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TOUR 2022 「kaleido proud fiesta」 を振り返る


あまりにも大好きで終わって欲しくなかったこのツアー。参加した各地のハイライトを記念に残しておこうと思う(とは言え前半に参加した公演に関しては感想を残す気がなかったのでほぼ忘れている)。


◎参加した公演
0724 東京・NHKホール
0726 大阪・フェスティバルホール
0727 大阪・フェスティバルホール
0810 群馬・高崎芸術劇場
0811 新潟・新潟県民会館
0831 埼玉・川口総合文化センター リリア
0914 宮城・トークネットホール仙台
0920 東京・府中の森芸術劇場どりーむホール

◎衣装について
田淵は全公演、ライブの終わり頃には汗染みでツートンになってしまう今回のグッズのFIESTA Tシャツを着用。

斎藤くんのシャツは以下。
白地に金銀ライン→NHKホール
黒地に半分赤紫→大阪初日、新潟
白地に一部紺→大阪2日目、高崎、府中
黒地に金銀ライン→川口、仙台

貴雄の衣装は基本以前に着ていた白と黒(ネイビー)のセットアップ2通り(インナーは不明)。
黒セット→NHKホール、大阪2日目、新潟、川口、府中
白セット→大阪初日、高崎、仙台


ちなみに府中ではカメラが入っていて、円盤化が本日発表された。ファイナルのガーデンシアターが映像化かと思っていたので、驚いた。

以前に書いた、724NHKホールと726大阪フェスティバルホールの感想文はこちらから↓


・溢れ出てきた感情をそのまま文にしました。


ステージには薄くて白い幕が張られていて、よく見えない。暗転し、いつもの絵の具が流れるとメンバーが登場。そのまま位置につく。


1.harmonized finale

薄い幕の向こうに3人がいつも通りに演奏していて、客席からはそこに3人のシルエットが映し出される。あまり見えないからこそ、歌と演奏に集中できる。それにしても、1曲目から斎藤くんの感情込め込めの歌に、心が動かされる。

「僕もその中で生きてるんだよ」の“だよ”、
最後の「ここからまた始まってく」の“ってく”、
この辺りの語尾の歌い方が特に力強く、気持ちが伝わってくるよう。

斎藤くんが1人ピアノの伴奏だけで歌うラスサビ前、ステージバックには星空のようなライトが広がり、歌っている様子が見えるライティングに。斎藤くんがマイクを握って歌う姿と、ラスサビへ続く所とラスサビ終わりの貴雄のドラムの音源とは違う力強さ、こちらの鼓動の高鳴りと重なってぐっとくる。

私はアニメ「TIGER & BUNNY」に詳しいわけではないけれど、テレビから劇場版まで続いたタイバニシリーズのラストはこの曲で締め括られた。
そしてこの曲からこのライブが始まる意味、それは前作を締め括った曲から始まることで、「ここからまた始まってく」へ繋がっていくのだろうと思うと、鳥肌が立つ。その為の幕の演出だったのだろうか。
そう、「つまりI miss youはもう要らない 未来を迎えに行く」へ。そんなライブの幕開けだった。


2.箱庭ロック・ショー

斎藤くんの「ようこそ!」のタイミングで白い幕が上がっていくのを見ると、まさに「箱庭・ロックショー」という名のライブが始まるようで毎回ワクワクさせられた。ツアーの前半ではかなり斎藤くんがニコニコしていた。

田淵は【2曲目の美学】を持っていると勝手に思っている。アルバムの曲順でも、セットリストでも、私は2曲目がとても重要だと思っていて、大体どのアルバムでも2曲目が凄く好きになることが多い。まず1番最初に聴くアルバムの1曲目と、その先に待っている曲を繋げて想像させる大事な位置にいるのが2曲目だと思うから。
セットリストでもそう、特にユニゾンのライブでは斎藤くんが「ようこそ!」と言うタイミングが2曲目の冒頭であることが多い。大体この2曲目でユニゾンと客席のテンションが一気に上がる。それを今回担ったのが箱庭ロック・ショー。あまりにもぴたりと当てはまりすぎている。


