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育休の過ごし方の変化

2歳の長男と0歳の次男の子育てに奮闘している玲(あきら)です。

私は現在、次男の育休中です。
育休は2回目。
長男の育休中もそれなりに楽しく過ごしていましたが、気持ちの変化があり、現在は長男の時とは違う育休の過ごし方をしています。

今日は、長男の時の育休と現在の育休の過ごし方の変化について綴っていきたいと思います。



長男の時の育休の過ごし方

結論からいうと、とにかくママ友作りに奮闘していました。

初めての子育て。わからない事だらけ。相談したい。情報を交換したい。共感してほしい。とにかく誰かと喋りたい!
そして友達を作るなら、このチャンスしかない!と思っていました。

というのも社会人になると新しい友達を作るのって難しいなと感じていて。
平日は職場と家の往復。
私の職場は同世代の人が少なく、毎年、新入職員が入ってくることもありません。
夫の職場は毎年、新入職員も多く、同世代の人も多いので、職場に友達と呼べるような人たちが何人もいるのが羨ましく感じていました。

妊娠前は、平日の夜や休日は趣味の習い事にも出かけていましたが、子供が小さい今は難しく。

子育てという共通の話題があるママ友なら友達になりやすい!
悩み相談や情報収集、子供を連れて遊べるなどメリットだらけ!と思い、とにかく支援センターや赤ちゃん向けのイベントや教室などを毎月熱心に調べ、毎日のようにどこらかしこへ出かけていました。
(赤ちゃんのためというより、完全に自分のため)

長男が生まれた頃はコロナウイルスが流行していたため、子供と参加できる教室やイベントは、中止・時間制限あり・人数制限あり・おしゃべり禁止なものがほとんど。
ベビーマッサージの教室に参加しても、感染予防対策のため人との間隔を広めにとってあり、軽くおしゃべりするには遠い距離。

人と喋りたい、ママ友を作りに行っている私にとっては、コロナ前だったらよかったのに…と思うことがたくさんありました。

やっと他のママさんと喋る機会があっても、あんまり会話が弾まなかったり、ちょっと私とは違う考えの人だなーと感じたらガッカリ。
自分が座った席から離れたところで盛り上がっているグループがいたら、羨ましくてモヤモヤした気持ちで帰ったり。
子供の朝寝を起こしてまで、今日このイベントに参加したのに。こんなことならしっかり朝寝させてあげればよかった。親の都合で連れ回してしまって。自分のこと優先でダメな母親だと落ち込んだり。

あの頃は、とにかく、他のママさんと楽しくおしゃべりできたかが、1番重要でした。
(なんか、ここまで書いていて恥ずかしくなってきた)

でもガツガツしている時ってうまくいかないですよね。
これってママ友作りに限らずだと思うのですが。
何事にも「余裕」っていうのはとても重要だと思います。
時間の余裕・心の余裕・金銭的余裕・身体的余裕(健康)・空間的余裕などなど。

あの頃を振り返ると、とにかく早く、そしてたくさんママ友を作らなきゃと必死でした。それが楽しい育休・有意義な子育てにつながると信じて。
(有意義な子育てって何でしょうね)

結果的には、いろんなところに顔をだしたおかげで、顔見知りのママさんも増えて、一緒にランチするママ友ができたり、毎月集まるグループができたりして、情報交換や悩み相談で盛り上がったり、お互いの子供の成長を楽しんだりして、満足のいく育休を過ごすことができました。
 


次男の育休中の過ごし方


子供と自分に向き合う育休

そんなママ友作りに奮闘していた長男の育休からの、現在の次男の育休の過ごし方はというと、
基本的に家でゆっくり過ごしています。
ママ友がほしい!作らなきゃ!とは全く思わなくなりました。

理由は2つあります。
1つ目は、仕事復帰したら、あれだけ頑張って作ったママ友と疎遠になっていったから。
2つ目は、上の子の子育てを経験しているので、情報交換や悩み相談をする相手がいなくてもやっていけるから。

