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厚木ミクロ クリーンスーツで避難訓練

こんにちは!厚木ミクロです! 

株式会社厚木ミクロは、2024年5月に会社全体で避難訓練を実施しました。
クリーンルーム(※1)内からクリーンスーツ(※2)のまま避難をする、通常業務中に非常事態が発生したケースを再現

※1 クリーンルーム:製品の品質を保つために、塵や埃を除去する給排気システムを採用された空間。防塵室。密閉されており、出入り口が狭く何重にも扉があり外部と遮断されている。

※2 クリーンスーツ:クリーンルーム内に人体や衣服からの発塵の混入を防ぐための服。視界が狭く、動きづらい。

当日出勤していた社員全員と社長を含む32名が、安全な避難経路の確認を行い、「人災にしない全員安全」の意識づくりが行われました。

クリーンスーツで避難訓練をした社員達
上田社長と避難した社員達


社員の約半数はクリーンスーツでの業務

厚木ミクロでは、従業員のおよそ半数が日中ほぼクリーンルーム内で業務にあたっており、外部へ脱出するにはいくつもの狭い扉を開けなければなりません。
今回は普段クリーンスーツでは開けることのない扉を実際に開けて外に出るという動作を確認できた貴重な機会となりました。

一方で課題も…

一方で、暗くて安全に避難できない箇所があるなどの課題も見つかり、今後安全衛生委員会で対処していく方針です。
また、防災訓練や避難訓練は毎年実施していましたが、クリーンスーツでの避難訓練の実施は2005年以来であり、もっと回数を増やすべきとの意見もあがりました。

日頃から防災への意識を

2022年新潟で起きた工場内火災による6人の死亡事故は皆さんの記憶にも新しいと思います。
原因は「非常扉の開け方がわからなかった」「当日は火災要因の停電と夜勤の時間帯で真っ暗だった」「防災訓練に参加していなかった」など言われており、訓練の重要性を再認識させられます。


最後に…

最近では、南海トラフ巨大地震や台風10号など災害情報を多く耳にします。厚木市でも8月9日に震度5弱の地震がありました。
厚木ミクロでは、防げた事故を生み出さないために日頃から防災に対する取り組みを積極的に行ってまいります。


番外:消火器訓練も同日実施

消火器訓練も同日に実施しました。
当社では新入社員が入社する度に必ず消火器訓練をおこないます。
扱い方と消火方法を学び、バケツを出火元に見立てて実際に噴射、消火活動を行いました。
社員全員が同じ水準の知識を身に着け、少しでも全員が安全に身を守ることができる確率を上げていきます。

消火器を実際に噴射してみます。※中身は水です。