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雑感 2022/10/27 都さんゲスト@MAZE OF LIFE

RayflowerのIKUOさんがコマラジでやっているMAZE OF LIFEという番組に、都さんが出るというので、聴いてみた。

このチャンネルの良いところは、聴取可能エリアに住んでいなくても、全国のコミュニティチャンネルを聴けるアプリ「リスラジ」から、無料で聴けるところ。ここが、radikoとは違う。
そしてもう一ついいのが、この番組は、翌週に再放送があるってこと。これは、善し悪しだと思うんだけど、IKUOさんが好きで聴いてる人は、もっと違う話聞きたい!ってもどかしいだろうけど、私みたいに、ゲストが来るのを聞きたくて聴いてるような人にとっては、とても有り難い。

これまでも、都さんが出た回は聴いたことがあって、その時も少しだけSOPHIAの話をしてくれたのだけれど。
今回は、その時の比ではなく、いろんな話を聴かせてくれました。

いろいろ必要事項を話した後、ついに都さん登場。
今日のIKUOさんは、開始時刻と打ち合わせの時刻を勘違いして、30分遅刻。なので、都さんとスタッフはIKUOさん抜きで打ち合わせ。「来なかったら、『都啓一のMAZE OF LIFE』でやろうかと思ってた」と、いつも通りの都さんです。
呼びたいね、と言われながら、いつもライブ後のコメント録りのみで終わっていたので、今回ようやくスタジオに来られた都さん。いつもRayflowerで一緒にやってはいても、サシで向かい合って話すのなんて初めて、という2人は、ちょっとドキドキ緊張気味。いつもはないコーヒーが出て、用意されてるスイーツもいつもより100円ほどお高めのようで、「受付の人、SOPHIAファン?」とIKUOさんに訝しがられておりました。


ここで、まず一曲。何が来るかな、と思ったら、"街"。
まぁ、オーソドックスな選曲で、と思っていたのだけれど…。

曲明けのIKUOさん、「SOPHIAの中で、"街"は代表曲だと思うのですが」。それを受けた都さん、「こないだMステでもやったしね。ライブのリハーサルをやる前にいきなりテレビ出演なんて(笑)」。これ、本当にそうみたいね。
ここでIKUOさんからの質問。「Mステ、"街"をやろうっていうのはあったんですか?」。都さん曰く、「こっちからこれがやりたいっていうよりは、テレビ局からこれやってくださいって言われて、全然いいですよ、って感じで」。ふ~ん。これはかなり意外かも。確かに、初めてMステ出たのが街で、それが25年前で、そして一番売れててみんなが知ってる曲であるっていうんだから、ベストチョイスではあるけどね。ここで"Believe"とかやった日には、みんなポッカーンってなってチャンネル変えるだろうから(笑)。
(私のMステレポが見たいという奇特な方は、雑感 2022/9/23(プレ復活@MUSIC STATION)をご覧ください。)

そして。IKUOさんの次の質問。
「ちょっと小耳にはさんだんですけど、『街』ってどこなんですか?」。都さんの答えは、「それは、聴いてくれる人それぞれに街があると思うんですけど…」なんだけれど。
曰く、

「"街"のMVを撮ったのが、狛江なんですよ。」

「SOPHIAが上京して、初めて住んだのが狛江。当時は東京の位置感覚が分からなくて、多摩川はさんだら川崎っていう場所だけど、東京としては家賃が安くて、しかも渋谷とか新宿とかに1本で出やすいと思って。」
IKUOさんの「メンバー全員狛江に住んでたの?」のと質問への都さんの答えは「全員同じマンションに住んでた」。びっくりしているIKUOさんに、「運よく、同じワンルームマンションに5部屋取れた。共同生活ではなくて、各自の部屋があって、打ち合わせは誰かの部屋でやり、リハ行くのもみんなでそこから。」と都さん。

うわ。確かに、"街"のPVを撮ったのは昔住んでたところだって話は聞いたこともあるような気もするけど。まさかそれが、狛江だとは。
確かにね。あれは、誰のショットも目を皿にして見たよ。当時のVHSではコマ送りも簡単ではなかったし、画質も悪いし。
そして、今もう一度見直して、あぁ、これが当時の狛江なのね、なんて思ったりして。黒柳のはちべえは、いつから黒柳のところに来たんだろうね。

