2006年1月30日 227回 BLUE SKY COMPLEX

オープニング & "エンドロール"初オンエア

最近は、東京が大雪だった翌日に"エンドロール"のPV録りをしたり、アルバム用の撮影なんかもやったりして忙しい日々。
今日はゲストもいるんだけど、やっぱりとりあえずは新曲OA。黒柳曰く、「終わるんだけど始まる。卒業、みたいな」。いきなりイントロから特徴のあるキーボードソロで、ベースもルート弾きの割にはリズムに凝ってるっぽい。っていうか、お前らは新人の青春パンクバンドか(笑)。スネアがずっと裏拍刻んでて、ちょっと前だけどFLOWとかみたい…。11年目、新生SOPHIAは再デビューです(笑)。
ちなみに、ギターソロが"南国"に聴こえるのは私だけ?コード進行も似てるから、よりそんな感じがする…。でも、久しぶりに松岡色が薄い曲が聴けてかなり嬉しい。さすがジルくん、超かっこいいよ…。まぁ、"brother & sister"はお決まりのまっつんだけどね。黒柳、来週はよろしく。

ゲスト Everlasting-K・Kouichi

さて、ゲストはEverlasting-KのKouichiくん。キャリアが長い割にはラジオに出るのは2回目だということで、緊張でガチガチ(笑)。まずは軽く彼の経歴を追ってみると、黒柳とは10代の頃から20年近くの付き合い。同じバンドだったことはないけど、上京した時期もほとんど同じで、ずっと仲良し。そしてLaputaが2003年に解散し、去年からソロで活動を開始。Kouichiくんがバンドを組まずにソロでやることにしたのは、「バンド組むのに疲れた(笑)」から。それは冗談にしても、バンドメンバーをまとめていくのにパワーがいるのは本当の話。
で、今日Kouichiくんがやってきたのは、2月に出すミニアルバムと3月からの全国ツアーの広報。ソロライブでは自分がフロントなのが落ち着かないというKouichiくん、ギターを持たずに立つのにもチャレンジしたとか。そして今回、サポートには黒柳も参加。ギターは元ROUAGEの利華さんで、2ちゃんねるでは「尾張桜組じゃん」とバカにされるくらい、素敵に名古屋色(笑)。(後でHP見たら、ドラムのサポートがクレイドハーツ(ex.DIE-ZW3E)のRANさんだったときもあるらしい。素晴らしき名古屋魂(笑)。) 
黒柳は、Kouichiくんから未完成のアルバムを聴かされて「覚えてきて」と言われたらしく、「発売間に合うのか?まぁ俺たちも"エンドロール"のマスタリングが終わったのはほんのこの間だけど(笑)」とベテランの余裕。その余裕がいい味出してる二人です。

エバラス新曲制作秘話

Everlasting-Kの新曲" Metamorphose "の後は制作秘話。Kouichiくんは専ら宅録のようで、周りがうるさいと録れないとか。黒柳もたまには宅録するらしく、家の前を通るトラックと猫の鳴き声(笑)が邪魔なんだってさ。
今回、今までやったことのなかった作詞もしたKouichiくん。言いたいけど上手く言えないもどかしさに、ボーカリストの苦労を感じたとか。黒柳曰く、「松岡も昔はかっこつけた詞を書いてたけど、だんだん裸になってきた。そんな命懸けて書いた詞を批評されて『お前に俺の何が分かんねん!』って怒ってたね」。そんなまっつんに、黒柳は「どっちでもいいじゃん」って言ったらしいけど(笑)。
さて、ツアーの話。名古屋は3月19日の栄・OZONオゾン。「どんなライブ?」と訊かれ、「SOPHIAの曲はやらないから(笑)」とKouichiくん。「俺に興味なくても黒に興味があれば来て(笑)」なんて言ってしまって大丈夫でしょうか…。しかも、「俺がKouichiくんのファンをもらって帰る」と黒柳も調子に乗ってるしさ。

