見出し画像

清明@京都

昨日の4月5日は清明
万物が春の日差しの中、清らかな明るさに輝くと言う
そんな日に今まで行ったことがなかった安倍晴明神社に行くことにした

晴明神社の大きな桃

母に連絡を取り、今出川の6番出口で待ち合わせ、神社まで歩いた
満開の桜と青い空に神社の星印と鳥居のコントラストが綺麗だった
その後、大徳寺に向かい、黄梅院と興臨院を拝観した

晴明神社の鳥居

拝観券1,200円
大徳寺も初めてでお茶を習っていた頃には
来られなかったけれどやっと来られたわ 利休さん

黄梅院では遊戯三昧(ゆげざんまい)展とが開催されており
そこかしこに配置されるオブジェやお花がとても黄梅院の歴史ある
佇まいと不思議なくらいあっていて素敵だった

何か古いものを大切にするだけでなく
そこに新しい芸術が存在すると
何だかエネルギーが湧いてくるみたいな感じ

生き生きとしてくる

ガイドやアーティストの方も親切で丁寧に接してくださった
古き良き寺院のチャーミングな表情が見られたり
普段入れないお座敷の中まで入れたり

何重にも幸せな気分になった

また大徳寺は敷地が広く、驚いた
有名な金毛閣等遠目でしか見られなかったけれど
とにかく来られてよかった

朱塗り

その後、STARDUSTさんで初めてスープを飲んだ
パンとフムスと焼き野菜が添えてあり
フムスがいい香りがして美味しかったですとカナさんに伝えると
ローズマリーの香りですよと教えてくださった

STARDUSTにて
おいしいスープとおかず、パン

ここにくるとカナさんとお話しできるのが嬉しい

食後は植物園に向かった。北山駅側から入る 入場料200円
母は70歳以上の証明書を見せて無料だった
温室の入場は15時30分までだから
(その後は17時30分となり無料らしい)

急いで温室に向かいそこでも入場料200円を払い、入室
ムワッと温かい室内には大きな植物がいっぱい
まるで植物図鑑の中に入り込んだみたいでおもしろい

ラフレシア

バナナの花やカカオ、バニラ、マンゴーいろんな気がある
食べ物だけじゃなくお花もいっぱい
サボテンもランも高山植物だってある

たわわに実るカカオの実
くちびるのような植物
京都の楽園か

植物図鑑の世界を満喫して室内を出ると そこには・・・
青い空、桜、白い雪柳、赤いチューリップ、黄色い菜の花・・・
・・・もう春満開 ・・・ああ 生きててよかった・・・

北大路までてくてく歩いて地下鉄に乗り帰路に着いた

<振り返って>
仕事を辞めたこと後悔することが多かったけれど
黄梅院で”自休”と言う字を見た
長い人生、自分しか生きられない

その人生を自分の納得するように生きなさい
そのために一度立ち止まるのも良いと言うこと

確かに私はやめることで気づいた大切なこと
自分の怠惰さなどがあった
色々と辛い日々が続いたけれど
この日はご褒美みたいに素敵な日だった

ありがとう お母さん 
ありがとう 京都
ありがとう 目には見えない様々な☆








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?