とはいえ。私も上京直後の都さんと同じように、全くもって東京の土地勘がないので、狛江が、都内なのかそうでないのかすら分かっていない。というかむしろ、北関東あたりだと思っていた(笑)。ごめんなさい。多摩川挟んですぐに川崎っていう、そんな位置関係なのね。駄目ね、私。Jリーグのクラブとかスタジアムの位置でしか、地理を把握してないんだもん。

そして。メンバー全員同じマンションに住んでたって話も、今さら初めて知ったかも。よく言われる、ジルくんはいつも松岡のところに入り浸っていたって話はあるけれど、それが上京前なのか後なのかも分らんし。

この後、地上を走っていた小田急が高架化されたとか、駅前にTSUTAYAとロッテリアと西友があったとか、世田谷通りのラーメン屋とか、IKUOさんが住んでた和泉多摩川の話とか、ひとしきり狛江トークが続いたけれど、全く状況が分からない私には、何のことやら。
ただ、パチンコ行くために全員自転車買ったとかいう話は、金もないのにみんなでパチンコにつぎ込んだ話とか、パチンコ屋でナンパしようと思って綺麗な髪の人に声かけたら黒柳だったとか、そういうエピソードを彷彿とさせる。
それに、雑然としていた街がきれいになるのには一抹の寂しさを感じるっていうのは、なんか歳を取ったなぁって思って、何だか切ない。

そして、当時は電車に乗ってリハに行っていたという話には、IKUOさんもびっくり。手持ちできるくらいの機材で通ってた、とは都さんだけど、フロント3人はともかく、キーボードとドラムはきつくないか?というのは、後から思った話。


次のオンエア曲は、Rayflowerの"リアルゲーム"をライブバージョンで。「コロナ禍でライブがなくて寂しいから」と、せめてもライブバージョンをかけるIKUOさんの心遣いが嬉しい。

次は、10月11日の再始動武道館公演について。
IKUOさんは、自身の延期公演があって行けなかったようで、「どんな感じだった?」。都さんが「3時間半で22,3曲やった」と言うと、事情をよく知るIKUOさんは「もともと長い予定だった? しゃべりが多かったとか(笑)?」と的確なツッコミ。でも、都さんはここは真面目に「最初はMCは無しで映像だけ、後半は、今までも思いだったりを話した。ふざけて前に出てしゃべったりはしてないよ(笑)? メンバーもみんなしゃべったけど、感謝の気持ちとかだった」。
そうね。ふざけてはいたし、MCが長かったのは間違いないけど、松岡の語りはやっぱり松岡だったし、9年間の積もる思いがあったっていうのはよく分かった。
「僕のフォロワーがたくさん見に行ってて、YUKIちゃんも見に行ったみたいだけど。9年ぶりにSOPHIAを見て、いろんな気持ちや思いがフラッシュバックしてるって。楽しかったよりも、感動したって感想が多かった。」とはIKUOさん。「当時SOPHIA が言っていたことに影響を受けてミュージシャンになったとか、若い人が感動したって言ってる意見をたくさん見た。」とのことだったけど。
都さんは、「1万人くらいのお客さんが360度入ってた。9年ぶりだから、あの時はこういうことがあったよねとか、"街"の頃、私は、俺はこうだったとか、それぞれ自分の時代背景がある。それと、メンバーの時間とが相俟って、印象的な時間だった。初めて見た人からも、思いを感じ取ったって言われたし、いつもセッションしてる人からも、ありがたい言葉をたくさんもらった。」
そうね。当日のMCでもあったけど、みんな、それぞれにSOPHIAとの時間を重ねてきていて、それぞれの曲に、それぞれに紐づいた記憶があって。だからこそ、武道館でのセットリストは、それぞれの記憶や歴史をなぞるものになって、9年間の募る思いもまた、上乗せされたものになった。そういうのを全部感じながらやってくれるのが、都さんだよね。

