マドンナが調子乗ってるので無下に扱ったら本気になった 《2》

？ : 〇〇！今日の放課後暇？

〇 : 暇じゃねーし毎日来んな

" 七瀬 "

七 : いいっていうまで来るし、部活もしてないから時間あるでしょ！

〇 : 部活してないから時間あるってどういう発想だよ笑

七 : じゃあー何してんのよ！

〇 : バイト

七 : 〇〇バイトしてんの！？
どこどこ！

〇 : 教えるわけねーだろ笑

七 : 飛鳥に聞いちゃおうかな〜

飛 : いくら七瀬ちゃんの頼みでも言わないよ

七 : なっ…飛鳥聞いてたのか！
飛鳥もバイトしてるの？

飛 : してるよ

〇 : はい、そういう事だから時間ないから遊ぶ暇はない

七 : えぇ〜…とりあえず今日は新情報ゲットしたから帰る！

〇 : はいはい笑

飛 : マドンナが〇〇に迫ってる構図最高に面白いよ笑

〇 : 俺からしたらめんどくさいわ

飛 : 可愛い子に話しかけられてるんだし嫌じゃないくせに笑

〇 : うるせーぞ笑

飛 : はいはい
ほら、バイトいくよ

〇 : おう

2人はバイトへ向かう

森 : お、来たか笑
今日も頼むぞ〜

〇 : おう

飛 : どーせ暇すぎてずっとタバコ吸ってだだけでしょ笑

森 : おいおい、飛鳥それは言わない約束だぞ笑

飛 : 店の中タバコ臭すぎ笑
〇〇窓開けて

〇 : はいよ〜

〇〇と飛鳥のバイト先はさらBARというとこでバイトをしていた

そこの店長の森田は〇〇達にとっては恩人のような人だった

店は森田の昔ながらの友人や常連客ばかりだった

森 : 最近学校どうだ？
なんも問題ないか？

〇 : なんも不自由なくやれてるよ

飛 : まぁ〜〇〇は学校のマドンナに毎日言い寄られてるけどね笑

〇 : おい言い方笑

森 : おっ〜さすが〇〇だな笑
俺と違ってモテる男だな〜

〇 : まぁ、てっちゃんよりはモテるわ笑

森 : 言われるとムカつくな笑

飛 : てっちゃんはモテないもんね笑

森 : 飛鳥言うな

いつもこんな話をして、お客さんが来ても顔見知りばかりで〇〇達の事情も知って色んな事をしてくれる人ばかりだった

森 : よっしゃ、2人もう上がっていいぞ

〇 : はいよ〜

飛 : てっちゃんお疲れ〜また明日ね！

森 : おう
気をつけて帰れよ〜

〇 : はぁ〜今日も疲れた

飛 : 早く帰ってご飯食べないとね
お腹空いた〜

〇 : だな笑

飛 : ねぇ、〇〇？

〇 : ん？

飛 : そろそろ七瀬ちゃんと遊びに行ってあげたら？
もう最近ほぼ毎日来てるよ笑

〇 : 一回遊んだら、またってなるのが面倒だからいかない笑

飛 : なりそうだけどさ…
本当は嬉しいんでしょ？笑

〇 : 嬉しくはない

飛 : でも、あの時の〇〇凄い楽しそうだよ？笑

〇 : あんな扱いしても来るから面白いだけ

飛 : 本当素直じゃないんだから笑

〇 : 飛鳥に言われたくないわ笑

飛 : 〇〇よりは素直だし〜

〇 : 何処がだよ笑
ツンデレ野郎は飛鳥の方だろ

飛 : うるさい！

〇飛 : …ぷぷっ笑

〇 : なんでここまで似るかな

飛 : 双子だから？笑

〇 : なのかな笑

飛 : まぁ、七瀬ちゃんのことちゃんと考えてあげなよ〜

〇 : はいはい

それから数週間経った頃…

〇 : はぁ〜だるっ笑

飛 : ねぇーやる気無くすから朝からだるいって言うのやめて

〇 : よく言うわ
飛鳥も眠そうなダルそうな顔してるぞ笑

飛 : うざ笑

2人はそんな話をしながら登校するのが日課だ

そして、今日も…

？ : 〇〇！！

〇 : なんだよ…また来たのか笑

" 七瀬 "

