西洋占星術でみる相性のおはなし
こんにちは、ゆくりです。
最近、ご依頼をいただく機会が増えてきて嬉しいです。ご紹介頂いた方もありがとうございました。
といってもまだまだ半人前ですし、星からの情報は掘っても掘っても学びが尽きないので、二人目の先生のもとで基礎から学ばせてもらっています。鑑定士によっても視点がさまざまで面白いし、ひょんなところから情報が繋がることがあるのでびっくりします。
さて、今日は相性診断について書きます。無料鑑定では余程そのお相手が絡むお悩みでない限り、相性診断は鑑定の対象外とさせて頂いていますが、たまに問い合わせを頂くので、きっと興味を持たれやすい分野だと感じます。
相性といえば、男女の相性を連想させる方が多いです。一般的に言われているのは、男女の相性は、男性性の代表星「火星」と、女性性の代表星「金星」のアスペクトとその状態をみます。
たとえば男性の金星が天王星と90度の場合、男性が女性に対して天邪鬼な感情を抱えがちな傾向があります。男性の金星と女性の火星が90度や120度の場合、恋愛スイッチが入りやすく、お互いに異性としての意識が長続きしやすい傾向にあります。ただ、90度は分かり合えないことが多いため、それを新鮮さに置き換えることで刺激的な恋ができそうです。
ただ、「異性」ではなく「人として惹かれるか」を考えると、やはり「太陽」をみる方が賢明だと感じます。
人としての魅力は、やはり太陽を通して表面化されます。月は全てを清く正しく、さらけ出せません。
どこか秘密裏なところを含んでいて、儚い願いや希望を映し出しているのが月です。相手からの影響を受けて太陽はどんどん進化し、成長しますが、月は不安定に膨らんだり縮んだりを繰り返します。
そして、それはいつしか、その人の記憶のなかに溶けて、霧のようにふわりと生き続けます。
太陽がもつ力は、誰からから憧れや尊敬を集める引力になります。そして、男女なんて関係なく、人として敬う気持ちが根底にあることで、愛が崩れることは少ない気がします。
ちなみに、イギリスのある占星術家は、男性の太陽と女性の月がコンジャンクションしている場合、それを「夫婦の相性」とよんだそうです。
夫婦の相性については諸説あり、やはり心の安定を表す「月」同士が良い角度を取っていると、安心感・安定感のある関係が築けるという説も有力ですが、月は出生時間が分からないと出せないので、まずはご自身とお相手の太陽の性質を理解しようと心がけるだけで良いと思います。
太陽を知ることで、相手が大切にしている信念、信条のようなものが分かります。
例えば相手の太陽が
水星座なら「共感・心に寄り添う・黙って耳を傾ける」ことを
風星座なら「友好的・客観的・理論的」な視点で
火星座なら「前向き・力強い言葉」を選んで
地星座なら「現実的・経験主義的」な着地点を探して
向き合うと良いと思います。
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