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田久保健太のエンタメ〇〇『テーマ:料理』

078KOBEもひと段落して、
少し安堵していた田久保氏。
前々からやりたいなぁと思っていた企画、『エンタメ好きな田久保が、何かしらテーマを決めて、それをエンタメ的にあーだこーだいう番組』をやれたらいいなぁと思っていた。

そんな時、料理を研究しているあそさく氏がクッキング・ハイなる面白料理番組をTwitterで紹介していた。番組を見てみると日本の料理番組ではないような攻めた演出に僕は感化され、
これだ!!と思い、
『エンタメ好きな田久保が、何かしらテーマを決めて、それをエンタメ的にあーだこーだいう番組』
→『エンタメ好きな田久保が、何かしらテーマを決めて《テーマに沿った新たなエンタメ番組の企画書を作る番組》』に変更。

早速、
9月10日(水)に配信を立て、あそさく氏と新たなエンタメ番組『テーマ:料理』の企画書を作りました!!

↓↓以下概要↓↓
タイトル:田久保健太のエンタメメシ
媒体:動画(Netflixオリジナルみたいなイメージ)
1クール 全11話 1話30分
番組コンセプト『グルメ番組界の宝石箱やぁ』

【第一話《ヒトメシ》~僕らは人の背景を食らう~】
メシ、誰もがそれを食って生きている。
ヒトによって摘み取られた生命からなるメシ。
ヒトによって調理されるメシ。
ヒトによって食われるメシ。
メシはどういう形であれ、ヒトが介在している。

メシというのは有機物であるのはもちろん、
今年70歳を越えてそろそろ引退を考えている農家さんが一年をかけて育てた畑の野菜であり、
新婚で家に帰ったら二人で映画を見るのが生きがいの料理人が出した料理であり、
引きこもりの少年がたまたま誕生日に親父に奢ってもらったラーメン、
でもあるのだ。

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【第二話《ゲテメシ》~ムシ or メシ~】
ゲテモノといえば昆虫食から身近なペットの肉まで、
普段なら「食べる」という考えに至らない食材たちのことである。
ゲテモノの多くが見た目・臭いの課題を抱えているが、人類増加による食糧難への対抗策としてゲテモノ料理が注目されている。
意外にに食えるゲテモノから、やっぱり食べるの厳しくない?といったゲテモノ(Gなど)までメシとして食えるゲテモノランキングを出演者と作成。
また、一流料理人によるゲテモノフルコースも実食。
これが食卓に並ぶ日は来るのだろうか…?

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【第三話《とろメシ》~とろみと美食と~】
離乳食・流動食・介護職も類する、嚥下食の多様化が進んでいる。
高齢化による嚥下食ビジネスとは?
番組では、嚥下食のピラミッドを元に普段我々が口にするメニューを嚥下食化。どのメニューが美味しいのか、嚥下食に向いている食材などを掘り下げていく。

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【第四話《モンスターメシ》~食うか食われるか~】
豚、鶏、牛の家畜とは反対に、シカやイノシシといった野生でのさばっている動物たちを食らうジビエ料理。
昨今ではジビエ料理の対象になるシカやイノシシの繁殖が、森林や畑を荒らし生態系を壊す要因にもなっている。
そんな害獣たちを効率よく狩り食す方法、
そして、次々と繁殖する害獣たちを《食べる》以外の方法で駆逐する方法とは。

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【第五話《エヴァメシ》~It’sDystopia~】
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で主人公:碇シンジが口にしていたワンプレートの食事をご存知だろうか?全ての料理が平らなペースト状になり、画材のパレットのようなプレートへ均等に配置されたものである。
『ディストピア飯』とSNSで話題になったこの料理だが、物理的な管理のしやすさから非常に生産効率の高い食事として注目されている。
現存の宇宙食と対比しながら、これが民間で広まる可能性についても専門家が言及していく。

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【第六話《データメシ》~あなたが食べるものはワタシ〈遺伝子〉の思うまま~】
給食で苦手なものがあっても、食べないと遊びにいかせてくれなかったあなたへ。
どうしても食べられなかったトマト、にんじん、ピーマン、etc…
近年の研究により食べ物の好き嫌いは遺伝子が関係していることがわかってきた。つまりこれで『遺伝子が嫌といってるんだから仕方ないでしょ』と言い訳ができる時代が来ているのだ。
個人のゲノム解析が進めば、アレルギーはもちろん、食わず嫌いしていた遺伝子的に好きな食物が見つかるかもしれない。
番組ではゲノムから見た出演者の遺伝子が喜ぶ献立作りに挑戦!

