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アスペクトをみないという選択。

こんにちは、ゆくりです。

秋の気配を感じたいのに、日差しは容赦なく照りつける。でも、虫の音は秋を知らせてくれる。もっと秋が長ければいいのに、と思う。

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先日、久しぶりに鑑定を受けました。普段からホロスコープを見つめる時間が多いので、自分の行動方針や性質はなんとなく理解しているつもりです。だから、答え合わせのつもりで鑑定をお願いするのですが、結局、驚きの連続で終わることが多い。

簡単にいうと、その人は「アスペクトをみない」鑑定師でした。「全員に当てはまらない占術法は選ばない」という理由で。

なるほど、確かに「犯罪者に絶対なるアスペクトはない」ように、吉凶で結論づけるのはナンセンスかもしれない。でも、最近は吉凶でみる風潮は明らかに減っているし、しんどそうなアスペクトであっても、「それは才能だから」と解釈されたり、心理学を匂わすような具体策をアドバイスして変われるという希望を与える傾向にあります。

また、麻薬や事故等で逮捕された人の星の動きをみて、「後付け論は誰でもできるから」というのも、アスペクトを懸念している理由の一つでした。

私はというと、ネイタルのアスペクトより、トランジットの星の動きがもたらす影響を重要視します。

なぜなら、転機となった過去の出来事を洗いざらいチャートに書き出したことがあるのですが、とにかく細かく時期を絞ったところに、その出来事を象徴するような角度を星たちが取っていたからですね。

これは後日詳しくまとめたいと思いますが、いくつか例をお伝えすると、N冥王星とT土星が0度、そしてN月とT海王星が0度に同時期に重なったとき、当日解雇(!)になったことがありました。

思い返せば、あまりにも突然、そしてあまりにも理解し難い理由での解雇でした。。

動きの早い月ならまだしも、トランジットの土星(30年で1周)や海王星(165年で1周)がネイタルの2つの星にほぼピッタリ(2012年2月)重ねること自体、かなり稀なことです。

また、MCに土星が乗ったとき、個人事業主に仕方なくなったときも、やはり星に影響されていたと思います。

他にもいろいろありますが、トランジットは日にち単位で星の動きが見れるので、時期が詳細にわかります。起こった出来事と紐づけていくととても面白いですね。

もちろん、全てが星の影響ではありません。その人の価値観から選択した行動によって未来は創られるわけで、星が与えてくれるのはただのきっかけに過ぎません。

私は解雇によって家もお金も会社も失って、まさに冥王星が示す「破壊と再生」を経験したなぁと妙に納得しました。もちろん再生がセットですから、その後に与えられた環境や人、仕事は私の財産となり得るものでした。でも、それなりの覚悟は要りました。

アスペクトをみるかみないかは自由ですが、過去の自分史のようなものを作って、星の動きと照らし合わせてみると面白いかもしれません。

星の動きは、アストディーンストのサイト内「エフェメリスを作成します」のところで、過去も現在も未来も無料でみれます。ぜひ参考にしてみください。

#占い #ホロスコープ #占星術 #アスペクト

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