ポケモンsv対戦:今後の予想など雑多なまとめ

◆はじめに
　テラピース集めから逃れられなくなったので対戦は一時休止。まあ手間なく簡単にメタゲーム回されるのも良くないだろうし残当か。

◆ヒスイ解禁後　※パラドクス等準伝が一時使用不可になることを想定
　まきびしを撒けるタスキダイケンキを、タネマシンガンで処理できるヒスイドレディアとイッカネズミが一過性で流行るが、てんねんラウドボーンにキャッチされるため、結局マスカーニャで良いとなりそう。ドレイッカは詰み技が優秀なためスカーフと相性が悪く、ダイケンキはスカーフを持てばほぼ仕事ができるのもポイント。おんみつマントが効くならそれでも対策できる。たぶんダイケンキは6体のうちにガブリアスと並べて選択を強いる構築が強い。
　また天の邪鬼化身ラブトロスの馬鹿力も流行るが、こちらもラウドボーンにキャッチされる。大地の力搭載の二刀か、アイアンヘッド搭載悪テラス型が主流になるか。
　トップメタの3匹目はヒスイヌメルゴンで、初期は草食が流行るだろうが、上位帯ではヌメヌメゴツメ飛行テラス型が猛威を振るうだろう（高速回復が追いつかないのでS下げ+攻撃技で仕留めるのが主流になるはず）。準伝やパラドスクが禁止されるかに寄るが、S-1ダウン最速80や90族を抜けるラインまで振るのが良いか。
　上記3体に迫る者として、神速やシャドボを空かせるイリュージョン持ちヒスイゾロアーク、ふんかを覚え行動順が読めるお見通しスカーフバクフーンが次ぐだろう。
　他には一致技の火力が凄まじい適応力ダイオウドウや防弾ガチグマや無テラス石頭ヒスイウインディ、素早さ水準が悪くない軽業オオニューラ、ステロを撒ける切れ味バサキリ、オーラウィングとアシストパワーを両立する色眼鏡ヒスイウォーグルもそこそこ流行るだろう。逆にシングルで全く見ないのは、起点作り威嚇あるいはトドメ針すいすいハリーマンや肝っ玉ジュナイパー、トリパ用頑丈顎悪テラスクレベースと霊獣ラブトロス、アヤシシ、ヒスイビリリダマあたりか。

　あともしかしたら同タイミングで図鑑に載らない準伝以下が解禁されるかもしれないが、環境に食い込むのはゴリランダーやウーラオス、ガラルファイアー、2地方サンダー、レジエレキ、そしていつものクレセリア、ヒードラン、3オッサンぐらいだろうか。特にクレセリアと霊獣ランドロスが厄介である。

◇この環境のバクーダ
　ヒスイには役割対称が居ないが、8世代解禁側の方は準伝電気が増えるので嬉しい。と思いきや、準伝電気は桁並に飛行を併用しているため、受けられない飛行テラスでゴリ推される気がしている（というかそもそもサブウェポンを受けれない）。地面弱点の他ポケモンも飛行テラスしてくる可能性が高いため、こちらも氷や電気テラスを切り返さねばならず、仮に物理岩技を打つならガブリアスなどでいいので、基本的にはやはりテラスタル環境とバクーダは相性が悪い。というかバクーダはめざパ時代が終わった時点で、電気受け以外の道を模索しなければならないのである。
　地面側の耐性がマイナー気味なので、実態としては「地面技の威力が高い炎タイプ」と考えた方が良い。環境に妖、鋼、炎の特殊タイプが増えてくれば、チョッキ持ちで両刀もできる。本当は食べ残しを持たせてサイクルが良さそうなのだが、道具枠が競合しそうなのと、回復速度の追いつく相手がC降ってないラウドボーンぐらいなのが厳しい。

◆ダブル面白ギミックメモ
・悪戯心スキスワでクラゲ菌糸の力剥奪
・色眼鏡スキスワでマスカトリックフラワー連打、吹雪連打など
・シンプルビームで蝶舞、白いハーブ殻破
・メガランチャー仲間づくりをサザンに
・熱暴走スキスワ火炎玉なげつけるハピナス
・てんめぐスキスワ濁流、3本の矢
・ちからずく仲間づくりで雷嵐
・天の邪鬼スキスワでインファイト
・イーユイ噴煙セキタンザンタールショット
・遠吠え甘い香り願い事じゃれつくアロマベールバウッツェル+ジャイロボールトリックルーム催眠術まもる食べ残し耐熱ドータクン

◆パルデアプロローグについて
　パルデア図鑑に載っているポケモン、かつミライドンかコライドン一体を使えるルールなわけだが、いのちがけスカーフコノヨザルで伝説を落とせる以上、それを軸に構築するのが良いと思われる。
　対策必須は素早さ種族値91以上のパラドクスやスカーフ持ちで、これらに先制できるよう最速ファイアローも確定。ダブル上位レンタルパでも使われていたし出てくるだろう。
　一方で、同速ファイアロー軸も予測できることから、トリックルーム軸も用意しておく必要がある。先制技を牽制しつつ、眠りを対策できるリキキリンをここでは採用。
　ということで下記の通り考えたが、冒頭で述べたように構築作成の手間が正規になったため見送り。最近発売したWoLongにハマっていて関心がそちらに向いているのが大きい。
・コノヨザル　霊
　やるき　こだわりスカーフ　HS　ようき
　いのちがけ、ドレインパンチ、ふんどのこぶし、なげつける
・テツノカイナ　草
　ラムの実　AD　いじっぱり
　ねこだまし、ドレインパンチ、ワイルドボルト、ヘビーボンバー
・ハバタクカミ　妖
　きあいのタスキ　CS　ひかえめ
　トリックルーム、マジカルシャイン、いたみわけ、シャドーボール　
・バクーダ　妖
　いのちのたま　HC　れいせい
　ふんか、だいちのちから、テラバースト、まもる
・ファイアロー　飛
　はやてのつばさ　するどいくちばし　AS　ようき
　おいかぜ、ブレイブバード、おにび、まもる
・リキキリン　悪
　そうしょく　メンタルハーブ　HC　れいせい
　トリックルーム、サイコショック、ハイパーボイス、まもる

◆DLCについて
　桃太郎伝承のポケモンが発表されたが、厄災伝承の準伝の成り立ちからして、本当に英雄なのだろうか。スター団のシナリオ的に、今作は悪役と正義の味方を単純に描かないように思える。見た目が全体的に悪そうだし、「『キチ』ギチス」という名前も狙っていそう。「『イイネ』イヌ」はSNSの風刺の意図もあるかもしれない。黒いゲーフリが出るか。
　浦島太郎伝承側は、玉手箱と竜宮城のタイムマシン説と本編テラスタルの効果がマッチしているように思う。情報が少なすぎるので何とも言えないが、テラスタルを活かすシルヴァディのような特性のポケモンなのではないだろうか。
　まあマイナーチェンジ版などの追加要素で
一番楽しみなのは、フィールドでも新ポケでもなく、教え技である。卵技が没収されたポケモンにも何かしら活躍の道が開けると良いな。