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5/7(土)PROGRESS

お疲れ様です。
椿飛鳥です。


久々のnote更新。


今日はHEAT50で行われるPROGRESSで竹浦正起選手とフォークスタイルグラップリングで試合をしてきました。


結果は1Rヒールによる負けでした。

試合の展開については下記記事をご参考に。



試合の熱があるうちに自戒も込めて振り返ろうと思います。
(4/3(日)に修斗で試合したのも振り返ろって話なのですが…)


1,PROGRESSとは?

そもそもPROGRESSって何だ?
という方へ。


この記事を読んで貰えばMMAをやった事のある方などはわかってもらえるのではないでしょうか。

■プログレス・フォークスタイル・グラップリング主なルール

【試合タイム】
5分2R。将来的にタイトルマッチは5分3R

【決着方法】
①一本:グラウンド、スタンドでの関節技、絞め技 
②時間切れ=ポイント

【ポイント】
・テイクダウン=2P
・リバーサル(グラウンドでの上下の位置関係が入れ替わる攻防)=2P
 (レスリング流のあらゆるリバーサル。柔術流のあらゆるスイープ。バックを取られていて、前方に落とし上を取った場合。バックグラブを許しており、胸を合わせてトップを取った場合、テッポウ、マウントブリッジも含む)

・スクランブル(グラウンドで上下にあった位置関係が、スタンドに戻りリスタートされる攻防)=1P
 (テイクダウンされた選手、引き込みをした選手がスクランブルで立ち上がり、正対して離れる)

・バックグラブ(両足フック、四の字フック)=2P

・相手が引き込んだ場合=2P

このようなルールとなります。


では他のグラップリングの試合との違いは?

簡単に自分なりにまとめました。

【PROGRESSの特徴】
・引き込みは減点
・ヒールホールドやネックロック技が認められている
・試合会場は全てケージ
グラウンド状態での両手クラッチの禁止
MMAグローブを装着する

特に太字にした部分は大きな違いでは無いでしょうか。


グラウンド状態での両手クラッチが出来ないため、テイクダウンして上を取ってからガッチリと抑え込むというのが出来なくなり、よりスクランブルが多くなると思います。


そしてMMAグローブを装着するとしないではかなりグラップリングの感覚は違います。
(素手で金網に当たるとめっちゃ痛い…)

MMAグローブがあるが故にバックチョークが取りきれなかったり、ワキを差し返せなくなったりとグローブを付けずに行うグラップリングとは別物になります。


普段自分はMMAを意識してグラップリングやシチュエーションスパーをする場合は必ずMMAグローブを付けるようにしております。

道具があるか無いかで全く違う展開になるので、個人的にはMMAの試合を意識するのであれば付けた方が良いかな、という感じですね。


2,どんな人にPROGRESSはおすすめか


ではこのPROGRESSはどんな人におすすめなのか。

僕的には下記の様な選手にオススメなのではないかと感じます。

  • 試合感覚が空いてしまった選手

  • MMAでの組み技のスキルを伸ばしたい選手

  • 組み技出身(レスリングや柔術等)でMMAに転向を考えている選手

  • プロMMAの雰囲気を味わいたい選手


上記のような感じでは無いかと思います。

それぞれの良いところをもう少し詳しく書いていきます。


試合感覚が空いてしまった選手

PROGRESSは通常のMMA大会で行われます。
なので計量は前日計量。
MMAルールで出場する選手達と同じく行われます。

そして観客の前で行うため、独特な緊張感があります。

この部分が他のアマチュア大会などとは大きく違う部分では無いでしょうか。

やはり知らない人に見られながらだと普段の練習とは全然違いますね。
そこが面白いところでもあるのですが。


MMAでの組み技のスキルを伸ばしたい選手

MMAの選手で組み技伸ばしたいから、めちゃくちゃグラップリングの練習をしている選手は多いのでは無いでしょうか。

100回の練習よりも1回の実戦。

試合で出る実力が本物。

練習だから出来る技もあると思いますし、はたしてそれが試合で使えるのか。

そんなことを試す絶好の機会だと思います。



組み技出身(レスリングや柔術等)でMMAに転向を考えている選手

レスリングや柔術をやっていた選手がいきなりMMAの試合だとルールの違いが大きく、
出るのを躊躇したりするのでは。

PROGRESSを挟む事で、その辺りの切り替えがスムーズにいくんじゃないかなと。

試合のポイントもMMAルールで勝つための仕様になっているのでゲームプランもMMAにアジャストしやすいのでは。


プロMMAの雰囲気を味わいたい選手

今回はHEAT50の中で行われました。

前日計量。

70.0kgクリア


そして対戦相手とフェイスオフ。


明日戦う相手といざ向かい合うって時は、やはり独特の緊張感が存在します。


そして試合当日はケージチェック、準備して試合。

今回入場曲も有りだったため、好きな曲も人前で流せます。

アマチュア修斗に出てた頃とかは、入場曲を流してから試合するの憧れでした。

そして配信も有り。
MMAPLANETさんが記事にもしてくれます。

余談ですがアマチュアの頃はMMAPLANETの過去記事遡っては読んでました。


3,まとめ

今回出場するにあたり、対戦相手の竹浦選手は黒帯柔術家。

こんな展開になるかな〜と想像しながら練習して、試合で答え合わせ。

そして答え合わせで出たものを持ち帰り練習。

こんな感じで何事も
PDCAサイクルを回すのが大事ですね。

この熱量が少しでも仕事に向けば良いのに!
と思うダメなサラリーマンのGWのひと時でした。


試合はリアルしか出ないので今回の反省をまた練習しようと思うし、何よりこの試合のおかげでまた普段の練習が楽しくなります。

良い経験でした!

対戦相手の竹浦さんありがとうございました!


実は3月くらいにお風呂でばったり会って

椿「竹浦さん試合とか無いんですか?」
竹浦さん「実は5/7(土)のHEATでグラップリングあるかもなんですよね〜」
椿「おお!愛知地元だし良いですねー!」

なんて会話をしてたらまさか試合する事になるとは。。笑


おかげで普段よく行ってた銭湯に行き辛くなるという事態が発生しました。


そんな竹浦さんのnoteは面白いのでオススメです。

↓下記ご参考ください。


それではまた会う日まで〜



おまけ
名古屋で食べた物

ダントツできしめんが美味かったです。

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