仕事復帰してから、思いました。
とにかく時間がない!
平日はもちろんのこと、休日もバタバタと終わっていきます。
毎月のように会って、頻繁に連絡をとりあっていたママ友グループも、みんな仕事と子育てに忙しく、連絡をとる機会は激減。
日にちをあわせて遊ぼうにも、なかなか全員の予定があわない。
私としても、仕事復帰してからは、昔からずっと仲良しな大好きな友達にもしばらく会えていないのに、つい1年ほど前に子供を通して仲良くなっただけのママさんのほうを優先して連絡をとろう!という気持ちになりませんでした。
(子供がまだ1歳、2歳で、子供同士で遊ぶには年齢が小さいので、なおさら)

また、長男の時はとにかく初めての子育てに不安いっぱい、悩みもいっぱい!
そして意思疎通ができない我が子とずっと家の中でふたりでいることに抵抗がありました。

でも今は、次男に対して何か悩みや不安がでてきても、長男のときの経験値があるので、どーんと構えてられます。
(やっぱり何事も、経験したことって強いですよねー)

そして私は、その場しのぎのママ友ではなくて、これからも長い付き合いができる「友人」が欲しいのだと気付きました。
いつかそんな方とご縁があったら嬉しいです。


現在の育休の楽しみ方

現在の育休中は、支援センターや子育てイベント・講座は、ゆるりと楽しみながら、おうちで過ごすことが多くなりました。
家で、今しかない赤ちゃんの時期を愛でながら、一緒に昼寝をしたり、ゆっくり本を読んだり、料理をしたり、これからの人生について考えたり、新しいことを始めてみたり。

子供と、今の自分と、これからの自分と、ゆっくりじっくり向き合う時間を多くとるようになりました。

長男の時のように毎日外に出歩くことも楽しかったけど、今のこのゆっくり過ごす時間も素敵です。
(長男が保育園に行っている日中は穏やかな時が流れています)

長男の育休のときに、モヤモヤしたり疲れたりしながらやっとできたママ友とも、仕事が始まったら結局疎遠になった結果、「こんなことなら、育休中、やりたいことや新しいことにチャレンジしたり、勉強すればよかった」と後悔したこともありましたが、そんな時期があったからこそ、今、この「子供と、そして自分とゆっくり向き合っている時間」があるんだなと思っています。

この前、久しぶりに支援センターに行って、ベビーヨガに参加してきました。
家ではベビーヨガなんてしないので、たまには参加してみようかなと。
近くに座ったママさんと、子供の話をしたり、
ベビーヨガをしながら子供とたくさん向き合ったら、
いつも家で次男を見ているはずなのに、
まだこんなに足が小さかったんだ!
太もものお肉、こんなにタプタプ!!
そうやっていつも移動してるんだねーー!
と普段は意識していない発見もあり、とても充実した時間でした。
(普段は長男に目も手もとられすぎて、次男はほっとかれることが多いので、次男の成長は見落としがち。気付いたら勝手に大きくなっています(泣))

長男の時だったら、誰と喋ろうか、なにを喋ろうかに必死で、こんなに子供の体に、変化に、成長に、しっかり向き合えなかっただろうなと。

家の中とはまた違って、次男とたくさん向き合え、次男に対して新たな発見があったので、支援センターなども今後どんどん活用していこうと思いました。


以上、今日は長男の育休と現在の次男の育休の過ごし方の変化について綴ってみました。
これを書くまで、長男の育休中、ママ友作りに奮闘しすぎて、時間や労力をムダにしたなーという漠然とした後悔をもっていたのですが、あの時はそれが私にとって必要な時間であり、それをふまえて、今は長男の時とは違った育休の楽しみ方を見つけて、有意義に過ごせているんだなと思えるようになりました。

みなさんはどんな育休を過ごしていましたか?
またはどんな育休を現在過ごされていますか?

お互い今しかない、この時間を楽しみましょう!

読んでいただき、ありがとうございました♡

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