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漫画『not over yet』あとがき

トラブルを乗り越えて

↑漫画リンク↑
※タイトルを変更しました。『not over yet』→『これはある日常のこと』

やっと描き終わった~~~~
旭友ちゃんはじめてのえち漫画、そして一番ページ数の多い漫画でした。
そんな漫画がまさかデータ全ロストなんて…😄

SSDが死んで全部消えたわけなんですけれど、どのくらいの進捗だったかというと、前頁線画が完了して、背景が書き終わり、仕上げも4ページくらい終わっていた状態でした。
7~8割くらい。
😄
そりゃあ大泣きもします。

正直無理だと思って消えた直後は書き直しはできないと思っていたんだけど、どうしてもこれは完成せねばならんと根性で仕上げることができました。
そしてただ書き直すだけではなく、「前回よりもクオリティを上げる」ということに重点を置き、頑張りました。
そのついでに、妥協というか、「これでいっか」と思っていた部分も全部か変えたりしました。
・服を変更する
・背景を変えてパワーアップする
・結構なコマを変える
そのくらいなんだけど、変更しました。
一番は背景だけど…スポーツジムだけど、ベンチと変なダンベルしか置いてなくて、それをなんかちゃんとした器具に変えました。3D素材が有料しかなかったので、ふんばった。
この背景をみると、入間くんと槇原敬之と友人のいびきを思い出します。

そして、この書き直しは完全な1からじゃなくて、いくつかのスクショからネームだけは前頁サルベージできたのが大きかったです。
さらに、一番お気に入りだったコマはかなりきれいに線画が残せていたので、「やるしかない」と思えました。

一番残せていたページ
だいたいのページ
一番残っていないページ

こんな感じのスタートでした。
正直、これでも相当うれしかったので紛議れました。ネームもそのまま起こせないかもと思っていたから…

そんなこんなで最後までやりきれました。

ただでさえ20Pあったし、最近は下書きの工程を増やして、ペン入れ想定の清書をしているので、それが2週目だから実質4回同じ絵を描いていて「描いても描いても終わらない」感がすごかった。
よくやったなと我ながら思っちゃう。

やらかしと対策とか

今回すごく落ち込んだのが、「いつもはやっていたのにやっていなかったこと」が重なっていたことです。
というのも、いつもは途中途中でスマホ(Googleフォトにアップ)に送って確認をしていたのに、ここ1か月くらいそれをやっていなかった…。
まぁ、それでもclipファイルのクラウドアップはしてなかったと思うけど…
それだけでも違っていたのに、その後悔がすごくて余計にショッキングでしたという話です。
どちらにせよ自己責任なのよね。

今後はクリスタのクラウドに同期してバックアップを取る…
でも、今回やってみたけど20Pで2Gなので、クラウドには4個しか上げられないなという。
外付けに保存と、ドロップボックスとか使わないとね…

でも、なんだかんだ最初よりもずっといいものにできたし、むしろよかったのかなという状態にまでメンタルも回復しています。
実質40P書いたから絵の練習にもなったし、初回と書き直しそれぞれ1週間でかけていたので、そのペースが分かったのも収穫です。

正直、今はこの漫画が消えたことよりも、その以前の漫画元データとアップしていなかったイラストやファイルが消えたのと、Live2Dデータが消えたのが痛すぎてぶりかえして落ち込んでいます😌

ウェブ用に書き出した漫画はモアレ防止にガウスをかけてから超縮小しているのでガビガビなのよね。

やっと漫画の内容の話

やっと今回の漫画についての話。

旭友ちゃんのえっち描くかー!というのがただの発端名だけなんだけど、どういうのにするかはちょっと迷いました。
結果、今のになったんだけど、ネーム書き始めてから、以前に書いた『夏の匂いに溶ける、夏』というユニフォームえっちSSでもよかったなぁ~と思ったけどそれだと30P超えとかになるなと思ってやめました。
結構お気に入りなSSです。


あと「ただただえっちするだけ」というものになったけど、最初は出だしの仕事のくだりもなくて3Pからだったし、最後のリバ展開もなかったので、本当に普通のえっちするだけでした。
けど、書き直しの時に旭陽受ページを増やそうとしたけどテンポ(チンポではない)的にそれはやめました。
それでもやっぱ、ただただえっちするだけの漫画ですね。

とにかく奉仕型の攻めが好きなので旭陽はめちゃくちゃ奉仕します。
攻めこそフェをするべきという考えなのでもちろんそうしました。
実際、だいたいがお互いにすると思うし(独自調査)

受けでしかないでおなじみの旭陽なので、攻めという説得力が普段ないですが、こんな感じの攻めですよっていう内容です。
という点で、旭陽の行動を描きたかったのが割合重かったです。
色々としつこいくらいですが、これが旭陽という男なのです。

それでも、やっぱり友弥もかなり攻め心を持っている人なので、そういうところもあります。肉体的なだけでなく、心の底からリバの二人です。

以前も書いたことがあるけど「旭陽がフェをしているとキスしたくなる」というのも旭友ちゃんの日常です。
ただの好みもあるけど😌友弥は旭陽の口がすごく好きなのでフェしてるのを見るとたまらなくなっちゃうんですよね。
それを見て私もたまらなくなっちゃう。

https://poipiku.com/669817/5252163.html

受け顔でしかない。

あとはもうひたすらラブラブ。「ちゅー」って言いながらちゅーするのはラブラブでしかない。

そういえばちんちんなんだけど、
ぷりぷりのちんちんを描くのが好きなのでふんだんにぷりぷりさせました。
大きさなんだけど、ふたりはおなじくらいということで、
ちんちんって個人差がすごいよね、特にきんたま。
すごい楽しかったです。