カメラが入っているからか3人ともいつもより髪型がキマっている。確か田淵と貴雄が向かい合っていて、貴雄のドラムが変化してる(府中)


3.世界はファンシー

そしてまた一気に空気を変えてくる。TOUR Patrick Vegeeの記憶もまだまだ新しい中、その空気感をそのまま持ってきたかのようなステージ。そうそう、これ、カッコよかったよな、なんて思い返しながらまた聴けることが嬉しいし、斎藤くんの歌い方やギターに触れていない時の手癖が日によって全然違うこと。毎回本当に楽しくて堪らなかった。


イントロの田淵の動きがちょっと違う(府中)


4.シャンデリア・ワルツ

イントロのドラムの音だけで会場が湧く、毎回この曲を待ち侘びていた人たちが沢山いてその気持ちがドラムの1音目が鳴った瞬間から弾けていた、何回聴いても何回も聴きたいと願ってしまう魔法のような曲。斎藤くんがイントロで上手の前方に出てきてくれるのも嬉しかった。毎回、田淵が真顔で「ラララ」と目を見開いて歌っているその顔が忘れられなくなるくらい脳裏に焼き付いた。


斎藤くん、イントロで前に出て来た時の笑顔が最高、だけどギターちょいミス(新潟)

上手前に出てきた斎藤くん、笑顔がキラキラ。そして曲終わりに袖へ向かう(マイクかギターの調整?)(仙台)

「ラララ」の笑ってない田淵の目が怖い。でもめちゃくちゃ元気だった。曲終わりに何故か両手でガッツポーズ(府中)


5.CAPACITY超える

ブレイク後、少しアレンジされた貴雄のドラムから斎藤くんの「ユニゾンスクエアガーデンです、最後までよろしく!」という挨拶がいつもより大人っぽい印象。そして田淵のベースも入りステージの雰囲気はまたもガラッと変わる。沢山あるユニゾンの曲の中でも珍しいジャジーな曲調の秘密兵器をあっさりと出してくる所が田淵らしい。人間らしい色々な気持ちが叫ばれている歌詞、斎藤くんの叫び方は何となく微笑ましい感じ。

田淵の低いコーラスに加え貴雄もコーラスしている。斎藤くんがたまにイヤモニを押さえる代わりなのか両耳を塞ぐような手の動きをしていたのも印象的だった。それにしても歌いながら弾いているギターの手が忙しすぎて毎回斎藤くんの手の動きばかり見てしまった。


斎藤くん、曲中のどこかで袖にサムズアップして合図していた(先程袖に行っていた問題が解決したらしい)その表情がキリッとしててかっこよかった(仙台)


6.Silent Libre Mirage

雰囲気の違う曲を繋げてくるのが田淵は好きなんだろうなと思う。でもこの曲はめちゃ可愛い子が実はめちゃ毒舌だった、みたいな一面を持った曲なのでこの場所に置かれたのだろうか。
「緩やかでも容赦無いフレーズで刺したら外野はゴミくず」なんて歌詞があるし、CAPACITY超えると同じように何かを叫んでいる曲のように思う。
何回も言うけどイントロが本当に好き。ギターの音だけでなく、タンバリンが入ったドラムに、ベースのメロディーが入ってくる瞬間、堪らなくときめく。
この曲で田淵が両脚を揃えて足を少し曲げてリズムを取っている姿が可愛らしくて好き。そしてキラキラと輝くような爽やかな色の照明が間違いなく曲の引き立て役になっていた。


どこかで歌のリズムに合わせて首を横に振る斎藤くん、可愛い。しっかり見てなかったのだが曲終わり辺りの斎藤くんがギター弾き終えた手の動きが可愛らしかった、映像で再確認したい(府中)


7.Own Civilization(nano-mile met)

音に合わせた照明が本当に秀逸で毎回ステージ全体を見たくなった。イントロから低音が身体に響いてきてリズムに合わせて身体が自然と動く。田淵の低いコーラスも凄く良い。この曲順にも「有体たる流れを変えてやろう」そんな意思を強く感じたし、田淵の心の叫びが聞こえてきそうな歌詞と斎藤くんの歌い方含めて最高にカッコいい。
とにかく「享楽がはじまる」という部分が好き。意識していないと思うが、7枚目は7番目だった。