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【第七話《ウルトラメシ》~オラ、完全栄養食あるから大丈夫だっぞ!~】
漫画『ドラゴンボール』に登場する《仙豆》をご存じだろうか?
食べればたちまち傷が癒え、10日は何も食べなくても良くなるほどの満腹感を得られる架空の食べ物だ。
さすがに10日分の満腹感は保証できないが、10日間これだけ食べていても栄養に困らない、《完全栄養食》なるものがひそかに流行り始めている。
人間に必要な最低限の栄養を含み、味や触感に飽きないよう商品バリエーションも増えてきている。
これらに対して現役の管理栄養士、料理人たちはどんな見解を示すのか。

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【第八話《オルタメシ》~偽物の方が美味い?~】
小麦アレルギーの人でも食べられる米粉パンが流行ったのはいつ頃だっただろうか。
日清のカップヌードルに含まれている肉、《謎肉》が豚肉と大豆のハイブリッドミートであることが明らかになったことを皮切りに、触感がお肉にもかかわらず原材料が100%大豆の大豆ミートが世に出回るように。
一方、食べ合わせの研究もAIによって行われていた。
プリン+しょうゆ≒うに、きゅうり+はちみつ≒メロンといった有名どころの食べ合わせはAI的に正しいのか、意外な〇〇×△△≒◎◎など。
今宵は代替食だらけの偽物料理パーティー。

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【第九話《メタメシ》~僕らが食らうのはメシ、あるいは…~】
試験勉強中、深夜にどうしようもなくお腹が空いて、悪魔的に食べてしまうカップラーメン。
凍えるほど寒い冬の23時、ぽつりと灯る屋台に同僚と駆け込み食べたおでん。
美味いと感じる方程式の中には、味、人、そしてさらにもう一つ《環境》が含まれる。
どんなに美味しい料理だろうと体調の悪い時にはとってはおかゆの方が美味く感じるのは当たり前だが、意外にもこういった場合・環境によって美味いの基準が変わることを意識することは少ない。
逆に言えば、そのメシを最高に美味く食べられる環境作りができる人は、どんな逆境でも乗り越えられるメソッドになりうる。
番組では、出演者が考えるカレー、オムライス、カップ麺を最高に美味く感じられるようなシチュエーションとその条件を考えてもらう。

環境という名の調味料を我が物にできる人はいるのか?

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【第十話《ロストメシ》~No food No life~】
2019年の農林水産省の調べで、フードロス(食品ロス)の量がアジアの中でワースト一位の日本。生産過多や賞味期限切れ、食べ残しなどが原因で本来食べられるものが捨てられている。
その一方で、アフリカでは飢餓で苦しむ人が大勢いる。
フードロスは本当に悪いことなのか、
飢餓問題に対して食が解決できるできることとは一体何なのか。

メシは一体、誰のためにあるのだろう。

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【第十一話《ミライメシ》~ゴシュジンサマ、メシハイカガデスカ?~】
これは遠くない未来のとある一日。
彼が朝起きて5分もしないうちに、
『ゴシュジンサマ、アサゴハンデス』
食卓には栄養価も計算されたモーニングが用意された。

太陽が真上に上がったころ、
『なんかちょっと変わった料理食べたい』
彼がそう言うと、
キッチンの方で遠心分離機のようなものが稼働し始める。
まるで化学実験でもしているかのような工程を終えると、
なんともアーティスティックでサイケデリックな、分子調理法で調理された料理がでてきた。

夕食は月にいる彼女とリモートディナー。
彼がお寿司を握り、
『これよくない?食べてみて!』
彼女の傍らで3D プリンターのようなものが動き出した。
『いいじゃんいいじゃん、〇〇くん寿司握るの上手くなったんじゃない?』

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