAに現を抜かして勉強に身が入らず、それでも、「ま、いっか、何とかなるでしょ。」とやっていた。

そこに、黒柳のこの言葉である。
当の本人にそんなことを言われて、何も思わないわけにはいかない。

『何とか』にしかならない。

自分で何かを動かそうとしなければ、何も起こらないということだ。
欲しいものがあるのなら、手に入れに行けということだ。
私は、このまま受け身でいいのかと自問した。
答えは否だったが、何かを手に入れるために動くには、あまりに障壁が大きすぎると、結局何もしなかった。
確かに何とかはなったし、その何とかなった末の今の生活も、決して最悪ではない。
が、折に触れて、あそこでもっとこうしておけばよかった、と思うことはある。

どちらも生き方だとは思っているが、黒柳がそう考えながら生きているということは、ずっと心に留めている。
そこに、冒頭の黒柳の座右の銘である。
そう。やはり、黒柳は、考え方は変わっていないのである。


挫折なんてしたことがない。
だって、成功したことがないから。

これは、私が大好きな元日本代表サッカー選手、鈴木隆行の言葉である。
詳細は上の記事に書いたのでそちらに譲るが、結局のところ、黒柳と隆行は同じことを言っているのであった。

欲しいものがあって、それを手に入れたいなら、努力するしかない。
成功した人は、みんな努力した人だ。
努力もしないのに何かを手に入れられるなんて思うな。

耳が痛い。
隆行は、ワールドカップで得点を決めた華々しい活躍が印象に強いが、彼の経歴は決して順風満帆ではなく、あのシュートのように泥臭い。
そう。人よりも先んずるには、人よりも努力して、人よりも一瞬早く、一歩先に出なければならない。
嘆いていても、文句を言っていても、手に入るものは「何とか」でしかないのである。
それは、今までの人生で、よく分かってしまったことの一つ。


頭遣え。気ぃ遣え。感謝しろ。


これは、中学の時の部活の顧問の言葉。
解釈はいろいろあると思うが、私は、自分で主体的に動け、ということだと理解している。
してもらうのではなく、安易な前例踏襲でもなく、何故それがそうなっているか考えて、独りよがりにならずに生きろ、ということ。

そして、今その環境で生かされていることに感謝する。
自分一人では何もできないし、自分の周りの人は、自分のために様々なことをしてくれている。
生きていられること、必要とされていること、大切に思ってもらえること、それは、決して当たり前ではないことを忘れてはならない。
そう。「ありがとう」は、「有難う」なのだから。

サポートくださった方には、スキのお礼画像の種明かしをします。 そうでなくても、スキをたくさんしてくださると、きっとどんな秘密が隠されているか分かります。