七 : 行くって言うまで来る！
今日の放課後デート行こう！

〇 : はぁ…行くからもう来んな

七 : なんで、、えぇ…いいの！？

〇 : 行かなくていいならいいぞ〜

七 : いくいく！絶対いく！

飛 : 七瀬ちゃんの粘り勝ちだね笑

〇 : おい飛鳥〜俺が負けたみたいな言い方すんな笑

七 : 飛鳥〜今日放課後〇〇借りるよー！

飛 : いいよ笑

〇 : 飛鳥てっちゃんに休むって言っといて笑

飛 : わかった

七 : 迎えに来るから帰らずに待っといてやー！

〇 : はいはい笑

その日の放課後…

七 : 〇〇迎えに来たで！！

飛 : あら、もうきた笑

〇 : 声デカすぎだろ笑

” なんであいつが七瀬様と… “

“ 迎えに来たってなんだよ “

七瀬が大声で来た為〇〇に視線が向けられた

〇 : おい、見られるから静かに来いよ

七 : あ、ごめんごめん笑
飛鳥〜〇〇借りてくよー！

飛 : どうぞ〜笑

〇 : 飛鳥気をつけてバイト行けよ

飛 : 子供じゃないんですけど〜
久し振りに遊び行くんだから楽しんで来な

〇 : まぁ、相手が相手だしな…楽しめるかな笑

飛 : 本当は嬉しいくせに笑
七瀬ちゃん〇〇お願いね〜

七 : 任せてー！
ほら、行くで！

〇 : はいはい…おい手引っ張んな

七 : ええやん笑
なんか青春って感じー！

〇 : はぁ…笑

しっかり七瀬に振り回される〇〇だった

〇 : 何処行くか決めてんの？

七 : もちろん！
時間ないし早く行くよ

〇 : わかったから焦んな笑

七 : 時間ないもん！

〇 : はいはい笑

〇〇は七瀬に色んなとこに連れ回され…

〇 : めっちゃ行くじゃん…笑

七 : こんなチャンスないんやから行けるだけ行かないと！次行くよ〜

〇 : まだ行くのかよ笑

七 : 最後だから！

〇 : おっ、やっとか笑

七 : 最後は…ここっ！

〇 : …絶対やだ笑

七 : なんでよーお願い！

七瀬が最後に連れてきたのはプリクラだった

〇 : マジで嫌だ笑

七 : お願い！

〇 : …何処にも出すなよ

七 : そこは要検討

〇 : なんでだよ笑
…一回だけだぞ

七 : やった！

〇〇は七瀬に手を引かれてプリクラに入っていくのだった

七 : 今日はありがとね

〇 : 久しぶりに遊んだしこちらこそありがとう
駅まで送るよ

七 : あら、意外と優しいんだ笑

〇 : おい、送らないぞ笑

七 : うそうそ！

〇 : いくぞ笑

七瀬を駅まで送り…

？ : あら、来たんだ笑

〇 : ちょうど帰りだと思って来たのに笑

” 飛鳥 “

飛 : わざわざありがと
さっ、早く帰ろう！

〇 : 暇だったろ笑

飛 : もちろん暇〜笑
てか、どうだったの？

〇 : まぁ、七瀬が行きたいとこ連れ回された笑

飛 : の割には満足げな顔だけど笑

〇 : んなわけあるか笑
めっちゃ疲れたわ

飛 : 確かに疲れそう笑

そんな話をしながら帰り…

飛 : ご飯作っておくから先お風呂入ってきて

〇 : ありがと

〇〇がお風呂に入り…しばらくして

飛 : あ、七瀬ちゃんインスタ更新してる…

七瀬のインスタを見ると

飛 : めっちゃ楽しそうな顔してんじゃん

七瀬の投稿には〇〇とのプリクラのツーショットが投稿されていた

飛 : こりゃ、明日大変だ笑

SNSをLINE以外やっていない〇〇明日大変なことになる事をまだ知らない

七 : ふふっ…めっちゃええ写真や笑

満足げな七瀬だった

To be continued…