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「静かな退職」現象の裏側 働かない社員たちの本音とは?

「静かな退職」という現象が職場で静かに広がっている。

人々は最低限の業務をこなすだけで、仕事に対する熱意を失っているようだ。

理由は「頑張っても給料が上がらない」や「頑張る意味を感じない」といったものが多い。

とにかく「仕事している感」を出すことが目的化しているようだ。
社会人3年目の若者たちは、「仕事をさぼる方が勝ち」という持論を持つ者もいる。

新入社員の頃はパソコンを打つ音で「仕事している感」を演出することが優先だったという。

身体には特に不調がないのに「適応障害」として診断書を提出し、休職届を出すことで給料の一部を得ることもあるようだ。

説得力のある理由があれば会社も強く出られず、「ラッキー」と考える人も中にはいる。

一方で、美容サロンの社長山木彰氏は、若手社員を解雇することに困っている。

労働基準法があるため、客観的で合理的な理由がなければ解雇は難しい。
このため、採用時に「採用すべきでない人」を見極めることが非常に重要だとされている。

しかし、それが簡単なことではない。

採用担当者にとって面接で本質を見抜くのは難しく、中谷充宏氏が提唱する「魔法の質問」などで人間性を掘り下げることが勧められている。

それでも、「絶対に採用してはいけない人」の共通パターンを見分けるのは至難の業だ。

プログラマーとして考えれば、効率を追求し、自分のスキルで給料が上がるのは良いことだ。

しかし、業務が淡々とこなされているだけではモチベーションは上がらない。

だからこそ視野を広げ、新しい挑戦を恐れないという姿勢が重要だ。

でも、それができなければ「静かな退職」に行きつくのは理解できる。
どんな職場でも、成長できる環境があることが理想だと思う。



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