見出し画像

飛鳥の子どもに、読書体験を届けるプロジェクトを始めました!


◆プロジェクト概要

画像4

GIGAスクール構想によって、飛鳥全地域の小中学生にタブレット端末が付与される機運が高まっています。そのタブレットで利用可能なアプリとしてKindleアプリがあり、そのアプリを利用しKindle Unlimitedの契約をすれば和書として12万冊以上、洋書として120万冊以上の書籍を読むことが可能になります。

ハリーポッターのようなメジャータイトルから、医学の近代史のような学術的なタイトルまで、「知」に飢えている本好きな子どもたちに良質な読書体験を提供することができると考えています。

さらに、今回のプロジェクトには、飛鳥地域の図書館司書さんにも関わっていただいております。

図書館司書さんは、知の探求のプロフェッショナル。「知」に飢えた子どもたちが、もっともっと深く自分たちの興味関心を掘っていけるようにナビゲートしていただきます。

◆実施方法

クラウドファンディングを実行した後、小中学生の募集、決定をします。

募集は、地域内の子どもたちに広まるように、チラシやポスターなど地に足のついた方法で行います。募集内容としては、下記のような質問事項を用意し、そちらに回答して貰う形で行います。

画像2

これらの質問に答えてもらい、「この子にはぜひともオンライン読書体験をしてもらいたい!」という子に Kindle Unlimited による約1年間のオンライン読書環境が渡されます。


◆なぜオンライン読書なのか

コロナウイルスの猛威は収まることを知らず、世界が一変させられました。飲食店や映画・イベント業界での業績の悪化は誰もが知るところでしょう。それらの業界にはたくさんの補助金やクラウドファンディングが打ち立てられ、多くの助けの手が差し伸べられました。

しかし目立たない場所で被害をうけて、誰にも手を差し伸べられなかった人たちはたくさんいるはずです。

僕たちが今回力になりたいのは、

図書館にいけなくなってしまった子どもたち、です。

子どもたちは一人ひとりが、柔らかな感性をもち無限の可能性を秘めた存在です。大人よりもはるかに柔軟で、何より未来があります。

そんな子どもたちの可能性を伸ばし、育んでくれるのは何でしょうか。

子どものころを振り返ってみると、僕を育ててくれたのは家族だけではなかったように思います。

はじめて自分で読んだ本は「クワガタクワジ物語」。そこから本を好きになり、中学校に進学してから手にとった三浦しをんさんの文章の衝撃は今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。「鋼の錬金術師」を読んで科学に興味を持ち、高校生活を捧げた部活を選ぶきっかけは「テニスの王子様」でした。

僕の感性や世界を育ててくれたのは、
お気に入りの本が並んだ本棚で、
国語の先生の学級文庫でした。

もちろん学校の授業や、スポーツで学んでいくことはたくさんあるでしょう。それは間違いありません。

しかし、本はさらに自由です。

子どもたちは本を読んでいる中でなら、どこまでも飛んでいくことができる。車が運転できなくたって、新幹線に乗れなくたって関係ない。

物語の中でなら際限なく想像を巡らせて、どこへだっていけるでしょう。この期間に読んだ本が運命の出会いとなり、人生を変えてしまうステキなきっかけなるかもしれません。

大人が連れて行ってあげることのできない場所に飛んでいける魔法。

そんな大きな力が本には備わっています。

読書が大好きなひとりの人間として
本に育てられた個人として
この現状や、
再度訪れるだろうウイルスの猛威に
負けたくない。

今を生きている子どもたちに、感性を磨く場所を。
心ゆくまで物語に没入できる空間を。
好奇心を満たす未知の世界を、
提供してあげたい。

そんな思いで、このプロジェクトを立ち上げました。


今の時代、何が正解かなんて簡単にはわかりません。
だけど、今の自分に出来て、1人でも子供のためになるようなことができないか?

僕たちを、僕たちにしてくれた大人の方たちみたいには上手くできないかもしれません。

だけど少しでも子どもたちの未来を伸ばしていけるように
僕たちの精一杯で、できることを。


思いに共感していただけた方がいれば、ぜひこのプロジェクトを見ていって下さい!




◆飛鳥未来プロジェクトとは

●日本最古の都 飛鳥

「日本」という国号、および元号は飛鳥からはじまりました。

わたしたちは、飛鳥時代の「大化」から現在の「令和」へ、過去を大切に、未来を想って、時代を紡いできました

withコロナ時代といわれる現代。時代を紡いできたわたしたちにできることはなんだろう? 人と人とが直接会うことが難しくなり、それでも一緒により良い未来を創っていくために。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?