怖い顔でコーラスする田淵に注目したい(府中)


8.ラディアルナイトチェイサー

貴雄のシンバルのカウントを聴くたびに聴ける喜びが押し寄せてきた。B面でありながらライブでやらないのは勿体無い、ギターもベースもドラムも歌も、ユニゾンのカッコ良さがギュッと詰まった曲。Aメロでギターを弾いていない時の斎藤くんの手の動きが自由。


斎藤くん、確かギターソロで首をリズムに合わせてぐわんぐわん回してた(高崎)

貴雄が立ち上がってバスドラの前方まであちこち叩いていた気がする(新潟)

間奏終わり、貴雄を見てリズムを確認する斎藤くん。その後の貴雄の弱→強とかなり強弱がつけられたドラムが凄く好き(府中)


9.fake town baby

ラディアルナイトチェイサーから全く間を空けずに始まる。前半のブロックを締め括る位置に配置されていて、ステージ上ではスモークが勢いよく噴き出し緩急ついた照明からも気合いが感じられるくらいこのライブのハイライトの1曲となっていた。
2AでのMVと同じような田淵の動きが気になって仕方なかったけれど、毎回何かと戦っているようで面白かった。

「さあ勝算万全、お待たせ」で終わらずそれぞれ自由に音を鳴らす時間があり、そこでまたスモークが噴き出す。そして最後に音を合わせて終わる、その瞬間に暗転するのが本当にカッコ良かった。

心の叫びだったり、強い意思を感じるそんな曲が集められたゾーン。CAPACITY超えるからのこの流れ、最高に良かった。


最後の方、田淵は暴れ回ってここでも元気いっぱい 。何回見ても終わり方がカッコよすぎ(府中)


10.5分後のスターダスト

ブレイク後、斎藤くんがギターの音を少し鳴らして始まるのが凄く良かった。思えばこのツアーのセットリストはブレイク後にセッションであったり曲が始まる前に必ず音が付け加えられていたように思う。考え抜かれた1曲1曲の繋ぎだけでなく、今回は少し離れた曲間も繋がりが意識されているような気がした。だからこそ、MCもなかったのかもしれない。斎藤くんの冒頭の挨拶もセッションに乗せていたし、ライブ全体がひとつのストーリーになっているような。

ライブを重ねるにつれ、貴雄のドラムの表現力の素晴らしさに毎回感動した。歌詞をなぞった照明に目を奪われたり、斎藤くんの歌い方も感情が込められていてぐっときた。それでもたまによぎってしまうのは、さっきまでステージの上を暴れ回っていた田淵がこの曲を書いているという事実。本当に良い曲。


斎藤くんの歌がとにかく良かった。何か意識してないけどビブラートがかかってるよう。貴雄のドラムも相変わらず心に直接響く。ビーサイドの時と全然違う…………ドラムの表現だけでこんなにも感情を揺さぶられるものだろうか、本当に天才(仙台)

斎藤くんの「幸せになる5分前」の「5分前」の歌い方が超良かった。ドラムはそこまで強さを感じなかったけれど、公演毎に叩き方も変えているのがわかって良かった(府中)


11.弥生町ロンリープラネット

初めて聴いたNHKホールでは聴けた驚きが大きかったが、秋を歌う5分後のスターダストからの繋がりがとても良かったのでそれ以降は聴くのが楽しみになっていた1曲。斎藤くんの歌声の色の付け方が5分後のスターダストとは全然違っていつもびっくりしていたけれど、毎回丁寧に歌っているのが伝わってきた。貴雄のドラムも、丁寧でいて繊細で時に強くてそれぞれの音を全部聴きたくて、耳が忙しかった。

この曲終わりに春が来てぼくらを待ち望んでいる人が多かったように感じた拍手の“間”も今では懐かしく思う。


最後の「お互いにきっとそうだから」で貴雄がスティックで斎藤→田淵をツンツンと指す仕草。貴雄も、後ろでこっそり色々とやっている。それに気付けて嬉しかった(大阪2日目、高崎)

