【7〜12ハウス別】土星の道案内。
こんにちは、ゆくりです。
数日前に書かせていただいた、土星について書きます。
土星が示す事柄は、私たちが潜在的に「ハードルが高い」と思ってしまいがち。「能力が低い」のではなく、自分で無意識にハードルを上げているから「苦手」だと感じやすいということですね。自分で勝手な「ルール」を創り上げているんです。
チャートをよむなら、土星が位置するサインやハウスの意味を掛け合わせることで、「これはできないな〜」と感じやすい分野や事柄を読み解くことができます。
【7ハウスの土星】他者がいて成長する
7ハウスに土星がある人は、誰かと自分を比較するなどして、常に「人」を意識する傾向にあるようです。
相手からの評価や印象、距離感の取り方などを敏感に察知します。これは、嫌われることへの恐れが常態化されていることが問題のように感じます。
足りないところは、対面のハウスが補ってくれます。天秤座の対は牡羊座ですから、自分の気持ちに素直になることや、個性を育てることが課題とも言えます。
結婚生活においても、深い学びを得られる人です。
【8ハウスの土星】受容を強く望み恐れる
8ハウスに土星がある人は、「自分は受け入れられない人間」と感じやすい傾向にあります。
誰かと対峙するとき、心をオープンにすることは関係を深めていく上で重要なことです。ですが、こういう負の思いが根底にあれば、誰かとの貴重な交流の時間は、ただの社交辞令で終わってしまいます。
自分を満たすことに執着すると苦しくなります。まずは「相手を満たす」ことを第一に考えましょう。優しい気持ちになれて心がほぐれ、相手との距離も縮まるかもしれません。
じっくり焦らずに、関係を深めていく心構えで過ごすと良いでしょう。
【9ハウスの土星】視界をスローペースで広げる
海外や宗教や哲学的なものの見方に、抵抗を感じやすい配置です。また、海外旅行や外国人とのコミュニケーションがうまくいかない、年齢を重ねるにつれ宗教的な考えに固執する、といったケースもあるようです。
バチが当たるようなことを極端に恐れたり、自分のテリトリーから逸脱して大胆な行動を起こすことには躊躇いがあります。
情熱をもってグローバルな視点で飛躍していく、そんなイメージが自分の中に定着しづらいかもしれません。
浮ついたところが少ない分、周囲からは厚い信頼を集めます。
【10ハウスの土星】時間と共に名声を勝ち得る
10ハウスは、大勢の他者が存在する社会集団や政治を表します。社会においてどのような立ち位置で、どのような事柄に有望なのかを周囲が判断、評価します。
10ハウスに土星がある人は、目の前に提示された課題や役割に誰よりも真摯に向き合おうとします。
目標が高いので自分をダメ出し、ジャッジする傾向がありますが、土星によってつけた力は圧倒的なので、将来は名声を勝ち得ることもできます。
【11ハウスの土星】未来のアクセルを踏む
周囲の人やネットを通じたコミュニティーに、「わたしはこういう人間です」と堂々と公言することが苦手かもしれません。
漠然とした感覚が「(自分基準の)普通」であることにコンプレックスを感じつつ、「普通」であることに固執します。そのため個性が出しにくく、本当に繋がりたい人と繋がれない可能性があります。
未来に対する恐れも強いので、ブレーキをかけない意識をもつことが大切です。
【12ハウスの土星】晴れない心をコントロールする
精神世界と現実世界の境界線がはっきりしない、そんな感覚を持ちやすい人が多い傾向にあります。
スッキリ晴れない憂鬱な気持ち、誰にも言えない秘密や困難を持ちやすく、それによる重責や苦しみがあるかもしれません。
孤独感は、こころが繋がる体験を積み重ねることで軽減します。それはヒーリングという目に見えない形で繋がることも可能です。
自分が楽しいと感じることや、自分を癒す方法を理解しておくことが、12ハウスに土星がある人の心を守る鍵となります。
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