(おもちゃ)デッキの作り方

みなさんこんにちは。
先日のギルド戦でオタカラトンボが大活躍して興奮冷めやらないランクルスです。

気がついたらギルドに公式ブログのコーナーが生えており、中身を見てみたら個人ブログでやれよ…みたいな薄ぺっらい内容でAsteriskの名前を冠するブログとしてええんかとなったので、シャドウバースについての内容を書くぞとなりました。

気持ちよく書いていたら3000文字を超えてしまったので、先にまとめを書いておきます。

まとめ

1 オリジナル構築を作るときはPDDDDDDDDDDCAサイクルを回せ!

2人から構築を借りたときは、そのデッキがどうやって勝つデッキなのかを理解してから回そう!

終わりです。ありがとうございました。



ここからは全部おまけです。

ぼくがこのギルドに入らせていただいてもうそろそろ1年とかになってしまうのですがちょいちょい言われて嬉しいこととして、
「自分はランクルスさんみたいに、オリジナルのデッキを作ることは自分はできないのですごいと思ってます」
というものがありました。そもそもギルドへの所属理由がオリジナルデッキをひけらかして自慢することだったぼくは、えへへ…ってなったので、どんな感じでおもちゃデッキを作っているのかというのを今回の記事としたいと思います。

普通のデッキをチューンする上でもある程度参考になれば。

例としてわかりやすいように、今回のカーバンクルエルフを例に出しながらやっていきます。

1 使いたいカード及び、それを使ってやりたいこと(どうやって勝つか)を決める



デッキの核になる部分です。ここがデッキのコンセプトとなる部分なので、明確にしておきましょう。
これから何があっても、ここだけは崩さないように。崩す場合は別デッキとして残しておきましょう。

今回のデッキであれば
使いたいカードはカーバンクル
カーバンクルでコストを下げた異形をスレイドでさらにコストを下げ、進化させて勝つ
くらいでまずはいいでしょう。

2 デッキを仮組みする

次に考えることは、上記のコンボを達成するためにはどのようなプランを立てるのが良いかということです。

7T カーバンクル着地
8T スレイド+異形ワンショット
がデッキの核となります。

そもそも、異形の効果はプレイ枚数に依存する効果ですし、7Tにカーバンクル置きました、終わり!なんて環境が許してくれるはずがありません。
低コストのカードを中心に運用し、8Tを迎えうる盤面を作ることが必要になります。
よって、選ばれるテーマは「カステルエルフ」となります。

カステルエルフなんて作ったことない!?大丈夫です。ぼくもありませんでした。
そういう時はググりましょう。友達に聞くのもアリです。ぼくは友達がいない上にググるのがめんどくさいので、シャドバの中にある「大会上位デッキ紹介」を参考にしております。

ええっ!大会上位デッキ紹介に出てくるデッキなんてランクマッチャーの自己満デッキだから見る価値がない!?

そんなことはありません。レーティングなどの「上」の世界でバチバチやってるデッキと、ランクマッチャーのお遊びデッキを比較してみると、30枚くらいまでは同じカードのはずです。

兎にも角にも、とりあえずデッキとして組む!
そしてランクマで回して試行回数を稼ぐ!知見を得る!これが一番大事です。

3 デッキを回す


これ1番大事。脳内だけでデッキはできません。回せ。回せ。対面しろ。使い方を覚えろ。全ては糧になる。とにかく回せ。
シナモンロール(サンリオコラボクエストの上級)を相手に回しまくるとかでもいい。ポイントも稼げるし。

たくさん回すことのメリットとして
・デッキにおける基本的なプレイング、点数感覚が身につく
主にプレイ時間の短縮につながる。プレイ時間が足りなくて負けは本当にしょーもないため。

・対面が使っているデッキの理解が深まる
ランクマなんていわゆるtier1のデッキばっかなんだから(クソデカ主語)、彼らのプレイングを見て我が振りを見直しましょう。対面してる相手の行動で、この動きされたのはありがたかったな。みたいなのはありませんか?(例.対面のゴスネクが異様に面処理をしてきたおかげで顔がたくさん残った)自分ではやらないようにしましょう。