間奏のギターを弾いてる時の斎藤くんのリズムの取り方が可愛らしいことに今日気付く(府中)


・ドラムソロ

まず斎藤くんが貴雄の方を向きながら次の曲のイントロのギターのフレーズを鳴らし始める。それに合わせて貴雄がドラムを自由に叩く。これまでの何となく型が決められたようなドラムソロではなく、静→動という流れ以外は本当に会場毎に内容は違うものになっていた。それは合わせている斎藤くんのギターも同じ。2人が向き合って楽しそうに音を出している間、ストレッチをしてみたり、少し離れてみたり、ドラム台に座ってみたりする田淵の動きも気になる所だった。

途中の公演では突然ご当地ネタが出て来た。私が参加した中では高崎と新潟で登場。ある意味、何が飛び出すかわからない、とにかく見ていて楽しいドラムソロだった。サービスが、凄い。


斎藤くんがギターを鳴らし始めてから貴雄が立ち上がり「ほていがら」と紹介したのは柄のないフライパンのような黒地に白で柄が描いてあるモノ。それを手前の大きなシンバルの上へ乗せてドラムソロスタート。それは「布袋柄」と呼ばれる、高崎出身のスーパーギタリスト布袋寅泰さんのギターの柄。
それで斎藤くんも布袋さんの曲のギターフレーズを一部混ぜてくる(高崎)

貴雄はドラムソロ前にレルヒさんの被り物を被りそれなりの大きさの米俵を担ぎ起立。米俵はドラム前方に置かれ、ドラムソロではレルヒさんを被った貴雄と斎藤くんがリズムに合わせて首を傾げたりのけぞったりしてとても可愛かった。
ドラムソロの終わりで曲に入る時、貴雄が「ナノサイズ…ナノサイズ…」(曲名を間違えている)すると斎藤くんが細かく首を振って違うと伝え、貴雄「ワールドワイド、ワールドワイド・スーパーレルヒ!」(新潟)
※レルヒさんとは…新潟のゆるキャラ(?)で実在した人物。スキーを日本に広めた人。たまにスキー場やフェス会場にふらっと現れる。

最初は2人が向き合ってリズムを合わせ、斎藤くんが足を動かしたり身体揺らしたりしてるのがとても可愛らしい。途中から素手でスネアを叩いたり自由な貴雄に対し斎藤くんもドラム台に乗って今までにないくらい激しくギターを掻き鳴らす。更に貴雄のドラムも激しくなり、ツアーの中でも上位に来る激しめドラムソロに。田淵はかなり端から見守る→腕と肩のストレッチタイム→ドラム台に座って見守る(川口)

貴雄はマイクスタンド回りカチカチ控えめ〜ドラム控えめ〜激しめドコドコドコドコという流れ。最後田淵が座りながら笑って拍手していた。斎藤くんは貴雄を見ながらリズムに合わせて膝を曲げ伸ばしして上下運動、背中が可愛い(仙台)

田淵が2人を見ながら両手を上に上げて体操しているみたいだったのでこのセッションは田淵の体操ソング説(※絶対無い)
貴雄は途中斎藤くんを全然見ないでスーパードラムを繰り広げる。毎回違うドラムソロとそれに合わせたギターは本当に楽しませてもらったし、目が離せなかった(府中)


12.ワールドワイド・スーパーガール

ドラムソロの流れから貴雄が「ワールド…ワイド…ワールドワイド・スーパーガール」とコールし、曲が始まる。
サビでは田淵がYeah!の後にうさ耳ポーズみたいな手をパタパタさせる動きをしていたり、片足ずつ蹴る仕草をしてみたり、首を横に振ってみたり、気付いたら田淵にばかり注目していたが、ノリノリでギターを弾いて歌っている斎藤くんの姿も。間奏では斎藤くんと田淵が向かい合うことも多く、見ていて楽しい。ラスサビ前の貴雄の雄叫びもそうだが、楽しさ満載でこれまた無敵過ぎる。