そして、IKUOさんは「復活決まってからの企画とか、ブランディングがすごかった」とも。
確かに、サブスクやMV解禁、Mステ出演、東京近郊の駅貼りポスターとか、ちょっと今のSOPHIAでは考えられないくらいのプロモーションが行われたからね。私も相当ビビったし、どこでどんな力が働いてるんだって、逆に訝しんだくらいだけど。でも、素直にありがたいことだって思います。本当に。

武道館当日には、次の大阪城ホールライブも発表されましたが。
「次のライブは、1月に大阪? 大阪でライブとかないですか?」とはIKUOさん。「ベースオントップに頼んでセミナーを入れるから」なんて、職権乱用気味なのです。
でも都さんは、「1月8日ってことは、年末からリハに入るから、結構バタバタ。Rayflowerもツアーあるし、意外に時間ない」。IKUOさんは、スケジュールを確認したところ、発表してない予定がすでにブッキングされており、「無理」とのこと。「発表してないなら大丈夫じゃない(笑)?」なんて、都さんも意地悪なのです。

次は、少し真面目に機材の話。
「キーボードがすごかった」とのIKUOさんに、「ショルキー入れて10台使った」との都さん。「じゃあ、手が10本あるの?」なんて、IKUOさんは素人みたいな感想。
都さんが言うには、「エレピは全部手で弾いてる。このキーボードではこの音しか出したくないっていうのがあって、音色で全部分けた。オルガン、ピアノ、エレピって分け方したから、本当に贅沢にキーボードを使った。ぶっちゃけ、こだわりがなければ3台くらいで行ける。こだわって、もう少し太い音にしたいとか思うと、台数が増える。キーボーディストとしてこだわり抜いて、オールドのシンセ使ったり、リスナーには難しいかもしれないけど、ミュージシャンにしか分からないようなことをやった。スタッフは大変だったと思う。別日で1回全部セットを組んでリハをやったりもしたし。最近そういうことできないから、やりたいからやった。シーケンスの時代に、プレイヤーとしてこだわってる」。
正直、私にはちんぷんかんぷん(笑)。でも都さんが好きなことにこだわって、楽しいことをやっていたっていうのはよく分かる。なんかもう、それだけでいいのかも。


次の曲は、Rayflowerの"憂いのファニーマン"。ベースが超気持ちいいし、ベースソロもいい。さすがはIKUOさん。

曲明けのIKUOさん。「僕、黒ちゃんと松岡君とは面識あるけど…」。…そうか。IKUOさんはベーシストなんだから、黒柳と面識あっても不思議はないか(笑)。
都さん、「黒ちゃんは久々だったから、リハビリみたいのを必死でやってた。ベースも確か新しくしてたし。ジルも、活動してたとはいっても、僕みたいにセッションをしてたわけじゃないし、ちょっと浦島太郎感もあっただろうな。黒ちゃんも、THE★裏ワザとかセッションもやってたけど、9年間やってなかったからね」と、黒柳のことを慮る。IKUOさんは、「タイミングが合えば見に行きたいです」とのことでしたので、ぜひ、見ていただきたいと思います。

さて。ようやく(笑)エンディング。
なんというか、よくしゃべる二人、というか一人(笑)。必要事項のお知らせなどありましたが、ここでは省略とさせていただきます。


はい。久しぶりに、メモから起こすラジオレポを書きました。
しかも、後半は放送後半年たってから書いているので、放送の内容は何も覚えておらず、全てが片言のメモ頼り。一応、再放送も含めて2回聴いたのだけれど、さすがに覚えていませんでした。

IKUOさんの口から、黒柳の名前が出たのは、結構嬉しかった。最近の黒柳はスラップに取り組んでいるようなので、いつかはIKUOさんとの共演があればいいな、なんて思います。赤い髪仲間ってことで(笑)。

そして、実はこの時初めて、"街"のMVが狛江だってことを知った。もっとも、狛江が分からんので何ともだけれど、こうやってIKUOさんが狛江のコミュニティFMで番組をやっていて、そこに都さんが出て、っていうのは、少し遠いけれど、きっと何かの縁なんだろうな、と思ったりするのです。


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