・いらないカードがわかる
急造した紙束には、明らかに不要なカードがあるものです。もしくは、元のデッキでは強かったけど、自分のデッキには噛み合わないみたいな。
タムリンは確かに強いんだけど、このデッキでは異形でリーサルを取るからいらないんだよな、みたいな感じです。
そういうカードは使う機会を失って手札の左の方に集まりがちなので、チェックしておきましょう。

4 構築を見直す

最低でも5戦は回しましたか?
回してないなら修行不足です。やり直してきてください。

体感でいいです。
・やりたいことはどれくらいできたか
辿り着かなかった。揃わなかった。できたけど弱いかった。どれかになると思います
・ノイズとなるカード、欲しいカードはあったか
ノイズは前述した使わなかったカードのこと。欲しいカードはその使わなかったカードと入れ替えで欲しかったカード。リーサルを取られたそのターン、このカードがあれば変わったのでは?そういうのを考えていきます。

例えば、エルフフォロワー20達成のためには1コス+アネモネorサルビアの動きがあると安定度が違うな→じゃあアネモネもサルビアも3。1コスフォロワーも増してマリガンでこいつらを探しに行けるようにするか、とか。

対面した別デッキからギミックをもらってくるのも有効。
手札が足りない。→相手の進化エルフの舎弟頭のギミックをもらうか!とか。

ここで改めて大切なことになりますが、構築のメインギミックに手をかけるのは本当に最後の手段にしてください。
構築のメインギミックは最後に抜けて完成と昔から相場が決まっているのです。


そうやってデッキの調整をしたら、やることはもちろんお分かりですね?

はぁ~!
回せ回せ回せ回せ回せ回せ回せ回せ!
回せ〜~!!!


いっぱい回したら、またデッキの中身を調整して回す。そうしたら、そのうち満足のいくデッキができる。というか、満足いくまで調整して回す。

デッキビルドは突然生えてくるものではない。
無限の試行回数の賜物なのです。

ひとことでまとめると、PDDDDDDDDDDCAサイクルを回せ。ということになります。

ここまでは自分のオリジナルデッキを作る時の話。

ここからは、自分のオリジナルデッキを作らない人向けの話。

ギルドには「上」の世界で活躍する激うまプレイヤーがたくさんいて、ありがたいことにそう言う人たちからレシピが降ってくることがあります。

人から降ってくるレシピは当然強いレシピなのですが、自前で構築を組んだものと比較すると、明らかに違う点があります。

それは、「使いたいカード、どうやって勝つのか」がわからないということです。
自分で組んだデッキはそもそもそれを最初に決めてから組んでいるんだから当然わかります。

しかし、人からもらったデッキはどうか?
そういうデッキは確かに強い。強い人間が実際に回して戦績を残したデッキなのだから。
じゃあこれを直接回して勝てるのか?というと、そんなこと無かったりする。
なぜなら、この40枚で何かしたいのかという理解が曖昧であること。デッキの基本的なプレイングがわかっておらず、思考リソースを無駄に取られていること。

この2つが大きな理由かと思います。

ほぼ全てのデッキには「勝ち筋」が存在すると思いますが、いわゆる「強い」デッキは
・バカほど太い勝ち筋が1本ある
・勝ち筋が2本(以上)ある
のどちらかだと思います。

今期でいうなら前者がマナリアとか進化ネメ、後者がゴスネク、結晶ビでしょうか。

特に後者のデッキはプレイングがバカむずい。ひたすら回せばそのうち身につくやろ!とはいかないこともあるので、可能なのであればえらいひとに教えを乞うのが良いかと。

いうまでもなく、ぼくが好きなのは勝ち筋が細くて1本しかないデッキです。「俺が上手くて勝ち!」って言えるのはそういうデッキなので。

本当に終わりです。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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