レルヒさんの被り物はラスサビ前の貴雄の雄叫びの時にバサッと激しく取られファサッと高く投げられ宙を舞い落ちていった(新潟)

最後の間奏で斎藤くんと田淵が向き合ってリズムに合わせてベースを動かす田淵に斎藤くんもちょっとノる(仙台)

間奏で斎藤くんと田淵が遠くから向き合っていた。田淵のリズムに合わせた首振りが相変わらず可愛い。そしてラスサビ前の貴雄の雄叫び長め!(府中)


13.ナノサイズスカイウォーク

ワールドワイド・スーパーガールの最後の音とイントロのギターの音を被せる形で始まった。貴雄が「ナノ…サイズ…ナノサイズスカイウォーク」と曲名コール。
各地で繰り広げられた田淵の軽快なステップだったり身体を横に大きく揺らす動きだったり…間違いなく音楽に合わせて自由に動いてるのは田淵本人なんだなと改めて思う。

初めてこのツアーを見たNHKホールから、1番私の心を掴み続けたのがこの曲のギターソロ。音源にない付け加えられたソロ部分を弾く斎藤くんの何とも言えない楽しそうな表情と心がときめくメロディー、そして続く音源のソロはまるで浮遊しているように軽やかで爪弾かれた音に自然と笑顔になる。
「無敵の予感だ!」から続く次の曲は私の中で無敵のイメージがある、そんな曲だ。


斎藤くん、そんなカッコいいギターソロの最後の方ちょっとミスる(新潟)

斎藤くんイントロのコード最初間違えてた。
「ナノサイズスカイスカイウォク!」からのギターソロが国宝級にカッコいいので定番カップリング曲にして欲しい(仙台)

イントロで田淵が両腕を交互に上げてイェイイェイ〜ってノリノリだったのが可愛い。
「ナノサイズで飛び回ってく 君の目をちゃんと見てる」の「君の目を…」で蓋然性合理主義ポーズみたいな手の動きを貴雄の前あたりでこっそりやっていてキュン(府中)


14.サンポサキマイライフ

ここでも短いセッションが加えられ、イントロに入ると斎藤くんが「サンポサキマイライフ!」と曲名をコールして始まるのが毎回ワクワクした。この曲で斎藤くんがギターを弾きながら見せる全身でのリズムの取り方がとても好き。各地で田淵が貴雄と向き合って弾く場面も多かった。
「三歩先をエスコート 心配ない、大丈夫さ」揺るがなくて無敵で、ずっとついていきたくなる曲。


斎藤くん、途中で右のイヤモニ外し。袖のスタッフさんに向けて何かジェスチャーしていた(高崎)

斎藤くん「感動でもしてれば」の所で両手グーにして引っ張るみたいな謎のポーズをしていた。途中で丁寧に右のイヤモニを外す。
間奏初め、田淵が遠くから両足でぴょんぴょん跳びながら斎藤くんに近づいていく、2人で向き合うも斎藤くんがエフェクター踏むので早めに終了(仙台)

間奏で斎藤くんと田淵が向き合うがたまに田淵がギターに手を伸ばしてシャッと鳴らす(斎藤くんは、弾いてええよ〜ってまるで犬の飼い主みたい)
見逃さなかったのだが、田淵が去った後斎藤くんがニコッと笑っていた……(府中)


15.オリオンをなぞる

この曲は絶対にセットリストから外せないと思っていたが、何よりも貴雄の後ろからミラーボールを使ったキラキラした光線の照明がもうとにかく印象に残りすぎている。ホールのライブだとよりライブでの照明が際立って印象に残るし、ユニゾンのライブでの照明の演出は凄く良いと思っているけれど、おかげでステージ上の3人の様子をあんまり覚えてないというか、感想が「照明凄かったー!」になってしまっているのがちょっと勿体無い。このツアーでは影の主役のような存在なだけにこの曲に対する気合いは感じられたのだけど。
この前に演奏された無敵な曲たちがこの曲に繋がっていくのかと思うと、その展開に震えた。

「ココデオワルハズガナイノニ」で田淵が腕を横に出してグッと手を握るのが凄く好きだし、この頃には田淵が全開の笑顔を見せている。そしてあちこちで大きな口を開けて客席に向けて全力で歌いながら何かを訴えている姿、熱くて大好き。


