阿修羅ワークス開発日誌　儲かるウェブサービスの作り方 その1 試してみることに失敗はない

儲かるウェブサービスの作り方について書いていきます。
今までウェブサービスのためのWordPressプラグインは作ったことはあっても、ウェブサービスは作ったことはありませんでした。

しかし、今年はウェブサービスをいくつか立ち上げる予定です。
なぜウェブサービスかというと、単純な話、PCを持ってない人が増えてきたからなんですね。
スマホだけあればいいやという人が増えてきたこともあって、PCを持っていることが前提のWordPressとかは敷居が高すぎるわけです。

ましてやレンタルサーバーの契約だとかドメインの取得も難し過ぎる訳です。
もう何年かするとPCを持たないという世代が中心となってくるので、技術系でもなければPCありきのサービスやプロダクトは難しいのかもしれない、と思った次第です。

では若者世代、特にPCを持ってない人たちはどうやって儲けの種を探しているかというと、SNSとかLINEを使ったビジネスが中心だったりします。
SNSで適当なことを発信して、フォローしてきた人にDMを送信。LINEに送り込みます。
あるいはLINE公式アカウントに登録してもらい友だちにメッセージを一斉配信したりします。

LINEにはLステップといったステップメールとシナリオメールを足したような機能があるので、読者を自動的に教育することができます。
アフィリエイトに誘導したり、教材を買わせたりといろいろです。
全てスマホアプリで完結できます。

プログラミングとかデザインは難しいけれど、コピペ程度であればできるレベルだということです。
だからウェブサービスです。
ウェブサービスを開発することは難しいけれど、ウェブサービスを利用することは誰でもできます。

ウェブサービスにはStripe Connectを導入します。
従来、ウェブサービスというと無料が当たり前で、キャッシュポイントは広告というモデルが主流だったのですが、それだと開発費の回収だけで相当の時間が掛かってしまいます。

しかし、Stripe Connectでウェブサービスにマーケットプレイスを導入できれば、ユーザー同士が自動的に取引をして、その決済を代行しつつ手数料も自動徴収できます。
広告に頼るよりも早く開発費を回収できます。

ただ、ウェブサービスを立ち上げたからといって、必ずしも当たるとは限りません。
当たるかどうかはアイデアと時の運です。

ということは、ウェブサービスを立ち上げるコストも低い方が断然良いことになります。
なぜなら、失敗しても次のウェブサービスをすぐ立ち上げられるからです。
あるいは同時に複数のウェブサービスを立ち上げられるからです。

ここがミソです。
たった1つだけウェブサービスを立ち上げるのなら失敗する可能性は高いですが、5つのウェブサービスを立ち上げて当たらなかった人を私は知りません。
逆に言えば、クラッシュ＆ビルドのサイクルを短期間に高回転させることができれば成功したも同然なんですね。
「試してみることに失敗はない」のです。

リアルビジネスでは新規ビジネスの立ち上げに立地や不動産、生産ラインの確保、物流、従業員の雇用といった様々な面倒なことがあり、立ち上げるだけでも大変だし、撤退も一苦労です。

しかし、ウェブの良いところは一度作ってしまえばコピーと改変は簡単だということです。
例えば、求人求職者のマッチングサイトは既にレッドオーシャンですが、マッチングサイトのシステムをペットのお見合いや、ブリーダーと飼い主とを結ぶマッチングサイトに転向できたらどうでしょうか？

システムはほぼ同じでデザイン部分だけを変えればできるとしたらどうでしょうか？
アイデアを水平にずらしつつ、その実現コストが低ければ一度にたくさんのビジネスを立ち上げることができます。

そして、全てのウェブサービスにはアフィリエイトシステムを導入します。
アフィリエイトシステムがあるとなぜ良いのかというと、SEOを考える必要がないからです。
なぜならアフィリエイターがTwitterやインスタグラムを使ってサービスを拡散してくれるからです。

新規ウェブサービスの失敗パターンとして多いのは、キャッシュポイントが広告モデルにもかかわらず、知名度が低くアクセスが集まらないことにあります。広告でサイトを認知させれば当然広告費が掛かってしまいます。
そのジレンマを解決するのが、アフィリエイトシステムなんですね。
アフィリエイトシステムもStripe Connectを使えば導入が可能です。

さぁ、もう成功は目の前だ！　と思ったあなた。
そうは問屋が卸さないのですね。
まだ解決しなければならない問題があるのです。

つづく。

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