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「天秤座冥王星♥」案件3 木星、土星の位置でさらに5区分 その2

はい続きます。

☆理想は高いがリアルな現実が立ちふさがる。気持ちは案外常識的で、葛藤が多そうな1975年生まれ

で、その後また強烈な時期が(笑)。
1975年9月9日ごろ~、
木星牡羊座、土星蟹座…(以下略)という、つまり
天秤座冥王星を入れると、活動宮のTスクエア(180度と90度の強烈組み合わせ)ができる時期があります。
かつこのころは天王星もすでに蠍座に動いているので、
段々に男性星座、女性星座の勢いが拮抗し始め(ここまでは男性優位なんです。ずっと)、
「自分の気持ちとしては、新しさや自由を求めるたくましさは強いものの、
自分を取り巻く環境や、自分の深い部分にある“刷り込み”みたいなものが、まだまだ旧時代的?なので、

『思い切って飛び出していけない。くっそう!(涙と怒り)』という気持ちを、抱えやすいかもな…と(ざっと見の印象ですよ?)。

☆天秤座冥王星内でレアな女性星座優位・状況適応型バランサー1976年生まれ(グラクロ濃厚タイプ含む)

でもその直後、木星は牡牛座に移動。
すると、天秤座冥王星になってから始めて、五天体の中で女性星座が優位に。
再び1977年4月5日に木星が双子座に移動するまでは、
「実は大きな自由や新しい関係を求める気持ちを潜在的には抱えつつも、身近な周囲や社会の風潮に適応しようという気持ちも強い」(実際そのほうがいろいろ有利な面もあったりして)
というタイプが一旦増えるときなのかも。

同時にこのときは、天秤座冥王星世代の中でも珍しい、五天体に四エレメンツがあるときなので(つまり方向性がバラバラ。汗)、
そういう意味でも、この辺生まれの人はバランサーなんでしょうね。
「みんなほどはっきりした目標がない、個性がない」
と思いやすいかも。


でも!とかいって、その中でも1976年6月6日には土星が獅子座に移動するので。
つまりは木星(牡牛座)、土星(獅子座)、天王星(蠍座)で、今度は不動宮のTスクエアが形成されもするので!
なっかなかに、濃いキャラクターも多そうな時期だと思います(笑)。
物事に良くも悪くもこだわる(そういうのをかっこいいと感じる)不器用キャラかしら。
天秤座冥王星とはご存じの通りこの四天体、あまりアスペクトを取らないので(獅子座だけですね)、
「本当に自分が求めているものって…何なんだろうか」(現実的なことに翻弄されやすいけれど、どこか本質的には「自分にとって重要なのは、こういう話じゃないんじゃないかな」と思っているところがあるというか)。


☆順応力強めな”常識人"が増えてきそう。自分で自分の成長欲にストップをかけやすい面も 1977年~

その後一度状況は変わりますが、
再び女性星座優勢になるのは、1977年11月18日~の、蟹座木星、乙女座土星の時期。
ここからの数年も、四エレメンツがそろうのでバランスを重んじる常識人が多いのかな。
ただその分、活動宮の数が少なめな上(多い方が積極性は高いですね)、乙女座土星と射手座海王星のスクエアが効いて、「新しい方向を切り開くより、今により的確に順応していこう」という方向性が強いかなあ。ぐっと気合を入れて飛び出しにくい感じがあります。

同じ時期、蟹座木星と天秤座冥王星もスクエアだしね。「自分の成長の意欲を自分でとめてしまう」みたいな感じもある。自分の中の複数の思いに、自分で翻弄されてしまう雰囲気も。

☆再び男性星座だらけ理想主義者(ビビッド版)現る。「ずいぶん自由な奴ら来た」の1980~1981年

その後もしばらくその傾向は続き(星はいろいろ動きますが)。
印象が変わってくるのは、天秤座木星になる1980年10月28日近辺。
翌年1981年2月18日に、天王星も射手座に移動すると、あらびっくり(笑)。いきなりここだけ、天秤座木星入座当初の状態です。1973年以来の、男性星座五個(天秤座と射手座の二種類しかないけど。笑)。
不動宮もないので、この辺生まれの人はかなりビビッドなんだろうな(思った瞬間動く系?というか、そういう状況が用意されやすいというか、俊敏さがもてはやされるというか。笑)。
かつ、少し上の世代(兄弟とか先輩とか?)から見て「ずいぶん自由な奴がやってきたな」と思われたに違いない(とんでもないの、来た!でもいい)。


でもその傾向もすぐにマイルドになり(1981年11月28日、木星蠍座へ)、翌年1982年11月30日には土星も蠍座へ。
蠍座、蠍座、射手座、射手座、天秤座…になるんですね(五天体が)。

ちなみにこういう配置(木星と土星が一緒)、天秤座冥王星世代の中では、乙女座、天秤座、そして蠍座バージョンがあります(大体1979年~1982年生まれのあたりだね)。
◎天秤座木星×土星は、先ほどのビビッドで自由な1981年2月~あたりのみなさん。
◎乙女座木星×土星ちゃんは(天王星まだ蠍座だし)、「いかに自分の&日常の殻を破るか」が課題っぽくなりそうで(でもそれがとても難しい、ある意味優等生キャラかも)、
◎蠍座木星×土星ちゃんは、逆に何かこれだと思うとすぐにそれに没頭しやすく、自分をぶっこんじゃう傾向のある人かも。いい意味でもオタクっぽさが増してきている(笑)。

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とまあ、こんな感じで。
ざ~~っと見ただけでも、こういうグラデーションになっている世代なんですよ。

まあ、今ここに書いてきたことは、もちろん太陽星座以下、他にどんな個人天体を持っているか…でもかなり差がありそうですから、ピンとくる人とそうでもない人と、分かれそうではありますが。

でも全体を通じて言えるのは、
やっぱりどこかに隠しきれない理想家的な傾向があるということ。
それは「現実よりも、時に理念やあこがれを優先する」というような意味です。
これが世代的な流行り…、素敵だと思ってつい惹かれてしまう時代の風ですね。

とはいえ、置かれている状況や生まれながらに持っている性格でも、
それをどこまで意識しているか、現実の中で重んじているか、重んじたときに達成できるか(手ごたえを得るか)は違います。

というわけで。
次回は個人天体に、言及し始めてみたいと思います!(来たぞ本丸♥)


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