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SUMINO HAYATO Reimagine in Seoul


7月24日(月)19:30 at Lotte Concert Hall

ソウルのLotte Concert Hall は世界最高水準の音響コンサルティング会社(永田音響)が手掛けているのを知っていたので、角野さんのコンサートが開催されると聞き、チケットを入手した。一般販売初日にアクセスしましたが、1階中央の席はほとんどなく、韓国での人気が伺えました。

友人と当日のLCCでソウルへと向かう。空港から電車で乗り継ぎホテルに一旦チェックイン。近くに美味しい冷麺のお店があると聞き、食べに行ってしまった🤭とっても美味しい冷麺だったが、余裕をもって移動するつもりが、時間的にタイトになってしまう💦
地下鉄のJamsilからLotte World Mallに入って行く。高級ショッピングモールでブランド店が連なっている。そして昨年角野さんが動画を撮影したロッテワールドタワーがあるのもこのモールの頭上だ。
Lotte Concerrt Hall は専用のエレベーターであがる

専用エレベータ入口

専用エレベーターで8Fに上がると周りの景色が見えてくる✨
素敵なメインロビーでテンションが上がってくる!!(おのぼりさん状態🤭)あまりの素敵さに感無量となってしまった😭
早速Ticket Boxでチケットと交換。チケットはID提示で受け取れます。私はパスポート提示で交換しました。
パンフレットを買うために長蛇の列に並ぶ。意味ないが、売り子さんに日本から来たんです!!とアピールしてしまった(笑)
そうこうしている内に開演時間となり、慌てて席に着く。
チケット切りのスタッフは各扉のところに待機する。(日本と違う)
そのスタッフよりランスルーが終わった後、撮影できますと聞く。(ランスルーはリハーサルだと思うが、こっちでは本番の事をさすのか。。。。と思った。。。)

楽友協会など世界的なコンサートホールのオルガンを制作してリーガー社制作

最初に韓国語で注意事項の影アナが、その後英語で説明が入りホッとした。
会場が暗くなる。隣のカップルの女性が小さな声でキャッ💕と声を上げ
手を口元に持って行く。ときめいてんなー🙄と思った。

第一部

【New Birth】-グランドピアノ
前回のソウル公演でも披露した胎動から始まる。
低音が深く鳴り響くスタインウェイだと思った。
会場全体に響き渡る音色。一曲目にして響きの良いホールの虜となる。
前回はスケルツォからだった。自作曲から始まるってところにオリジナリティなコンサートにしたい意気込みを感じた。
<MC>
🇰🇷アニュハセヨ!!
🇰🇷角野隼斗と申します。またソウルに来る事ができてとても嬉しいです。
🇰🇷今日はグラPとアップライトを行ったり来たりして演奏します。
(休憩時に知り合った留学中の日本人学生さんになんて仰っていたのか教えて貰った。)
🇺🇸バロック、モダン、そして自分で作曲した曲を中心に演奏します。
🇺🇸アップライトの音色はとても暖かくノスタルジーを感じ、そして自分の家で弾いているようなクローズドな感覚を覚えるのでとても好きです。
アップライトの音色も堪能ください。

【Recollection】-アップライト
アップライトを奏で始めると周りの女の子達のキュンキュン度が上がった気たした。PAが入り、カタカタ音まで拾っているので、よりノスタルジーを感じる。今日の追憶はこれまた格別だ✨響きの良いホールなので、よりスペシャルな追憶となる。この曲はアップライトでの演奏が本当に合う。

【Prelude and Fugue in e-flat minor】-グランドピアノ
趣向を変えてJazzyな楽曲へ。いつも思うがセトリ順のセンスの良さ。
飽きさせないよう趣向を凝らしている感が。セルフプロデュースが長けている角野さんならではと思いますが、ガラッと会場の空気が変わった感がある。
【"Jesu, Joy of man's desiring" ,BWV826】-アップライト
最初にインプロが入る。とっても優しい世界観で、新曲が来たのかと思った(その位このインプロが良かったので😭)沁みる。今回の"主よ。。。”は
いつも以上に沁みた。響きがとっても良い。
既に泣いている子がいる。泣くのは早いと思ったが、その位待ちわびていたのだろう。。。。
【Partita No.2 in c minor BWV826】-グランドピアノ&アップライト
Sinfonia演奏後👏が入る。隣の女の子がちょっとイラっとして👏を止めるようなジェスチャーをした。この曲を演奏した事あるようだ。
時々左手の指が動く。集中して聴いている。
【Human Univers】-グランドピアノ
第一主題の切ないモチーフから始まる大好きな楽曲。
ソナタ形式になっていますよね。。。何度か聴いているが
毎回演奏を変えている気がする。生きた楽曲とでも申しますか🤔
既にブルーノートVer.とは異なっているし、先日終わった全国ツアーで聴いたのとも微妙に違う気がする。常に進化続ける楽曲なのかもしれない。