斎藤くん、序盤イヤモニつけるのミスる、後で再度チャレンジ→成功。
田淵「すごく嬉しいんだ」で両手を広げて叫んでる、本当にうれしいのが伝わってくる。曲終わり頃にはアゴが外れてるかと思うくらいずっと口を開けて笑っていた(仙台)

田淵、いつもここでニッコニコでアゴが外れているみたいなのにあんまりアゴ外れてない(まだ割と普通の笑顔)(府中)


16.kaleido proud fiesta

「かくしてまたストーリーは始まる」
満を持して披露されたこのタイミングでステージバックにUNISON SQUARE GARDENの文字が降りてくる。何回聴いてもこのツアーの主役は最高に幸せで、それでいて泣かせにくる。キラキラと輝くステージがとにかくきれいで、終わって欲しくないと毎回思ってしまった。

harmonized finale、オリオンをなぞる、kaleido proud fiestaで現れたステージバックの星空。前の感想文にも書いたけれど何回でも言いたい。この演出を考えた照明さん、素晴らしい。この曲で星空のライトを見る度に「広がり続ける星空に僕らは今を誇れるか?」と自分自身に問いたくなった。今を誇れるように生きたくなる。


斎藤くん、外したイヤモニをここで戻す、そしてまた次の曲で外す、イヤモニの調子が悪そうな日(高崎)

今日のカレイドがとにかく優勝、Aメロの歌い方がこれまでと全然違った。斎藤くんの後ろからの放射線状になるスポットライトが私の位置からだとちょうど斎藤くんに重なってとても神々しくて美しかった(少しでもずれるとかなり眩しいやつ)
このカレイドをまた見たい。映像化に心から感謝したい(府中)


17.to the CIDER ROAD

すぐにイントロの同期が小さく鳴り出す。終わらないで欲しいという気持ちになっていた自分に、まだ終わらないよと言ってくれているようで嬉しくなった。まだ終わらずに次はどこへどこへ行こうと歌ってくれること。もうラストが迫っていることがわかるのに、物語がまだ続いていくような展開に感動。ここで堰を切ったかのように田淵が上手前方へ走り出す。2Aでは下手前方に駆け出してきて、元気いっぱい。
その目を離さないし、離せない。


まるで構って欲しい犬みたいに上手へ行き、更に下手へ移動する田淵、元気過ぎる(川口)

田淵が元気に上手下手前方に来てニッコニコで楽しいをぶち撒けていくの嬉しい。凄い勢い。
曲終わりにみんなが貴雄の前に集まって、キメで見合って散っていくのがいい(仙台)

田淵がまるで犬のようにステージを上手端から下手端までニッコニコで駆け回る。ここでいつも通りのハッピー全開の笑顔を見た(府中)


次の曲にいく前に斎藤くんが「ユニゾンスクエアガーデンでした最後の曲です!」と言っていたのだけど、大阪2日目から、
「どうもありがとうございましたユニゾンスクエアガーデンでした最後の曲です!」に。前日までなかった「どうもありがとうございました」に驚いた。


18.10% roll,10% romance

ドラムから入り、田淵が荒めにベースを弾く(はじく)ように弾くセッションがカッコいい。この曲の前には必ずやって欲しいくらい好きなセッション。ここで田淵が斎藤くんと向き合うことが多かったと思う。そして曲が始まると、110%のシンパシーがステージと客席でリンクしたような最高潮の盛り上がり。それはまさに「金輪際 追いつけないとこまで行きましょう」そのもの。とにかく楽しかったし、ラストが似合いすぎて更に大好きになった。
毎回「有史以来僕だけで十分だからさ」の斎藤くんの声の伸びにぐっと心を掴まれた。

斎藤「ユニゾンスクエアガーデンでしたバイバイ!」


イントロ前に付け加えられたセッション、田淵がベースをベンベン弾く姿がとてもカッコよかった(高崎)

斎藤くん、「日々がrolling playingしていく」の“rolling playing”が若干口回ってなかったのがちょっと珍しくてキュン(新潟)

