2004年11月8日 163回 BLUE SKY COMPLEX

オープニング

先週と変わらない今日のオープニング。メンバーと音信不通(笑)で「何してんだろ?」と黒柳。ジルくんからはこの前、変なメールが来る、って電話があったみたい(笑)。そして都の誕生日にはちゃんとメールをしたそうで。かなり意外。メンバー内でそういうことするんだ…。
PCに新機材を導入して以来またヒッキーモードに突入したみたいだけど、外界にも適度に触れましょうね(笑)。

黒ひげ危機一髪

「黒ひげ危機一髪」。ゴミを燃やしたら混じってた電球が爆発して火傷しそうになった人。黒柳は卵を食べた時に爆発して唇を火傷した痕がまだ残ってて、火傷の怖さを力説。気を付けなきゃ。
次。車で動物を轢いたかもしれないって人。黒柳はそういう経験はないみたいだけど、「動物のために、ごめんなさいの気持ちをこめて祈るべき。お祓いとか保身のための祈りじゃなくて」って言葉、当然だけど忘れてたな…。
最後。友人が階段の手摺で滑ってたら、4階から3階に落ちたって人。黒柳の子供の頃は、木や神社の屋根は登るためのもの。「何でも禁止にするのはどうかと思う。子供の勇気や好奇心をそぐし、無茶したら痛みがあることを身をもって知るのが子供の仕事だから」と黒柳だけど、大人から見ると子供のやることって恐ろしいもんだよ…。

お料理ビンビン

「お料理ビンビン」。先日の続編で、みかんの缶詰(果汁入り)おにぎりの紹介。和歌山では給食に出るらしい。おいしくないとは思わないけど、ちょっとね…。
もう一つ、おふくろの味について。黒柳のお母さんは作る量が多くて、食卓がいつも賑やかだったそうで。帰省する度に食べ切れないほどおかずを作ってくれるって、「俺様!」に書いてたよね?「一人暮らしで焼き鳥買って食べてる今は、昔が懐かしいね」なんて黒柳は言ってたけど、おかんはこの放送聴いてるのかな?

大人の階段

「大人の階段」。台風で警報が出てから雨風の中を子供を帰す学校に不満の母。「子供を過保護にしすぎなんじゃねぇ?いつ帰すってタイミングは親と学校の信頼ではかるもの」って黒柳だけど、やっぱり黒柳は親じゃないから、問題の本質が分かってないね。
2つ目は運転中の携帯について。ハンズフリー商品が売れてるのは本末転倒だと言うその人に、黒柳は「携帯だけにこだわりすぎ。海外はもっとひどいんだから」って言ってたけど、それはちょっと賛成できないな。
3つ目は、両親の仲が悪い人。「結婚したのはボランティア」「結婚生活を続ける秘訣は何も話さないこと」とは両親談。既婚組の青木・加藤両氏は、ともに結婚10年超。加藤さんに至っては、10年経っても一緒に食事行くくらいの仲。そういうのもあるんだね…。

解決!男塾

「男塾」。彼氏に、自分よりSOPHIAが大事?と訊かれた人。「彼もまだ若いんだろうから、自分だけを見てほしいんだよ。俺だってこの子と知り合いなわけじゃないから、彼氏と比較されても困る」と、ちょっと厳しい発言も。彼氏とSOPHIAに対する愛は違うってその子だけど、私は…。
もう一つ、友達以上恋人未満の人に全部おごってもらったって話。「おごってくれるなら素直に受ければいい。かっこつけたいって男の心理を理解してやるのも優しさ。だけど、金出してもらって当然だと思ってる女はムカつく」って、かっこいい男だね、黒柳は。

ふつおた

今日はふつおた。黒柳が影響を受けたアーティストについて。まずはモトリー・クルーのベーシスト、ニッキー・シックス。この人がいたからベースを始めたんだって。そりゃあ、ベースもらって有頂天にもなるわな。もちろん、ボンジョビのアクシアのCMの話も、ポイズンのビデオの話もあった。だけど、「特に印象に残る楽曲ってのはないね」。理由は「俺はバンドが好きなんであって、音楽がないと死んでしまうってほど音楽が好きなわけではない。好きな曲はもちろんあるけど。音楽はバンドをやるための手段」と、いつもの言葉。でもこれ、都さんも前に言ってたよね…。
もう一つ、酒に強くなる方法の質問。「楽しく飲めれば十分。俺みたいに飲んでると、お金ばっかなくなっていいことない」って、黒柳が言うから余計笑えるね。