~休憩~
トイレに並んでいる際、パンフレットと一緒にヘンレ版の楽譜を持っている方が多く、気になって前に並んでいた女子に声をかけた。
なんと、日本の音大を卒業し→韓国に留学されている学生さんで、日本語で丁寧に教えてくれた🙌
パンフレットとCD(HAYATOSMもしくはショパン1番)のCDを購入すると、特典でヘンレ版がついてくると聞いた!!33500ウォン!!安すぎる!!
それも75周年記念の特別版だったらしくバッハやサティや名曲を抜粋した楽譜だと。
"日本と違って、クラシックコンサートは一般人が普通に来るんですよ。韓国は、、、😳私はそこにびっくりして。でも、良いですよね。日本もそうなれば良いのに"と仰っていた。
"日本って一部の特別な方々が聴くっ音楽って感じじゃないですか。。。"
(それを角野さんは変えようと頑張ってますからね。。。まだまだ垣根はあるかもですが、いつかもっと肩の力を抜いて楽しめるようになれば。。)

だからカップルが多いのかーーーそして、集中度が高い。前回韓国のコンサートに来た際、一瞬携帯が鳴ったが、全く微動だにしない観客。日本なら不穏な空気が流れる、、かと。角野さんは最初、その携帯音を真似て会場を和ませようとしたが、その必要はないと瞬時に悟り、そのまま次の曲に入ったのを覚えている。
韓国の会場の雰囲気が良いのは、特別感がないからかー👍やっと理解した😆
色々合点が行く話を教えて貰いありがたかった!!🙏
そして最後にとっておきの情報を!!!
"今日どうやら終演後に300人サインしてもらえるらしいです。
チケットボックスの1番辺りに並んでとの事です"と🙌🙌 

第二部

【Big Cat Waltz】-グランドピアノ
大猫に遊びが入って、楽しい事になっている!! 
あれ??Reimagineに大猫入ってましたっけ?多分海外のファン向けのサービスなのでしょう。

【Pieces de clavecin "La Poule""Les Sauvages"】
ラモーの楽曲が始まったら前に座っている小学生位の男の子がぴくっとして
横にリズムを取り出した。何か子供が反応するリズムかフレーズがあるのだろうか。ちょっと気になった。今回はこの曲が箸休め的な役割となる。
<MC>
🇺🇸これからバッハとカプースチン(バロックとモダン)を行ったり来たりします。僕はインプロも入れてしまうから、今何番を弾いているかわからなくなるかもしれない。そこである工夫をしたいと思います。
ここからは通訳の方に入ってもらいます。(綺麗なお姉さんの登場✨✨)
日本語で、二進法の説明を始める。。
角野さんが日本語で説明した後に🇰🇷語で通訳をする。
最初、🇯🇵語で固有名詞を話していないのに、🇰🇷語では固有名詞を話したので、厳密な逐次通訳ではなく、台本があるのだな。。と察した😁
角野さんの日本語説明は真面目(もう少しおちゃらけても良いのに・・)対し、
🇰🇷語になると笑いが起きる🤣🤣おおーーとか感心の歓声ではなく、笑いが👀
なんか面白い事を言っているのでは??と気になったが、韓国語がわからない😅この綺麗なお姉さんすまし顔で笑える事を言っているのかーー気になる👀
最初に💡をつけて”今これはいくつなのか??”
例をあげながら💡の説明を進める。
おおよそ理解してもらったところでいよいよ演奏🔥🔥
【Eight Concert Etudes Op.40-1 Prelude】
颯爽と弾きだした。グルーヴ感がお見事過ぎる。
曲終わりにお約束のように👏👏が入る。本人も笑顔だ
【Eight Concert Etudes Op.40-2 Reverie】
【Eight Concert Etudes Op.40-3 Toccatina】
おおーー十八番が来た!!ガツンと低音が響く。いつもに増してキレッキレのエッジが効いている👍今回のtoccatinaもやっぱ最高だね🙌🙌
【Invention No.13】
後ろから小声で6?と聞こえてくる(笑)皆数えているんだよね。いや13番と教えたくなった💦
ラミラドってブルーノートとフレーズ一緒パターンだと思い、嬉しくなった😆
インプロがいつものように冴えている。ラテンリズムも入り、どんどん脱線していくし、躍動感が増しまし!!誰も止められない・・・
【Eight Concert Etudes Op.40-4 Reminiscence】-アップライト
素早く移動した(笑)最近同じシチュエーションを見たな?🤔と思ったら、
PenthouseのLiveのMoogに移動の時だ(笑)
【Eight Concert Etudes Op.40-5 Raillery】-グランドピアノ(ここから先は全てグラP)
【Invention No.4】
4番のインプロと言うかアレンジは更にエッジが効いた感になっていた。
フジロックを彷彿させる躍動感もあり、、、、ヒューヒューと合いの手を入れたかった。
【Eight Concert Etudes Op.40-6 Pastorale】
今回はこのPastoraleの最初にインプロが入った✨✨
とっても洒落たインプロで別の曲を弾きだしたかと勘違いしたところに"Pastorale"が来た✨このお洒落なところが彼の真骨頂ですよね。
【Invention No.14】
【Eight Concert Etudes Op.40-7 Intermezzo】
途中にインプロが入ったと思う🙄ってか全体的にインプロが入っているんだけどあまりにも自然すぎて、原曲のまま演奏している錯覚に陥っていました(笑)
【Eight Concert Etudes Op.40-8 Finale】
いよいよフィナーレ。皆、前のめりになっている。二進法も熟知しているようだ。最後の低音が鳴り終わった後、間髪入れずに歓声が鳴り響く👏👏