MNBarミッドナイトバー・ブルスカ

「MNBar・ブルスカ」。お休みのよっしーに代わる臨時バイト・Kouichiくんは、試雇期間につき時給450円(笑)。
1つ目は、無類のハヤシライス好きのひいおばあちゃんが、毎日食べたらいつ飽きるかを実験したところ、1月やっても飽きなかったという話。確かにKouichiくんの読み方はちょっと分かりにくかったけど、「シャイなキャラ演じて好感度上げようとすんな(笑)」と黒柳のダメ出し。ちなみに二人に共通の飽きない食べ物は、案の定、お酒。最近もKouichiくんの家で、種々雑多に10時間飲み続けたらしく、さすがの黒柳も翌日のビデオ撮影では気持ち悪くなったんだって。そんなことくらい事前に分かってんじゃん…。
もう一つ、前に勤めていた職場に行ったら「人手が足りないから戻ってこい」と言われ、時給も今よりいいんだけど、戻りたいか分からないという人。「今の仕事は休みの融通がきくっていうけど、それって大事だよな。俺も昔はツアーとかって言って一月半も休ませてもらったこともあって、すごく感謝してる。動機がお金だとか気にしないで、やりたいことをやれ」と黒柳、Kouichiくんの後押しもあったので、よく考えて決めて下さい。
ここでKouichiくんとはお別れ。あの静かなしゃべり方が何とも印象的だったけど、黒柳曰く、実際はそうでもないみたいね。

解決!男塾

「男塾」。別れた彼が今でも忘れられず、何とかして振り向かせたい人。「難しいな。温度差の理由は愛情表現の違いやズレだと思うけど、根本的に違ったら戻れないし、仮に戻ったところでまた一緒。頑張って好きになるのは恋愛じゃない」という黒柳、でもやっぱり好きなんだって…。
2つ目は、「イく」の感覚が分からないという、黒柳も呆れるような相談。黒柳は、「自分が感じていないなら、ソフトに伝えるべき。女を喜ばせる方法は、挿入だけじゃなくていろいろあるから。例えば、俺は「宝島」でいろいろ言われたけど、何も言わずに受け入れてくれた人との精神的なつながりを感じた。だから同じことじゃねぇ?」。そういう解釈をする辺り、黒柳だよね…。

ふつおた

ふつおた。高卒で就職しようとしてる友達が何も努力してないので、「就職できるかな?」と訊かれて、厳しい言葉を言ってしまったという人。自分で「頑張ってない彼女に対する僻みかも」と言っている彼女に対し、黒柳は「お前に無理っていう資格はない。ただ、就職先を選ばなければ、とは言えるけどね。そこでお前が「じゃあ何がしたいの?」って訊けば、やるべきことのアドバイスにつながる。無理って切り捨てるのは無責任に聞こえるし、初めからその友達を拒否してる。それに、勉強してるお前だって人の世話焼いてる場合じゃないかもしれないしな。心を配ってあげて下さい」。そうか…。そういうことだったのね。

ここだけの話

「ここだけの話」。寝るときに靴下を履く?という、知ってか知らずか確信犯的な質問。もちろん黒柳は、靴下を履かないと部屋も歩きたくないし、足先が痛いほど冷たくて眠れないんだって。でも圧迫感を感じるときは半分脱いだりもするらしく、「見せられない姿だね」と言っておりました。

エンディング

アルバム発売後の武道館、「あんなにたくさん覚わるかな?変わった舞台を組みたいと思ってるから楽しみにしてて」と黒柳。実はアルバムタイトルが「We」に決定の模様。シンプルに「We」とだけ書いてある、品のいいジャケットです。しかも次のツアーの日程も続々決定。どうも武道館がツアーのスタートって感じになりそうだね。

今日のオンエア曲

  1. エンドロール

  2. 航海

  3. MY SELF

現代からの注釈

エンドロールの感想。
あれのベースが、1曲ずっと16分を刻み続けてるっていうのは、件のベースカバーチャンネルを見て気付いた。と思ってたんだけど。この、AMラジオで聴いてただけでも、「リズムに凝ってる」ってところまで聴こえていたとは。自分の耳もあながち悪くない。
でも、ギターソロがラクリマの"南国"っぽいっていうのは、ちょっとよく分からない。音が太いって感じかなぁ。

そして、本命。
最近、Kouichiくんがツイッターに出現したということのようで、Laputa?Kouichi?界隈がざわついている模様。私は全く分からないのだけれど、ずっと生存確認できてなかった、ってことなんだよね? その感覚は、分からないではない。黒柳だって、ずっとそうだったわけだから。

この辺の名古屋系の人たちは、黒柳は、結構早い段階で抜けてしまってはいるけれど、それでもきっとつながりや連帯感が強いのだろうなと、勝手に思っている。名古屋の人って、自分は名古屋人だ!って意識が異常に強いからね(笑)。その集大成が尾張桜組なんじゃなかろうか。

あ、ここまでしゃべっててバレてるかもしれないし、前にも話したけれど。私、LaputaもROUAGEも全くの未履修です。関係の方々、申し訳ございません。

後日追記。
正確には覚えていないけど、2023年の1月ごろに、Kouichiくんはツイッターのアカウントを消しました。何があったのかなかったのかは、誰にも分らないみたい。実質数か月の出現だったってことになるけど、姿が見えるってことがどれだけ幸せかってのは、よく分かるから。

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