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太陽星座と月星座

・太陽星座と月星座
西洋占星術では、太陽星座と月星座の関係がポイントになります。
太陽と月は、地球で生活している私たちに、一番大きな影響を与えている天体です。無くてはならない存在です。
それは、西洋占星術であっても同じような意味を持ち、非常に重要な天体です。

太陽星座は、自分自身、社会的な自己、理想の自分、人生の目的、自己の表現、他者に与える影響、全ての判断基準、という意味があります。
これは、中学生ぐらいになり、自我がハッキリと芽生えた頃から思い始める、「なんだかんだと色々迷ったけど、自分はこんな感じで生きるのが似合っているな」という感覚を表しています。
一番しっくりくる普段の自分でもあります。また外でいる時の「何故だかわからないけど、こんな行動をしている」という自分です。


月星座は、幼少期の自分、無意識の自分、インナーチャイルド、素の自分、本当に心地よいもの等を表しています。
これは、「あなたが死ぬまでに一度はやってみたいことは何ですか?」という問いで、表れる部分です。その答えが、自身の月星座を明確に表しています。
シンプルに言えば、太陽星座が普段の自分の顔で、月星座が本当の自分の顔というイメージです。また、理想の自分と自分の夢は必ずしも一致するとは限らないということでもあります。


よって、この二つの星座が似たタイプであるほど、表裏が無く、ストレスが溜まりにくく、才能が発揮されやすいとなります。外で社会と関わっている時も、帰宅して家でリラックスしている時も、自身にギャップが無く非常にストレスフリーな状態です。
自分自身が納得できない、かみ合ってないという悩みが少ないため、現実を生きやすいです。
また、逆にこの二つの星座が異なったタイプであるほど、表裏が激しく、ストレスや葛藤が多く、矛盾に苦しみ才能が発揮されにくいという個性になります。
ですが、異なったタイプだと、様々な自分の顔があり、その分色々な体験が出来るかもしれません。
また、複雑であるため、幅広い才能が眠っており、それがかえって周りには魅力に感じる事もあるでしょう。上手に付き合うことで、両方の才能を生かしオリジナリティー溢れるものを表現できるかもしれません。


また、太陽と月の関係は、親と子のようです。親の教育方針と子どもの欲求が噛み合っているかと例えられます。

相性の良い組み合わせの場合は、親も子どもも納得して順調にその方向へ進むことが出来ます。相性が悪い時は、親の子供の理想像と子どもの目指す自分が全く異なり、意見がぶつかり喧嘩状態です。子どもは、弱い存在であるため、生涯に渡って親の影響から逃れられることはできません。太陽と月の星座が全く異なる場合は、苦しく葛藤に悩まされる、戦いの人生になるでしょう。
また、どちらかが勝つことはありません。親の意見が通ったとしても、子どもは隙を見て反撃してきます。太陽星座の生き方を貫きすぎると、反動で月星座の面が暴れ出します。逆もしかりで、偏った場合はっ必ずバランスを取ろうとします。

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