アンコール

1曲目【子犬のワルツ】
軽快にワルツを弾きだす。例のごとく中間部がJazzyになると
おおーーと歓声が漏れてくる。この声を聴くのが嬉しくってニヤケてします。
2曲目【I got Rhythm】
思わずスタオベしたら、隣のカップルや周りの方も一緒に立ってくれた。
そうよね、、、この演奏は立ちますよね。。。と思った。
(サイン会に並ぶ為に退席する方々もちらほら見えましたが💦)
カーテンコールで戻って来て。。。
<MC>
スタッフに熱く感謝の意を述べる。
確かに💡に付き合ってくれたスタッフは大変だったと思う
(インプロが入るので)特にInvention4からPastraleの繋ぎはわかりづらかったと思う🙄
よくぞ間違えずに灯してくれたと思った😁👍

"最後にもう1曲演奏します‼️ここは撮影をOKにします"と仰り
3曲目【7Levels of ”Twinkle Twinkle Little Star”】
を弾き出すとまたまた歓声が上がる🔥最高なしめくくりだ😭

終演後、サイン会に長蛇の列ができる。多分300人以上並んでいたと思う。
かなりゆるく厳密にカウントはしなかったため、最後まで聴いていたファンも並べた。(この計らいは嬉しい😭)
近づくにつれ、スターのオーラが半端ない✨✨まぶしくて直視できない💦
サインを記入後に必ず顔をあげて"ありがとう"と笑顔で感謝の意を述べる。
この神対応が凄い。毎回こうなのだ👍それも全員に

私の番が近づく、なんかオーラが凄すぎて思わず、
"スターじゃん"と茶化してしまった💦
"ロッテコンサートホールでの開催が嬉し過ぎて”って伝えたけれどそこは聞こえていなかったのか。。。
(出立ちが)"フルセットじゃん"って突っ込まれた(笑)
ハッ💦(^_-)-☆
ハヤトートにアクキーにバルコニーの黒Tシャツ🤣ヲタク丸出しのスタイルだった💦
いやー蒸し暑いし、このTシャツは着やすいし・・
サイン会あるなら、もう少しお洒落して来たよ、、、って言い訳をしたくなった😅(ってか、ありがとうのキラースマイル・・私見たことない気がする💦)"友人は日本から来ました!!"と伝えたら、ビックリされていた。

サイン会終了後、後方で様子を見ていた。
ソウルのファンの方々、もっと声を掛けてもいいのに、恥ずかしがって何も言わない。お国柄か。。。
韓国語でも通訳の方がいたから大丈夫だったのに。
私は韓国の方々の演奏を集中して聴く空気感が好きなのだ。
また、この国で開催されるなら、絶対来たいと思った。
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旅行プラン&予算

ニーズがあるかは疑わしいですが。。(笑)アップしておきます<(_ _)>

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