ひび割れを導入したコンクリート試験体による実験。ひび割れ部を水が上向きに浸透する様子とCS-21塗布後の変化

実験の結果、コンクリートの微細ひび割れは上向きでも水が浸透するが、表面からCS-21を塗布することで、ひび割れ部の水の浸透が抑制されることが確認された。

この結果から、CS-21は、コンクリート表面から塗布することで、目視では視認し難い微細なひび割れ部にも浸透すること、浸透した空隙内で反応物を生成し空隙を充填すること、ひび割れ部から水(劣化因子)の侵入を抑制することが確認された。