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2021年6月の紫野あすか

紫野あすか三鷹市議の活動を紹介するマガジンです。平和を守る「憲法9条」が大好きなあすかさんのことを発信していきます。
 
「9がいいね!」とあすかさんが言ったから 毎月9日はあすかマガジン


紫野あすか三鷹市議を応援してくださる皆さまこんにちは。

今年もあっという間に半分過ぎ、7月に入ってしまいました。
緊急事態宣言が6月20日まで延長され、コロナウイルスの変異種で感染力も強いデルタ株の感染が拡がり、本当にオリンピックをやれるのだろうか?という世論がどんどん高まっているにもかかわらず、政府と東京都とオリンピック・パラリンピック組織委員会は、依然として「開催ありき」のままです。
20日には緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に切り替えられましたが、人々はもう慣れきってしまって、人流抑制の意味は為さなくなっています。

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↑あすかさんが支援者の方に頼まれて議会の合間に作成したプラカード。


あすかさんの6月は一言でまとめると、世論に応えて、議会でも選挙でも
「オリンピックは中止に!」でした。



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↑10日、昼休みに市役所前で行われた6.10  STOP温暖化全国アクション@三鷹市役所のスタンディングに少しだけ参加。


 


☆オリンピックは中止に!~議会編~

一般質問の様子は先月号でお伝えしました。

今月は、前田まい議員が質問した「学校連携観戦」のその後どうなったかが気になるところです。あすかさんは文教委員会での質疑がありました。

【学校連携観戦について】

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先月号でもお伝えした、前田まい議員の学校連携観戦の一般質問は、しんぶん赤旗でも記事になりました。
記事内の写真は、あすかさんがまい議員作成のフリップを持ってるところですね。

国会で、吉良よし子参議院議員がとりあげて、文科大臣から「学校設置者の判断で参加中止できる」との答弁を引き出しました。
しかし、学校設置者である三鷹市教育委員会は、いっこうに中止の判断を出しません。
他の自治体では中止の判断が次々なされていく中で、17日には小池都政がオリパラ組織委員会から出されている観戦キャンセル案内を隠蔽していたことが、しんぶん赤旗のスクープで発覚しました。
議会最終日22日には意見書も提出しましたが、否決されました。
(採択の詳細は以下の【意見書の採択】にありますのでご覧ください。)

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オリパラ組織委員会も学校連携観戦の参加判断は自治体に任せ、キャンセル可能ということがわかり、武蔵野市の不参加決断に呼応するかのように、
三鷹市も25日にやっと中止を決断。28日に正式発表となりました。
子ども達の命や健康をコロナ感染の危険から守ることができて本当に良かったです。まだ中止をしていない区市町村は続いてほしいです。
7月8日18時現在41市区町村が中止の決断をしています。

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【井の頭公園ライブサイトについて】


4日、三鷹市は小池都知事に対して、要望書を提出しました。あすかさんのFacebookによると、内容は以下の通りです。

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中止にして欲しいと言わない点、
また今日新たに追加で提出された
「井の頭公園をワクチン大規模接種会場にする事を検討して欲しい」
という点も、疑問を感じます。
10日の文教委員会で市からの報告がありますので、質疑したいと思います。
         【紫野あすかFacebook 7日より一部抜粋】

三鷹市のお隣、武蔵野市では、井の頭公園ライブサイトについて早々に中止を求めたのに対して、河村孝三鷹市長はなにかはっきりしないところが見受けられます。あすかさんはそのあたりを鋭く注視していますね。

文教委員会報告
井の頭公園でのライブサイトについて(時系列)
◆6月上旬から市民のライブサイトに関する質問や中止を求める意見が多数寄せられていた。
◆1日に2万人の来場と言われているが、飲食はどうするのか、安全対策についても東京都や組織委員会からは具体的な情報がなかなか入って来ない状況。
しかし市は準備をしなければならなかった。
3日  市長と関係部課長が協議。
4日  7日に東京都へ要請書を出す予定で準備していた。武蔵野市が中止の要請書を提出したことを副市長同士の会話で知る。その日のうちに
三鷹市は
①入場者数の絞り込み、
ソーシャルディスタンスを確保した座席配置、飲食ブースの廃止など、感染症対策の徹底
②市民への情報の周知と、市との密接な情報共有を求める要請書を東京都へ提出。
◆その後テレビ等にも取り上げられる。
武蔵野市と比較され、更にたくさんの声が三鷹市に寄せられる。
7日   別件で東京都の職員と市長が懇談
そこで井の頭公園内にワクチン接種会場を設置して欲しいと市長は追加の要請をした。
9日   厚生委員会では「7月末までに高齢者のワクチン接種を早く終わらせたい」という担当部長の答弁があった。

なぜワクチン接種会場に井の頭公園をという要望が急に出てきたのかと質問したら、
「市民が安心出来る材料として」
との答弁。
ならば、当然4日の段階で要請書にワクチン会場のことも盛り込まれているはずだ。
私にはライブサイトに反対する市民への反発を和らげるためにワクチン会場の話が突然出てきたように感じた。
(代々木公園でのライブサイトを中止し、ワクチン会場になった様に)
三鷹市はライブサイトを開催する方向で準備をしている。市の独自ブースもある。
墨田区も調布市も自治体独自に行うライブサイトを中止している。
三鷹市も市民の声を重く受け止めて早くライブサイト中止を東京都と組織委員会に要請して欲しいと要望しました。
最終決定をするのは東京都と組織委員会。
※写真は先月文教委員会で出されたライブサイトについての資料
            【紫野あすかFacebook 10日より】