ここだけの話

「ここだけの話」はレコーディング方法について。昔そんな話を聞いたから、ドラムから順番に重ねていくものとばっかり思ってたら、せーのでみんな一緒に録って、もう1音色入れる時は後から重ねるらしい。そうじゃなきゃ、他のパートとの関係が分かんないもんね。ただしその時点ではボーカルは歌詞無しの「ラララ…」。まっつんがトラックダウンまで歌詞を教えてくれないってのはほんとの話みたいで、黒柳は「本当のところは歌詞があった方が弾きやすいけど、それがSOPHIAのやり方だから」とちらりと本音を。歌詞なしの状態でアレンジするってのも、諸刃の剣だよね…。

ムーブ通信

「ムーブ通信」はマフラーのリクエスト。黒柳自身はバイクに乗る時にはする程度だから、「いつも一緒」みたいな感覚はなさそう。でも、「俺が気に入るのならいいよ」って、商品化の基準は黒柳なのか…。

エンディング

お便りの宛先を読んで「ハガキくれる人は相変わらずたくさんいるけど、FAXは最近見ないね。こういうこと言うと生でやらなきゃいけないみたいだからこの辺にしときますが(笑)」。でも「そう遠くない先に生放送するつもり。SOPHIAのスケジュールを見て年明けには」と、裏切らないのが黒柳。今日最後の捨て台詞は「今からちゃんこ食べに行く」なんて、ご機嫌な黒柳さんなのでした。

で、その年明けのSOPHIAさんは。まず「MEMORIAL WINTER SHOP」&「青い季節」プレミアム上映会(メンバー舞台挨拶あり)を全国で開催。名古屋は1月23日にダイヤモンドホールで。この日がウイショ(?)の最終日だから、翌日のメンバー乱入生放送もあり得るかも。
もう一つ、1月26日に10周年記念アイテム第1弾としてDVDを発売。たぶんブランニューJで黒柳が言ってたやつだね。2枚組で、1枚目は3連発のPV+獅子翼Ⅲ映像。2枚目は"青い季節"PV+「青い季節」ショートムービー。映画ってのはこういう形で公開するのね。タイトルは未定らしいけど、私は記念だからって「philosophy」シリーズを止めてほしくない。ビデオを出さないのはともかく、せめて今まで続けてきたことを1つくらいは変えないでいてほしいから。でもこんなささやかな私の願いも、移籍という大人の事情に踏みつぶされるんだろうね、きっと…。

"ビューティフル"を聴いた。あの頃と同じ状況で。泣きそう…。切ない。この曲を聴いて涙が出る人なんて、何人いるんだろう。あれから、いつの間にか6年が過ぎた。黒柳はあの頃と変わらない放送を続けてる。ブルスカ聴き始めて、それが一番嬉しい。私は…。きっと変わった。それはたぶん…。SOPHIAが変わったから。やっぱり黒柳も変わったのかな…。だけど、せめて「黒柳能生」という人間だけは変わってほしくない。根底のところは。「俺様!」も、ブルスカも、黒柳という人間を垣間見ることができる場所であってほしい。いつまでも…。

今日のオンエア曲

  1. Yes, attention

  2. 青空

  3. ビューティフル

現代からの注釈

私にとっての"ビューティフル"について、少し解説。

1999年の春。黒柳(SOPHIA)の前の番組であるところの「かかってこいや!」が終了し、ラジオはLipsが残るのみ(ヤングタウンは、もっと前に終わってたはず)。「マテリアル」は買ったけれど、ライブへの参加は叶わず。
当時からCS放送を見られる環境ではあったので、そこでオンエアされるPVをビデオテープが擦り切れるまで見て、黒柳がアップになる場所を覚えて目を皿にし、夜は真っ暗な寝室でアルバムを。そしてLipsで流れるこの曲を、布団にもぐりこんで聴く。そんな生活。
冷たい部屋のベッドではなかったし、涙すらこぼれることはなかったけれど。生きてても何もいいことなくて、それでも、死にたくなるほど嫌なことは一つもないはずだって言い聞かせて、なんとか毎日をこなしてた。

夢は、なかった。
希望は、SOPHIAだけだった。

当時の私は何も知らなかったから。この曲を理解するには若すぎた。
でも、今は今で、知らなくていいことも知ってしまったし、当時ほどの熱量もない。
でも、この曲で泣ける人がたくさんいるのを知ってる。聴く人の数だけ素晴らしき人生があって、それぞれにこの"ビューティフル"が寄り添ってきた。

今思ったけど。
これ、最後は「僕を壊してく」なのか。「これでゆくさ」と言いながら。
こんな僕だけどこれでいい、じゃない。きっと、一歩進もうとしてた。
SOPHIAらしくて、松岡らしい。
beautiful song。

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