斎藤くんと田淵が向き合うイントロセッション、斎藤くん笑顔、背を向けていたけど田淵もきっと超笑顔。
斎藤くん、捌ける際まであちこち見て手を振り続けていた(仙台)


・アンコール

アンコールも、メンバーが定位置に着くと唐突に始まっていた。


19.Cheap Cheap Endroll

とにかく速い。音源よりずっとBPMが速い。
そしてこの時田淵は斎藤くんのギターソロを邪魔しない。毎回ステージのセンター前方に出てきてギターを自由に掻き鳴らす斎藤くんの姿は毎回目が離せなかったし、純粋にカッコいいの一言。日々の鬱憤とか全部ごちゃ混ぜにしてとにかく楽しく身体を全部音に預けているうちにあっという間に終わってしまう。これがライブの醍醐味だ。


途中で右のイヤモニ外し(高崎)

1サビの「エンドローールッッ」このルッッのちょっと巻き舌混じりで強めの歌い方がこのツアーの中でも衝撃的にカッコよかった、優勝!(新潟)

アンコール、貴雄出てこない…と思ったら前2人が定位置についた頃普通に歩いて出てきて持っていた羽織りをバサッッっと投げて曲スタート。カッケェ(川口)

出てきてからドラムの調整をし続ける貴雄、田淵は上手端までのそのそと歩いてくる、そして突然始まるスタイル。ギターソロでセンター前方に出て来た斎藤くん、珍しく両膝をついてギターを縦に持って掻き鳴らす。別人が乗り移ったみたいで痺れた(仙台)

出てきた時の田淵の動きが面白すぎるが、後ろで貴雄が水をゴクゴクと飲みつつ気付けば上着を脱ぎ丸めてバサァッと後ろへ投げて曲スタート、この投げた時に貴雄の腹チラがあった。楽しすぎる(府中)


曲終わりに斎藤くんが「アンコールありがとうございます!」と言っていたが、仙台は「アンコールどうもありがとう!」だった。


20.シュガーソングとビターステップ

やっぱりこの曲は外せない。そういえば日常はいつだって甘くて苦いってこの曲が歌っていた。先程とはまた違う客席の盛り上がりを感じる。全国各地でやはりこの曲を待ち望んでいる物好きは沢山いる。これからも全国ツアーでは外さずにずっとやり続けて欲しい。


Aメロでの田淵のステップが際立っていた。その体力はどこから…(川口)

Bメロまでずっとステージ上をぐるぐる走り回っている田淵。ラスサビ前上手に来ていた田淵「北北東は後方へ その距離が誇らしい」でしゃがんで最前の子に笑顔で訴える、こんなのやられたら恋に落ちちゃうなきっと…(仙台)

Aメロからまた田淵がステージをゆっくりめに走り回る。ラスサビでは貴雄が立ち上がってシンバルをバシバシと叩く(府中)


21.場違いハミングバード

斎藤「ラスト!」貴雄「1234ーーー!!!」の雄叫びから、田淵が走り出す。大好きな曲でライブが締め括られる喜びは大きい。そして思いっきり楽しくライブが終わるのも。

「今日のところはこれぐらい 外しちゃおうかな」その歌詞通りに、最後に思いっきり暴れる人も多かったと思う。斎藤くんはギターソロで前に出てくるし、そこに田淵が近づいていくことも多くて、最高に楽しかった。


イントロのドラムの音がスコッと抜けた瞬間があり、どうした?!と思ったらヘッドホンを外そうとしていた貴雄の姿が。ここで布袋柄のフライパンが再登場(高崎)

田淵「さあ、こちらのアドレスまで」と言いながら上手方向の客に向かってコチラと人差し指を下に指していた。
ギターソロ、斎藤くんが先にセンター前に出てきてそこに田淵もくっついて背中合わせぽくなり斎藤くんが嫌そうな顔①でちょっと上手側に身体を向ける、田淵が斎藤くんのお尻〜太もも辺りに頭を突っ込みながらお互い場所を譲らずすごい斎藤くん嫌そうな顔②だった。斎藤くんは何とか歌い始めに間に合ってたけどギター含め結構変な体勢で歌っていた。
貴雄、最後の「外しちゃおうかな」の辺りドラムかなり音絞って→大きくしていたし曲中のどこかで起立していた(仙台)