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あすかくらぶ二朗さんによると、ライブサイト設置場所は西園で、
その場所はメーデーの集会をやる場所なのだそうですが、だいたい5000人集まってもかなりの密な状況なのだそうです。
2万人も集まったら大密で、感染拡大は必至じゃないですか!
何としても中止にしたいですよね。

共産党市議団は、この無謀な計画を中止して欲しいと、具体的に4つのことを要望書としてまとめ、14日河村市長に提出しました。

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1. 井の頭公園でのライブサイトを中止するよう東京都に求めること。
2. 市内で行われる予定の聖火リレーは中止すること、また東京都に対しても中止するよう求めること。
3. コロナ感染や熱中症など、子どもたちや教職員を命の危険にさらす学校連携観戦を中止すること
4. 感染拡大や医療体制の負荷につながる今夏のオリンピックは開催を中止するよう、国と東京都に求めること。


それと同時に、共産党武蔵野三鷹地区委員会はライブサイト中止を求める署名集めもするよう準備をしました。

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そのかいあってか19日、ようやく東京都は井の頭公園でのライブサイトを
中止し、ワクチン接種会場にする旨を発表しました。


三鷹市内で行われる予定の聖火リレーもこの後、中止になりました。

【意見書の採択】

議会最終日には、オリンピック・パラリンピックの開催中止を求める意見書を提出しましたが、な・な・なんと否決されました。
世論を無視する議員の名前をしっかり覚えておきましょう!


【東京オリンピック・パラリンピックの開催を中止しコロナ対策に集中することを求める意見書】
提出者:日本共産党 前田まい
賛成者:民主緑風会 谷口敏也
⭕賛成10   日本共産党・民主緑風会・いのちが大事
❌反対15   自民党・令和山桜会・公明党・都民ファースト山田さとみ・つなぐ三鷹の会成田ちひろ
(退席:無所属半田伸明)


その他の採択は以下の通り。どれも私たちの暮らしに直結する重要なものばかりですが、すべて否決されています。

立憲民主党の会派である民主緑風会との意見の一致が見られることが野党共闘の深化を感じられるせめてもの救いです。
それにしても、自民党と公明党の思考停止状態には困ったものです。


【高齢者医療の2倍化に反対する意見書】
提出者:日本共産党 栗原けんじ
⭕賛成10   日本共産党・民主緑風会・いのちが大事
❌反対15   
自民党・令和山桜会・公明党・都民ファースト山田さとみ・つなぐ三鷹の会成田ちひろ
(退席:無所属半田伸明)

【タンク貯蔵汚染水を海洋放出する基本方針の拙速な決定に反対する意見書】

提出者:日本共産党 紫野あすか
⭕賛成12   日本共産党・民主緑風会・いのちが大事・都民ファースト山田さとみ・つなぐ三鷹の会成田ちひろ
❌反対13   自民党・令和山桜会・公明党
(退席:無所属半田伸明)

【日本国憲法の改正手続きに関する法律の一部を改正する法律の廃止を求める意見書】

提出者:いのちが大事 伊沢けい子
賛成者:日本共産党 大城みゆき
⭕賛成7    日本共産党・いのちが大事
❌反対18   自民党・令和山桜会・公明党・民主緑風会
(退席:無所属半田伸明)

【土地規制法の採決強行に抗議し廃止を求める意見書】
提出者:いのちが大事 野村羊子
⭕賛成10   日本共産党・民主緑風会・いのちが大事
❌反対15   自民党・令和山桜会・公明党・都民ファースト山田さとみ・つなぐ三鷹の会成田ちひろ
(退席:無所属半田伸明)

■決議
【日本政府のミャンマーに対する経済協力事業の全面的な見直しを求める決議】
提出者:いのちが大事 野村羊子
⭕賛成10   日本共産党・民主緑風会・いのちが大事
❌反対16   自民党・令和山桜会・公明党・都民ファースト山田さとみ・つなぐ三鷹の会成田ちひろ・無所属半田伸明


☆オリンピックは中止に~選挙編~

今年は秋に衆議院選挙があります。その前哨戦とも言われる都議会議員選挙が25日に告示されました。

こんな悪政を変えるために、ここ数年は、市民と野党の共闘が進んで来ました。

あすかさんは今回はお隣の北多摩3区(狛江・調布)田中とも子さんの応援をすることになりました。

地域の支援者の皆さんとチラシのポスティングなどにいったり、街頭宣伝で裏方の仕事をしたりと、何度も調布に足を運びました。

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また、SNSで情報発信するためのバナー作りや動画作成などにも協力をしました。

今回の都議選は、オリンピック・パラリンピック直前ということもあり、
共産党は選挙公約として、「今夏のオリンピック中止」を掲げました。

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選挙を戦う中で、立憲民主党が共産党の応援をしたり、共産党が立憲民主党の応援をしたりと、野党共闘は進化していきました。
選挙終盤には立憲民主党も「オリンピックの延期または中止」を打ち出してきました。

結果は、18議席から1議席増やし、19議席に躍進しました。
今回の選挙は、トップ当選したり、上位当選したり、20時すぐに当確が出たりする地域もありました。また大接戦の末、議席獲得した地域もあったり、残念ながら落とした地域もありましたが、全体的には有権者の皆さんの共産党への期待が感じられる選挙でした。

早速共産党都議団は、東京都副知事にオリンピックの中止を求めています。

あと約2週間ですが、オリンピック開催がどうなるのか、共産党の活躍に注視していきたいと思います

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