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水星逆行が始まります~10天体順行期間終了

※この記事は占いサイト・WORDSさんで書いたものを再掲しています。

4月21日の夕方に水星が逆行を始めます。約3ヶ月間つづいた10天体順行期間が終わりますので、ここで少しペースダウンする感じがあるかもしれません。
5月15日まで続く、水星逆行期間の過ごし方についてまとめました。

水星逆行って?

実際には星は常に宇宙のリズムに従って前に向かって進んでいますが、太陽の周りを一周するスピードの差から、惑星が後戻りしているように見える期間があります。

太陽に近いほど逆行期間が短く、頻回に起こります。また、遠くなるほど逆行する期間は長くなります。

水星は年に3回ほど逆行し、その期間は3週間ほどですが、太陽から一番遠い冥王星だと、年に1回となり、逆行期間は数ヶ月に及びます。

この惑星の動きを占星術の解釈におきかえると、水星はめまぐるしく動き、地球(私たち)に近い存在なだけに、わかりやすいかたちで影響を受けると読むことが出来ます。

地球から一番遠い冥王星の逆行期間では、その影響は日常的に感じにくいかもしれませんが、実はとても長い時間をかけてじっくりと冥王星の影響下にさらされていることになります。

ちなみに太陽と月の逆行はありません。

わかりやすい水星逆行

水星は移動や通信、勉強や仕事、会話や伝達など、日常的に普段行っている、人間らしい知的な活動と密接に関連しています。

逆行は、整然と進んでいた星がある日突然、後戻りし始めるように見える様子から、「物事が滞りやすい」「うまくいかないと感じやすい」「うっかりミス、勘違いが起きやすい」期間と解釈します。

わかりやすくて、広く影響を受けやすいのが、電車や飛行機など交通機関の発着トラブルや、電話やインターネットなどの通信系の不具合です。

今の時代は多くがシステムで管理されていますから、通信系がダウンしてしまうとダイレクトに私たちは大きな影響を受けてしまいますよね。

そういったことから、送ったはずのメールが届いていないとか、荷物の到着が遅れるとか、それによって物事が予定通りに進まなくなって立ち往生してしまう・・・みたいなことが水星逆行期間にはよく見受けられます。

今回の水星逆行が始まると、約3ヶ月間続いていた10天体順行期間も終了となるので、人によっては物事がずん!と滞る感じがよりいっそう感じられるかもしれません。

水星逆行の対処法

まずは「あわてないこと」でしょうか。こういうことは間々あることとして、冷静に目の前にあることに取り組むのが一番です。
あせったりイライラしていると、新たなミスや不具合を生みかねませんからね。

普段なかなか出来ない書類の整理とか、本や雑誌などの紙類の「情報」から片付けていくと、頭の中もスッキリしますし、気分的にも落ち着いていきますよ。
不要なメールや写真などのデータもこの機会に削除しましょう。
(うっかりミスも増えるので、削除は慎重に!)

もしも行き詰まった感が強いならば、このひと月ほどの行動を振り返ってみましょう。改善するならばどこだろう?と、客観的に計画を見つめ直すにもよいときです。

一通りをこなした、いまの時点から一連の行動を振り返ることで、みえてくることもたくさんあるはずです。
反省点や改善点、補いたい知識などをいまいちど洗い出しておくと、順行に戻ったときに物事がスムーズに回り始めていきますよ。

いずれにしても、水星の逆行期間は短いです。あまり深く考える必要はありません。「こういうこともあるよね~」という感じで受け流していくのも、ひとつの手なのです。

水星逆行まとめ

・私たちは水星の影響を受けやすく、感じやすい
・逆行期間はあせらない、イライラしない
・書類や本、雑誌など紙類の「情報」を整理する
・不要なデータは削除する
・いつも以上に確認作業、工程チェックに気をつける
・客観的に振り返って改善ポイントをみつける
・「なんとかなるさ」で乗り切ればOK!

この水星逆行期間があなたにとって有意義な時間でありますように☆


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