という感じで、とにかく、旭友ちゃんの普段のえっちがどんなんか、っていうのをひたすら描きたかったので、やっとそういうのが今の技術で漫画に描けてよかったです。

そういえば、前山田さん(1Pのスポーツジムの店長)とトミさんとマサさんを描けたのも良かった😄

作画の話

クリスタの設定や素材やワークスペースやツールアイコンが全部消えたって話は割愛します。

まあ難しかった。ただでさえむずいのにエロむずい。
裸の2人が全く移動しない漫画を描くのはすごく難しかった…ので、世のエロ漫画家はすごい。位置的にまったく動かないんだもの。
コマ内のアングルやページ内の構成のバランスなど、とても勉強になりました。
あと、写植が結構大変で、喘ぎや擬音のバリエーションがむずかしかった・・・・・
数多のBLエロ漫画を読み頭の中ではいつもエロ擬音であふれているのに、いざ書くとむずかしいね。
同じ喘ぎ声をどのくらい続けていいかとか、気になっちゃって結構時間がかかっちゃいました。

作画的な反省点としては、まあいっぱいあるんだけど、一番は。
・見返したらベッドめっちゃ小さかった
のと、
・時々きんたまがめちゃでかい
っていうとこですかね。
2個目は私の気持ちです。

あとはとにかく体!体!体!
服を描いているときは裸で書きたくなり、裸を描いているときは服を描きたくなるものです。
もう~~そもそも私着衣えっちが好きなんだけど、ちゃんと準備した風呂上りの「やるぞ」ってスケジュール的なやりはじめだったのですぐ脱ぎました。
着衣のシチュってその予定がなくてやりはじめちゃわないと難しいよね。

裸は描けども描けどもわからず。
わかった!→わからん!の繰り返しで動画😀をたくさん確認して書き起こしたりしたんだけど難しかったな。
一生わかれないと思う。男体は特に筋肉や脂肪で個人差あるからむずすぎィ!
あと手も一生わからない。理解しようとしても、自分の手がノイズすぎる。余計な情報すぎる。
自分に手があることによって錯綜してしまうという。たぶん関節一個すくない。
それでも手を描くのは大好きなので、また練習しようと思います。


以下、漫画の作業的なつぶやきなんだけど、
今回は
・見開きで作る
・工程ごとじゃなくてページ毎に仕上げてしまう

という新しい試みをまたやってみました。
「今の私には技術的に無理~~」と思っていたんだけど、全然大丈夫だったしむしろ良かった。
見開きはテンプレの用意が大変だったけどね・・・・・・また改修します。
もう、見開き漫画に関してはテンプレは都度挿入じゃなくてファイルのフォーマットを作っとかないとだめだね。

一度に2枚ずつ作業するのはとても進行しやすかったし、ページの切り替えが半分になるのがでかかった。今後も長いのは見開きでやります。

あと、B4見開きなんでPCが耐えきらないんじゃと思ったけど、最終的に見開き20P全部開いて作業してもサクサクだったので、メモリ16G最強ってなりました。

次の工程ごとじゃなくで~というのは、今まで全ページ最初から順番に、
下書き→線画→ベタ→仕上げ
となぞるようにやっていたんだけど、
今回は「注力したいページを線画→仕上げまで2P毎にやってしまう」ということをやってみました。
作業配信を見ていると、みんなそうしてるんだよね。
特にみなさんは大事なエロシーンからやっていたんだけど、この進め方は基本的に締め切りがある作業用だと思います。
書き込みたいページが後からおざなりになってしまわないようにっていう。憶測だけど。

でも、私的にも今までは「順番にやらないと仕上げに統一感が出ない」と思っていたんだけど、「逆にメリハリがつかない」ということにも気づけたので、いい方法でした。
ただ、まだ私は戦いの中で成長する段階の人なので、そこそこのページから順番に描いて手をならしながらやりました。
今回の漫画はたくさん人を描いたので、とてもいい練習になったと思います。
ただ、良くも悪くも人物だけなので、動く構図はまたそれはそれで課題なんだけど。
動かない場面と、動く場面。どっちも2極の難しさがあるよね。

とにかく、修行になった今作業でした。

最後に 今後書くものとか

すごいひと段落感がすごくて、疲れもしたし、次のもの手につかないかもって感じだったんだけど、
とりあえず今書きたい2Pとかの細かいミニ漫画がいくつかあるので、それを描きながら、いよいよ本編・夢の中の瞳の中のを描き始めようと思います。
まずはページ数想定をだしたり、そもそもプロットを直さないといけない。
また初めての挑戦になるので、今回以上にかなり長丁場になると思うんだけど、パックアップをちゃんと取りながら頑張ろうと思います。
本当は6月のオンリーに間に合わせたかったんだけど、ちょっと無理かもしれない。

そんな感じかな~~

いや~大変だったけど達成感すごい。
きっと次の長いの書く方が大変なんだろうな~~想像できてないのがやばい。
私本当に漫画が下手で、話づくりもできないし、向いてないんだけど、
才能のなさは努力で補えるように頑張りたいと思います。
実際、多田漫画の時とかと比べるとかなり進歩してるので😭

いつも見てくれたり応援してくれてるみなさんのおかげで一歩踏み込む励みをいただいてます🙇‍♂️
今回は特に、ショックを受ける中で慰めてくださったりありがとうございました!
これからも細々とでも続けていきますのでどうぞよろしくおねがいします🙇‍♂️


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