「場違いな…」で斎藤くん大胆に右のイヤモニ外し。田淵の「こちらのアドレスまで」の仕草は仙台と同じ感じでやっていた。そしてサビで身体をクネクネさせる田淵を久しぶりに見た気がする。
ギターソロ前、田淵がドラム台に乗り、斎藤くんも乗り、3人が向かい合う。
ギターソロでは田淵が下手、斎藤くんが上手前に出ていき、田淵は斎藤くんの方に近付くが何故かぐるっと回って通り過ぎる(府中)


斎藤「ユニゾンスクエアガーデンでしたバイバイ!」

終わりに斎藤くんが田淵がよくやっているような感じで両手を広げていた。楽しかったのが伝わってきた(大阪2日目)

気付いたら田淵がいなかった。わー!となってそのままベースをスタッフさんに渡した状態で珍しくすぐ捌けて行ったらしい。
ツアーで1番斎藤くんと田淵が向き合って弾いている時間が長かった気がする(高崎)

捌けていく時の斎藤くんのニコッ!とした最高の笑顔、これに尽きる。高崎と違い田淵はちゃんとニコニコ手を挙げて捌けていった。貴雄が米俵とレルヒさんの被り物を抱えて捌けていくのは最高にシュールだったけどその後会場の拍手が一段と大きくなっていた、本当にいいライブだったと思う(新潟)

このツアー2階席から唯一見た川口。3人が2階までしっかり目を向けてくれているのがわかって嬉しくなったし、斎藤くんが捌けていく時に2階に向けて手を振ってくれた。
どこか忘れたけれど田淵が2階に向かってベースを銃に見たててバァンと撃つやつやってた(川口)

斎藤くん、客席に向かって手を伸ばしてパチパチ拍手、かわいい。スーパーハッピースマイルタブチ。貴雄、いつもの敬礼の後で背中向けて左手パーで高く上げて去っていく(仙台)

斎藤くんはまた客席に向かってパチパチ拍手、田淵はいつも通りのニコニコ笑顔、そして最後に貴雄もニコニコの笑顔で袖に捌けて行った。
いつもキリッと去って行く貴雄が最高の笑顔を見せてくれたのが嬉しい。どこかは忘れたけれど曲中田淵がイナバウアーやってた、すごい仰け反ってた(府中)


TOUR 2022「kaleido proud fiesta」、最高のツアーをありがとうございました。全25本、お疲れ様でした!そしてこの長いツアーを無事に完走させたUNISON SQUARE GARDENを心から誇りに思う。


間違いなくあなたたちは、今を誇れるバンドだよ。


TOUR 2022 「kaleido proud fiesta」

セットリスト

1.harmonized finale

2.箱庭ロック・ショー

3.世界はファンシー

4.シャンデリア・ワルツ

5.CAPACITY超える

6.Silent Libre Mirage

7.Own Civilization(nano-mile met)

8.ラディアルナイトチェイサー

9.fake town baby

10.5分後のスターダスト

11.弥生町ロンリープラネット

12.ワールドワイド・スーパーガール

13.ナノサイズスカイウォーク

14.サンポサキマイライフ

15.オリオンをなぞる

16.kaleido proud fiesta

17.to the CIDER ROAD

18.10% roll,10% romance

EN

19.Cheap Cheap Endroll

20.シュガーソングとビターステップ

21.場違いハミングバード


そして10/25(火)大阪からTOUR 2022「fiesta in chaos」が始まる。


 祝祭は続き、混沌の渦へ。
 2022年の全国ツアーを締めくくる
 追加公演的全11本。


とオフィシャルサイトには書いてある。
祝祭が続くのは嬉しい、それがどう混沌の渦へどう巻き込まれていくのか。

2022年も強いUNISON SQUARE GARDENの今年の締め括りのツアーが今からとても楽しみで仕方ない。

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